What is going on in London & ysh
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国民に愛される王様 [2006年08月30日(水) ]

国民に愛されている王様

最近書いている頻度が高い私ですが、殆んどタイのことに関してばかり。もう一言言いたいと思います。
なぜかというと、パーティーも週末に無事終わり、月曜日、バンコク郊外の会社へタクシーで向かう途中の出来事がきっかけ。
タクシーに乗っていざオフィスへ向かいました。黄色いポロシャツを着た運ちゃん、だけかと思いきや外を歩いている人、通りかかる人すべて黄色が目立つ日。

会社へついてオフィスに入ったら又黄色。聞いてみると王様への敬意の証拠ということ。
今年は王様の在位60年記念の年。6月には大きなセレモニーなどがあり、各国の皇族が招待され、お祝いをしたばかり。日本の天皇ご夫妻も出席したので皆さんのほうがご存知では?

在位60年の王様のお祝いの一貫として、国民は王様の生まれた曜日の色、黄色を月曜日には必ずまとうということ。
タイでは何年、何月、何日だけではなく、何曜日に生まれたかがとても大事です。
ちなみに曜日を色であらわすと
月曜日=黄、火曜日=ピンク、水曜日=緑、木曜日=オレンジ、金曜日=青、土曜日=紫、日曜日=赤なのだそうです。
ということで、王様の誕生日は月曜日だったということ。そのため、タイ国民、住民は黄色を着ているのです。(↓これはオフィスの女の子たち)
またイミグレーション電光掲示板では「We love our King」という表示がしてあり、イミグレーションの人は黄色のポロシャツをみんな来ています。
新しく年の初めにオープンしたSiam Paragonというショッピングモール内では王様コーナーがあり、すべて黄色一色。たくさんの人だかりが出来ていました。
近頃シアムスクエアーにできた人気があるソムタム(パパイヤサラダ)のお店でも黄色一色でした.(↓ソムタムレストランの従業員、黄色です.)

ちなみに黄色の車も発見。(ちょっとこじつけなのですが...
タイの王様は愛されているのです。特に今のタイの王様の愛され方は今までにないほど。イギリスも日本も皇族がいる国ですが、こんなに愛されているでしょうか?どちらかといえば、現在はねたの一部になっていて、尊敬する対象としてちょっと威厳がないような気がします。結局人間なのですから当たり前ですが.
タイでは朝、6時、夕方6時に国家(王様の歌)がながれ、道行く人々はいったん止りまり、敬意を払うのです。映画館では本編スタートの前に王様のプロモーションビデオが流れ、(言い方は悪いのですが、)必ずショートビデオ終了まで立っているのが当たり前。

タイ人はすごいです。えらいと思います。もともと仏教国ですが、人を大事にすること、尊敬、お年寄りに対して敬う心など当たり前のようで、最近忘れかけている人としてモラルが現在の根強くタイでは残っているのです。 人として守らなければいけないものを人との接点が少なくなっている現在で守ることは難しいのかもしれませんが、改めて、考えさせられる黄色事件でした。
また国民が一丸となって、黄色を着て王様に対する敬意を表すという個人主義社会が強い世の中、とても新鮮な出来事だったのです。
これにしたがって同じ事をするのではないのですが、いわゆるvalueというものをもう一度考え直す良いきっかけになったと思います。

次は必ずysh情報を…お楽しみに。

タイのすばらしさパート2 [2006年08月19日(土) ]

タイのすばらしさパート2

続きですが、パーティーに向けていろいろなディスプレーが館内では行われていました。
私たちが店内ディスプレーに凝るように、セントラルもがんばっていました。
さてオープンの日。

