大変ご無沙汰していまい、すみません。
こんな僕を見放さず、こまめにブログをチェックしてくださる方々有難うございます

少し忙しかったですが、お陰さまで元気にしております。
先日の大阪出張の際、新幹線の車中で
話題になっていた田村裕氏著の「ホームレス中学生」を読んでみました。
まず驚いたのは、この話自体がそんなに昔の話ではないということです。
彼自身がまだ28歳なので、物が少なかった戦後の話というわけではないのです。
その頃はバブルの真っ只中で、夜な夜な飲んでいた自分をお恥ずかしながら思い出します・・・
この本を通じて再確認したことは、まず「感謝」をするということ。
これは言うまでもありません。
どんな事や物にも必ず「誰かのお陰」がそこにはあります。
今この部屋に当たり前のように付いている電気だって、
日曜日でも関係なく働いてくださっている電気会社の方達のお陰です。
それよりももっと僕が考えさせられたのは、人としての「品格」です。
草を食べていても、長い間風呂に入れなくても、夏の暑い盛りに着のみ
着のままでも、自販機の下に潜り込んで小銭を集めていても、
彼は本当の意味での人間としての尊厳を捨てませんでした。
人を傷つけたり、盗みをしたり、グレて人の迷惑になるようなことをしたり、
そんな境遇に自分を置いた親を憎むことすらしなかった。
「自分はアホやったからそこまで気が付かなかった」と彼は語っていますが、そうでしょうか。
僕はそこに「本当の魂の美しさ=人としての品格」を感じました。
何かの雑誌で、「真の品格は本物の中で暮らすことで育つ」とありました。
そこで指す本物とは、「ブランド物」でしたのでバカらし過ぎて気にも留めませんでしたが、
田村氏から出る品格は、彼が尊敬してやまないお母さんから日々与えられた
「本物の心の豊かさ」の中で育まれ身に付いたものなのでしょう。
感謝のできる謙虚な心、人の痛みに寄り添えるほんの少しの余裕、
困った時は助け合える「お互いさま精神」・・・
忘れたくないですね。