パブリックアートとアクシデント [2006年08月10日(木)
]
アートとアクシデント
皆さん、お久しぶりです。最近秋冬物出荷でちょっとごたごたしていましたが、ショップを訪れてくれる皆さんへ早く、良いものを送ろうと色々交渉していました。
イギリスは異常気象でヒートウェーブが続き、私が10年以上いる中で初めてこんなに長い夏を経験しています。この異常気象はイギリスに住む人には良いことなのですが、この気候のせいで大変な事故がつい最近起きたのです。
イギリスのアートカウンシルがスポンサーをしているドリームスペースというツアー企画があるのですが、ニューキャッスルで行われた企画のひとつにMourice Agisのアートピース、2500平方メートルにわたる空気で膨らませたつながっている部屋
内側から見るとこのような感じです。

外側はこんな感じ。
この巨大アートピースが暑さのために一般客が観覧しているときに100フィート(30メーター)空中に浮き上がったのです。

このアクシデントで観覧していた一般客2名が死亡、アーティスト本人を含めた多くの人が怪我をしたのです。留め金をいくつも地面に埋め込み万全の状態にしていたアーティストを含めオーガナイザー側はこんな事態になりびっくり。特に駆け出しアーティストではなく、イギリスでは知られているアーティストの作品でもあり驚きを隠せないよう。
とはいっても7月で最高気温38度というイギリスでありえない暑さだったのでそこまで予測できなかったのではないかと私は思っています。
アートの認識を高めようと企画されたこのイベントでこのような悲劇が起こるのは本当に残念に思います。 異常気象がどこでも起こっていて色々な惨事を耳にしますが、良いことをしようとしてこのような結果になってしまうと本当にかわいそうだと思います。アクシデントはつきものですが、これからは今以上の色々な状況を想定してこのようなイベントを行わなければいけないのだと本当に思いました。
このような防ぎきれないアートがアクシデントを起こした事件ですが、反面、迷惑なアートでアクシデントを起こした人もいるのです。
ちょっとふるい話ですが、4月下旬にロンドン西側のハマースミスやシェパーズブッシュで爆弾らしきものが発見されたと通報があり、幹線道路、駅全てが閉鎖されました。その後、警察署に現れたアーティストの女性が爆弾かもしれないものは全て私のアート作品だと伝えにきたのです。その後調べた結果、箱の中身のひとつには爪が刺さっているぬいぐるみやトレーナなどが発見され、爆弾ではないと証明されましたが、このため、通勤途中の人々は足止めされ、近所の住人は非難、外へ一歩も出れなくなり、とにかく迷惑なだけという事件もあったのです。
アートとは自分を表現するものだと私は今も思っているのですが、これはちょっとやりすぎだと思います。特に去年のロンドン爆弾事件一周忌まえというとてもセンシティブな時の出来事で私たちもさすがにちょっと…
このようなアートに関する事件があり、自分のアートを表現するというのはとても色々なリスクが伴うのだと改めて実感したのです。
皆さん、どんな仕事をするのも命がけだってことですよね。悔いのないように一日一日納得する日々を送りたいですね。
最後にこの事件でなくなった二人の方の冥福を祈ります。
又すぐ書きます。よろしく
皆さん、お久しぶりです。最近秋冬物出荷でちょっとごたごたしていましたが、ショップを訪れてくれる皆さんへ早く、良いものを送ろうと色々交渉していました。
イギリスは異常気象でヒートウェーブが続き、私が10年以上いる中で初めてこんなに長い夏を経験しています。この異常気象はイギリスに住む人には良いことなのですが、この気候のせいで大変な事故がつい最近起きたのです。
イギリスのアートカウンシルがスポンサーをしているドリームスペースというツアー企画があるのですが、ニューキャッスルで行われた企画のひとつにMourice Agisのアートピース、2500平方メートルにわたる空気で膨らませたつながっている部屋

内側から見るとこのような感じです。

外側はこんな感じ。
この巨大アートピースが暑さのために一般客が観覧しているときに100フィート(30メーター)空中に浮き上がったのです。

この写真が浮き上がったときの様子
このアクシデントで観覧していた一般客2名が死亡、アーティスト本人を含めた多くの人が怪我をしたのです。留め金をいくつも地面に埋め込み万全の状態にしていたアーティストを含めオーガナイザー側はこんな事態になりびっくり。特に駆け出しアーティストではなく、イギリスでは知られているアーティストの作品でもあり驚きを隠せないよう。
とはいっても7月で最高気温38度というイギリスでありえない暑さだったのでそこまで予測できなかったのではないかと私は思っています。
アートの認識を高めようと企画されたこのイベントでこのような悲劇が起こるのは本当に残念に思います。 異常気象がどこでも起こっていて色々な惨事を耳にしますが、良いことをしようとしてこのような結果になってしまうと本当にかわいそうだと思います。アクシデントはつきものですが、これからは今以上の色々な状況を想定してこのようなイベントを行わなければいけないのだと本当に思いました。
このような防ぎきれないアートがアクシデントを起こした事件ですが、反面、迷惑なアートでアクシデントを起こした人もいるのです。
ちょっとふるい話ですが、4月下旬にロンドン西側のハマースミスやシェパーズブッシュで爆弾らしきものが発見されたと通報があり、幹線道路、駅全てが閉鎖されました。その後、警察署に現れたアーティストの女性が爆弾かもしれないものは全て私のアート作品だと伝えにきたのです。その後調べた結果、箱の中身のひとつには爪が刺さっているぬいぐるみやトレーナなどが発見され、爆弾ではないと証明されましたが、このため、通勤途中の人々は足止めされ、近所の住人は非難、外へ一歩も出れなくなり、とにかく迷惑なだけという事件もあったのです。
アートとは自分を表現するものだと私は今も思っているのですが、これはちょっとやりすぎだと思います。特に去年のロンドン爆弾事件一周忌まえというとてもセンシティブな時の出来事で私たちもさすがにちょっと…
このようなアートに関する事件があり、自分のアートを表現するというのはとても色々なリスクが伴うのだと改めて実感したのです。
皆さん、どんな仕事をするのも命がけだってことですよね。悔いのないように一日一日納得する日々を送りたいですね。
最後にこの事件でなくなった二人の方の冥福を祈ります。
又すぐ書きます。よろしく