このようにたくさんのディスプレーがしてあるのです。
色々な面白いアートが館内そこらじゅうに飾ってあるのですが、なぜかクレジットもなぜということも書いていなく、ただ飾ってあるあまりにも漠然としたもの。もちろん一つ一つの作品はとても迫力や趣があり、アーティスティックなイメージをかもし出してはいるのですが、だから特にこういうものに対しては作った人のコンセプトや紹介などをそばにおいておくことによって、アートとしての認識が高まるのではないかと思うのです。こういう問題はそのうち解決するのではないかと思います。現在ではタイ人のアーティストやデザイナーを売り出し、発掘していくよう全体が動いている中、クレジットやコンセプトの紹介をすることによって、よりクリエーターたちの意識があがり、ほかの人へのタイのアート、デザインの再認識になっていくのだと思います。
タイのすごさはこういうところではなくAもっと面白いもの、すごいものを追求する心と努力です。大々的に短期間でこのような面白いスペースを作ってしまうすごさ、いい物が出てきているにもかかわらずそれで満足せずに突き進む追求心。エネルギーでいっぱいのタイです。
先進国よりもエネルギーが充実しているタイ。特にバンコクのアート、デザインの面白さは一見の価値があるのです。これでブログにタイのことを書くのは二回目ですが、そのぐらい、くるたびに面白い、エネルギッシュなタイの環境を見て、書きたくなってしまうくらいなのです。
タイでの一般的な休暇の遊び方があると思いますが、たとえば、アートやデザインを鑑賞にヨーロッパへ行く感覚でバンコクに来てみるのも変わった旅でいいのではないかと思います。今日はヤッコマリカルドのパーティー。
どんな人々が来ているかは行ってからのお楽しみ。
それでは
セイ

タイのすばらしさパート1 [2006年08月18日(金) ]

タイという国のすばらしさパート1

久しぶりに書く時間ができたと思ったらタイです。
今回はyshの仕事ではなく、新しいお店のオープンのディスプレーをするためにタイへ。
yshは8月の秋冬物特大カーゴが終わり、(お客様の皆様はご期待を)やっと落ち着いたかと思ったらほかの仕事です。
今回は日本の親会社のメインブランド、ヤッコマリカルドのバンコク、ワールドセントラル店オープンのディスプレーのアシスタントとしてバンコクへ。
イギリスでは飛行場の警戒が厳しくなってあまりにタイミングが悪い出張ですが、問題なくすらりと来てしまいました。
着いた日は17日午後4時ぐらい。その後、一休みして、9時からディスプレーの開始です。

これはセントラルワールドプラザの一階の様子。オープンに向けてみんながんばっています。

今日、18日はセントラルワールドプラザ全体のオープニングがあるということで、その前の準備で着て早々ディスプレーをすることに。7月中にディスプレーのアイデアをロンドンから送り、それを元に大きな作り物だけは頼んでおきました。後は仕上げのアーティスティックさをどうにか表現するという。簡単そうで大変、でも一番面白い作業です。

これがディスプレーをする前のお店です。自分で言うのもなんですが、すごいお店ができています。多分この中で一番のお店だと思う…
しかし問題はガラスが入り口だと考えてぶつかる人が多いとか。これは階段があるし、あまりディスプレーらしいものをしていないから。しょうがないような気がする
私は今回のディスプレーをすればこの問題は解決と張り切ってはじめました。
出来栄えは

こんな感じにできました。お店に今回初めて訪れてディスプレーを行ったため、考えていたものより大きくなっているのですが、迫力があっていい感じに出来上がりました。
服の大きさを見てもらえばわかると思いますが、籐の蚕の大きさは結構あります。
コンセプトは2D(平面)と3D(立体)の調和で3Dの蚕とのバランスをとるためにわざと平面で服を飾り、少しわざとらしくデフォルメし、バランスをとっています。本当はもう少し蚕に透け感があると良いのですが、
そんな贅沢は言っていられずできただけでも結構すばらしいと思いました。あくまでもディスプレーはアートとしての表現なので、着るコーディネートとして考えるのではなく、アートの一部として考え、色は同色でまとめて、全体の雰囲気を出す努力をしたのです。
なぜこのようなことを力説しているかというと…ディスプレーの最中に意見が飛び交い、私たちがいいと思っていることを皆さんにもわかってもらいたいなと思って…
もうひとつ、別に名前が出るわけではないので、どこかで私たちがやったということをいいたいというわがままな考えから言っているんですけどね。
という感じで無事朝方12時半にディスプレー終了し、家路に着いたのです。
続く…

