Graduate Fashion Week 7 [2007年06月25日(月)
]
Bristol School of Art
今回はブリストル大学のファッションショー。
実はあまり期待していなかったブリストルなのですが、私たちの知り合い(お世話になった)ジョン・ウォルフォードというファッションショーコーディネーターの人がいます。
たまたま月曜日に会い、ブリストルの内情を聞き、(他にも色々ゴシップがあったのですが、)スタンドを見に行ったのです。これが結構面白く、目をひく作品も、スタンドの作り方も面白かったのです。ここで期待できるという確信があり、いざファッションショーへ。
ファッションショー会場はスタンドとリンクしていてとてもわかりやすく、うまくコーディネートされていました。一つ一つは面白くまとまっていたのですが、なぜかこのファッションショーには不思議なものも混ざっていました。
まずまず、この作品↓

リアン・マクラーレンの作品。ポップな色柄が印象的なウールジャージーのコレクション。私たちは基本的に色が好きなので、こういう作品は結構目に付くのですが、それとやはり、テキスタイルがいいものには目がいきます。
でも次のはカラフルでもどうしてという作品↓

とても不思議な色使いの例でエイミー・ホスティラーの作品のひとつ。
またローレンはプロポーションはいいといっていましたが、私は色も形もいまいち。
良くファッションショーへ行くと、デザイナーたちの考え出す、色のコーディネートにハッとすることがあります。新鮮で斬新なイメージがコーディネートで良く伝わってくるのですが、この作品に限っては子供の塗り絵のようなイメージがあります。間違った色あわせという感じ。(もしかしたらそれが狙いなのかもしれませんが、)不思議でした。
ここで気を取り直して、私のお気に入り。
まずこれ↓

クレア・ステインズの作品で、ブルーとゴールドのコレクション。ちょっとソフィスティケートされていて、ベビードールっぽいけど大人っぽいうまくこなれたコレクション。ゴールドのレギンズがメインピースとよくあっていて、コーディネートも抜群。
レディースのコレクションではぴか一でした。
それからメンズ。↓


これはニコラス・トーマスのコレクションでスタンドのスケッチを見たときに出来のよさにびっくり。期待を裏切りませんでした。今回は一般にはメンズウェアーの強い年と言われていましたが、私が見た限りではぴんと来るものがなく、でもニコラス君の作品はビビッときました。
メンズが耐え切れるから古さの中にお茶目なパターンの組あわせ。エキセントリックな組み合わせがとても個性的であり、男らしい感じも伝わってくる。
メンズって私にしてみたらとても難しいものなのです。やはり、着る側に立たなければなかなかうまく行かないものですが、男がメンズをデザインする場合、やはり機能性が自分を対象にしているため、考えると思います。それは女がレディースを作るときも同じだと思います。
でも男がレディース、女がメンズとなると、勿論面白さはありますが、着るか着ないか、または着れるか着れないかの問題になると曖昧になってくるとおもいます。(批判しているわけではありませんが、)その分ニコラス君のニットコレクションは男の人が、男の人のために(自分も含めて)考えたものなので、全てにおいて、しっくりきたのだと思います。Well Done!!!といってあげたいです。
ニコラス君のコレクションはファイナルに残り、なんとメンズウェアー賞を受賞一万ポンドの賞金も獲得。ベストメンズウェアーです。
ここでスコアですが、(本当に毎回独断です。)
ファッションショー




五つ星作品の選び方


3つ星全体



4つ星気に入ってはいるのですが、結構シビアです。
ファッションショー自体はすごく良かったと思います。ラインナップも良く、一つ一つが違うコレクションだという強弱もあり、インパクトも一つ一つありました。しかし、作品の選び方。全体的にはいいのですが、ちょっと外れていたのがあったのも事実です。そのため、3つ星。
全体的には良かったです。しかしシビアに4つ星。ジョンは頑張ったと思います。いいショーでした。
次は最後です。ウエストミンスター大学のファッションショーです。
ブルー