歌舞伎で教わったこと. [2006年05月18日(木) ]

日本の伝統 歌舞伎

ご無沙汰.
5月1日以来、何故か知らないうちに時が過ぎて行ってしまい、もう5月半ば過ぎ.
日本最後のメインイベントとして、(お休みが取れたので)歌舞伎を見に行きました。お恥ずかしい話、私は歌舞伎をしっかり見たことがなく、(初めて行ったときは暴睡して起きたら終わっていた)今回が初歌舞伎?です。
昼の部なので人が少ないだろうと思っていたら、人人人がたくさん。身動きが取れないほど.電車で歌舞伎の演目予習をしていたのですが、それも吹っ飛ぶくらいの人だかり.ちょっと圧倒されました.歌舞伎座は銀座の一等地にあり、何と今年いっぱいで取り壊し、新しく立て替えるのだそうです.
やっと中に入り、呆然.どこへ行けば良いかがわからず.立ちすくんでいると、係の人が案内してくれて.桟敷へ。今回は招待されて(日本人なのに歌舞伎を知らない外人のような私をかわいそうと思ってくれた篤志家から)桟敷へ。実は桟敷とは何かを知らず、思わず、桟敷ってどこですか?と聞いてしまった私.(皆さん、桟敷とはいわゆるボックス席のことですが、)行ってみると花道の真ん前で花道と同じ高さ。とても良い席.ラッキーです.

正面に移っているのが花道です

予習はしたけど、すっかり寝てしまった経験のある私は心配。特にこの場所では。もしもの場合は寝れない.朝11時から午後4時までの長時間、持つかどうかが不安。
最初の演目が始まりました.世話物というジャンルの物で、わかりやすく、笑え、とても楽しく最初の演目が終わりました.(この時自分が少し成長したと感じましたが、)
そのあとお昼休憩30分。ちょっと短いのですが、考えている暇なく、食堂へ。

何とも綺麗に飾り付けしてある食事.感激です.慌ただしく食べて、また戻り、2演目へ、踊りでしたが、粋な感じ.3番目は成田屋十八番芸(と言われているのだそうです。)外郎売り、團十朗が病気から復帰したことを祝ってのこの十八番芸.これはおすすめ.内容はともあれ、きらびやかなセット、衣装、メーク。何をとっても素晴らしく.喋っていることはわからなくても楽しめます.これこそ、歌舞伎の素晴らしさというかんじ。その後世話ものがもうひと演目あり、終了.どれもこれも面白かったのです。5時間あっという間でした。
日本は明るい.照明が明るく、端から端まで全て見えるのが日本.外国はあくまでも暗く暗く迫って、ポッツリと明かりがともっている雰囲気を照明で作り出す.イギリスに住んでいて気づいたことは外人は明るい照明が苦手.蛍光灯はもってのほか.日本人は明るいのが好き.舞台もすごく明るく、民族の違いをここで改めて発見.
一説によると、ヨーロッパでは衣装にお金を出せなくても照明には高いお金を出せというらしい.全ては照明一つでごまかせるから.(当たっている.)オペラなどの公演ではひどい衣装がほとんどでそのあらを隠すための暗い照明、頭のいい良い照明が必要だとか.
これは色々なことに通じてきますが、例えばこの前の装苑賞。日本は出来が勝負。歌舞伎も手は抜かず、衣装は間近でみてもとても良く出来ている。ヨーロッパはアイデア勝負、出来は2番。それとヨーロッパの舞台衣装は似ているような。
変なところにお国柄が出るものですね。

伝統芸というものにはあまり、感心がなかった私ですが、今回見て、とても勉強になりました。改めて、日本文化の奥深さというか、面白さを再認識した感じ。
歌舞伎役者たちもいい顔した人たちも多く、(名前がよくわからないのですみませんが)何を理由にするにしろ、一回歌舞伎を見に行くのも良いかもしれません。

もし銀座方面へ仕事などへ行くときは空き時間つぶすには歌舞伎がよいとも聞きました。一演目は大体1500円ぐらいで見れるそうですよ。(映画とかわらないだろうし、)もしそういう機会があれば、お薦めです。

セイ

タイのエネルギー [2006年04月30日(日) ]

タイのエネルギー


皆様、今日は春の暖かさから真夏へ…
日本の仕事は終わり、場所は変わってタイ、バンコクです。
私はyshのプロジェクトのほかに、いろいろなプロジェクトに携わっていますが、そのひとつがタイのプロジェクト。Shaka Londonというタイマーケット向けブランドの製作をヘルプしているのです。
タイはステレオタイプな考え方では発展途上の国というイメージがあるかもしれません。実際に物価も安いのでそういう感じですが、バンコクは実際大大都市です。今まさに動いている都市という雰囲気がある、とても面白い場所なのです。モノレールは通っているし、地下鉄も去年出来上がりました。面白いバー、おしゃれなクラブ、レストランなどもあり、楽しめるところはたくさんあると思います。

最近チェーンワタナ通りにできたショッピングモールにある今風中華のお店
地元ですみませんが、この場所までも開けてきたということは中心はもっとすごいのです。タイというとプーケットなどのリゾートへ行きがちですが、面白さを追求するならバンコクお勧めです。ファッションは特に今が旬です。
例えばファッションも日本の80年代の活力を感じます。ヨーロッパやアメリカで教育を受けてきている若者たちが先頭に立って、ブランドを立ち上げ、成功につなげています。またそういう人たちがタイの中でのデザイン教育を見直し、デザインに対する考え方、方法などをタイの大学で教えているのです。国内での新しいデザイン人材を育てるために積極的に動いているのです。
一昔前はだれでもオーダーメードが一番といわれていましたが、今は既製服の価値が若者の間ではあがり、需要が増えてきたのです。オーダーメードの時代から、タイでブランドとしてやっているところはありますが、今はその4倍以上のブランドが立ち上がり、新しいタイでのトレンドを作っています。今年初めてバンコク・ファッションウィークとして行ったファッションショーも世界で注目を浴びました。またバンコクで活躍しているブランドがパリなどの展示会にでてヨーロッパにマーケットを広げています。デザインセンスからいえば、タイ人のトレンドを取り入れるセンス、デザインセンスは抜群です。

この活力、エネルギーは私にも力を与えてくれます。活気があるとはこのことをいうんだと改めて感じるのです。日本は現在、ないものはなく、あるものに対してもっと便利にしようという方向性があると思います。しかし、タイはない中に新しいものを立ち上げるという見ていてとても面白いのです。多分自分たちの親の時代にはそのようなものを目の当たりにしてきたと思いますが、私はある程度出来上がった日本に生まれ、育ち、大事なできることを学ばずすごしてきたような気がするのです。そういう意味からいうとすべて新鮮に写り自分が教科書で見たことが現実化されているという感じでしょうか?この原動力には頭が下がります。

暑いですが、活気があり、楽しい都市のひとつだと思います。ぜひお勧めします。
ヨーロッパも歴史があり、良いと思いますが、タイは毎日変わっていく都市です

ぜひ、バンコクへ来てみてください。私が言っていることを肌で感じてみてください。

セイ

装苑賞 [2006年04月29日(土) ]

装苑賞


実はラッキーにも装苑賞の公開審査へいくことになりました。

これは始まる前の会場ですが、なんと装苑賞は今回で80回目ということ。
その記念すべき日にわたしもラッキーに日本にいて、行く機会があって、とてもよかったと思います。
良いか悪いかはおいておいて、私はロンドンでデザインの勉強をしているため、文化服装に足を踏み入れる機会は余りありませんでした。

ロンドンにいて、常々思うことは日本で服飾の学校へ行った人たちの技術の高さ。これは世界に誇れるものだと思います。なんせ、日本で文化服装などの専門学校へ行った人たちはロンドンでは重宝され、引っ張りだこです。
イギリスの良いところは自由な発想を良しとし、技術よりはアート性、デザイン性を最初に育てることをします。これもひとつのやり方です。その逆をいくのが日本の教育。技術さえあれば、想像力は表現できるというやり方。あえてどちらがいいのかはわかりませんが、これはどちらのほうが自分にあっているかだと思います。

どちらにしろ、両方なければデザインは成り立たないので、良し悪しはつけられないと思います。しかしあえていうなれば、日本の教育の手に職をもつ考え方は重宝するのです。イギリスではデザイナーはたくさんいますが、技術者は少ないからです。また日本はフラットのパターンを基準にしていますから、使いやすいという概念があると思います。
ヨーロッパの文化は立体の文化ですから今の世の中、立体でもプライベートなクライアントベースであれば稼げますが、平面のパターン技術はスキルとして持っていることは役に立つのです。

それはおいておいて、装苑賞、豪華でした。何が豪華って、副賞が…お金も魅力的ですが、いろいろなサポートがすごかったのには目を見張りました。
また名前は聞くけど、あったことはなかった有名なデザイナー先生たちを肉眼でみたのも不思議でした。
今回、高田健三さんはタイからのビデオメッセージだったのですが、他のデザイナーたちはしっかり、出席。
各デザイナー審査員が2名ずつ選び、16人が選ばれます。候補者はコンセプトを元に3アウトフィット作るのです。それをこの公開審査の場で発表。キャットウォーク形式で行われます。
賞は全部で5つ。ルームス賞、イトキン賞、装苑賞佳作2点、装苑賞です。

ここで思ったことは1つ。何を基準にこの賞を選び出すのだろうかということ。1アウトフィットはイメージが伝わりやすいと思いますが、3体となると、コンセプトが薄れたり、ずれたりする可能性大。なにかわかりやすいコンセプトの出し方や、流れがないといけないかなど、いろいろ考えているうちに始まりました。

感想を言わせてもらうと、日本の縫製技術はすごいですね。審査員席真後ろにいたので、よく見えたのですが、よくできていると思います。しかし、3体が流れあるプロセス、またはコンセプトを十二分に表現しているかというと、そうではなかったコレクションが目立ちました。びっくりしたのは実際に選ばれた人の中にはアイデアは面白かったのですが、もっとプロセスとして見れるものであったらよかったなって思うものもいくつかありました。

賞には入りませんでしたが、気に入ったのは自分の家にあるビニールを使って織物を作り、服をつくったという人の作品。これはyshにもつながりますが、私たちはリサイクルをファッションにうまく活用しているところを好んで入れている傾向があります。実際のものになるのはちょっと先かも知れませんが、コンセプトは気に入りました。その後続けて研究していってもらいたいなって思いました。

また違う意味で好きだったのは下着をコンセプトにした作品。これはわかりやすく3体のアウトフィットが意味をなしていたので、良いなって思いました。(ちなみに彼女はルームス賞をもらいました。)

休憩を挟んで、授賞式、デザイナー審査員のコメントなどがありました。
各デザイナーの人たちのコメントで気になったのは多くの人が言った難しいという感想。
確かに私もこれを決めるのは大変だと思いました。最終的にはアイデアが意表をついていて、表現されているもの、洋服としての機能もちゃんとしているもの、最後に縫製がしっかりしているものが選ばれたと思いました。

何度も審査員を経験しているデザイナー先生たちが言うには装苑賞っていうのが出てきた時点わかるといっていました。しかし、今回は形式が変わったせいもあるのか、なぜかぴんとこなかった様子。
それにしても妥当なところにちゃんと賞はいっていた思います。

今回の装苑賞を見て、イギリスと日本の違いが見えたような気がしました。
どの国でも苦労しているのは変わらないと思いますが、日本の登竜門は狭いです。その中で選ばれ、成功していく確率はまた低いのかと思います。この中でもまれる人たちはいろいろな意味で苦労し、努力しているのだと感じました。

イギリスでも狭き門ですが、技術の前にアイデア。(ベーシックな技術さえあれば)アイデアで人をひきつけ、引っ張っていく。これは違う意味の技術になりますが、立派な技術。この努力もみあげたものだと改めて感心しました。

でもやっぱり、縫製が良いほうが良い。
これからはもっと口をすっぱくしてyshのデザイナーたちに伝えていこうと思わせた装苑賞でした。

装苑の6月号にこの内容が乗るそうですよ。
チェックしてみてください。
それでは
また。

日本の優雅さ [2006年04月26日(水) ]

日本の贅沢で優雅なひと時


またまたセイです。
これはとても感激したのでちょっと書きますが、改めて、日本の優雅さ、贅沢さを味わったのを皆さんにお話したいと思います。

日本はおいしいものへの追求を惜しまない国ですだと常日頃感じています。特にイギリスへいるとイギリスの食へのこだわりのなさに(ましになりましたが、)いやになることが多々あります。今回はちょっと休憩で寄ったお茶屋さんのお話です。

茶茶の間ウノビリエのお店の近くにあるいまどきな店舗ですが、
日本茶、中国茶などハーブ系までいろいろありました。

これが私の頼んだ、佐山の有機栽培紅茶

なんとも格式ばったおもてなしで、ちょっと寄るには贅沢過ぎ。(特に私はイギリスでは紅茶は安いPGというブランドのティーバックがお気に入り)
ほかの人たちはジャスミンティーや中国茶の何とかというのを頼んでいましたが、まず、このお店には日本茶インストラクターという人がいます。その人がお茶を入れてくれるのです。

日本茶インストラクターの和多田さんがお茶を入れてくれている様子

茶道などとは違い、彼いわく、お茶のソムリエがインストラクターの役目ということ。飲み方ではなく、どのように飲んだらおいしいかを追求する人らしい。

なんとも贅沢な。感激です。
しかし、仕事中でしたので、時計を見ながらのお茶。あまり時間のないときはお勧めできません。
ウェブサイトはここ住所は東京都渋谷区神宮前5-13-14です。
ぜひ時間がたくさんあるときにお茶を楽しみに行ってみてはいかがでしょうか?
和多田さんがお茶のお話を聞かせてくれると思いますよ。

友達とたくさんしゃべりたいけどお茶しか飲めないときなどお勧めです。
セイ

日本での仕事。 [2006年04月25日(火) ]

日本での仕事。


皆々様、お元気でしょうか?
ロンドンを離れ、現在、日本へ出張中。
がんばって仕事しています。
その様子をご紹介。

まず、ウノビリエというブランド(yshでも取り扱っていますが、)の路面店のディスプレー。
壮大なスケールのデザインなのですが、現場は大変。
タイトルは(変化する海綿)

無数のビニール紐から成り立つ滝のような中に海綿が雲のように(石のように)漂っています。

遠くから見るとなんだかわからないこのオブジェはまだ変化がありませんが、これから時がたつにつれて、天気が変わるたびに雨を吸い、乾燥し、多分グリーンに変色してくるかもしれません。ここが大切。時とともに変化するオブジェ。マルタン・マルジェラのような腐敗していく服のような感じを想像してもらうとわかりやすいかも。
このオブジェを作るにあたり、1.5mmマスの85×85マスすべてから紐がたれています。大変な作業でした。(ミックさんありがとうございました。)
ぜひ2週間置きぐらいにチェックしてみては。
場所は渋谷区神宮前5-15-10場所的には表参道からディオールの脇の道を入って左側2つ目の道をあがってくるとあります。(ヴィヴィアンのお店に続いている道)
春夏の新作も入っています。ぜひ、お店に遊びに来てはいかがでしょう。
セイ