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ロンドン2008 レポート2 ナイツブリッジ百貨店比較
本日、はナイツブリッジの2大百貨店にいってきました。ロンドンに初めて来たのは、今からもう15年前になりますが、その時は、ハロッズが英国らしい老舗の百貨店で、ハーヴェイニコルズは、感度の高いブランドを集積させた百貨店というイメージでした。

しかし、その後訪れて感じるのは、観光客対象のハロッズがよりエンターテイメント性が高まり、ブランドの鮮度もぐっと上がったということです。
特に、ハロッズはオーナーのアルファイド氏の意向があるのか、エジプト風の内装が目立ち、地下にはご子息とダイアナ元妃の慰霊碑のようなものがあり、そこにはご子息が元妃に贈るはずだった指輪が飾られています。



このようなことがあるため、ややひき気味になりましたが、ブランドの揃え、売場づくりは、やはり素晴らしいと思います。どのフロアも対象や用途などのテーマの下、編集されています。

食品は、生鮮、惣菜、スィーツなどに分かれ、生鮮はオイスターバー、惣菜はスシバー、スィーツはジェラードなどのオープンな飲食ゾーンが併設され、シズル感をそそります。


ファッションにおいては、パワーブランドは全部ここにあり、トムフォードのインショップもありました。子供のゾーンは、子供服だけでなく、美容室や飲食、玩具なども複合され、スポーツも競技と関連づけたシーン別展開がなされています。



そして、ハロッズブランドのコーナーも、お菓子やぬいぐるみなどさまざまなアイテムが展開されており、英国土産を探している観光客にはとても楽しい商品展開となっていました。



一方、ハーヴェイニコルズは、ファッションに特化しています。ハロッズよりも観光客の比率は低く、地元や観光客でもファッション好きの層を集めています。アメリカのバーニーズやサクスフィフス、ニーマンマーカスと似た業種構成です。そのため、ハロッズより先進的なブランドも散見され、トムブランなどもありました。ここは、メインディスプレイがいつもすばらしく、今回も青い空をテーマに、今年らしいクリーンなイメージを表現していました。




ハロッズとハーヴェイニコルズを比較すると、圧倒的にハロッズが集客しています。そしてその多くは観光客で、店内で記念撮影している姿があちらこちらでみられます。今や、興隆を極めているロンドンですが、そこで活躍しているのは外国人であることが指摘され、「ウィンブルドンのようだ」と言う識者もいます。つまり、場はイギリスで提供しているが、活躍しているのは外国人が多いということです。ハロッズを見て、この言葉を強く感じた次第です。
 2008/01/29 15:57  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

LONDON2008 レポート1
ロンドンに着きました。まず、最初にやったことは・・・。いつも恒例のネット接続です。
久々に今回は苦労しました。まず、サインインの画面が立ち上がらず、4時間も苦戦しました。なんとか拙い英語で、ホテルやサポートデスクに教えてもらい。今朝からやっとネット環境も安定してきています。

そんなこんなで、日曜日が第一日となりました。ご存知の方も多いでしょうが、日曜日は休みが多く、やっている店も営業時間が短いので、本日は、百貨店「セルフリッジ」をじっくりと見ました。

まずは、入口のディスプレーが素敵でした。バレンタインと紙をからめた展開がされていました。メインディスプレイは、ペーパーアートのウィンドー、そして店内でも、紙で作成した装飾したり、白紙を積み上げたものをディスプレー台として使用したり、随所にコンセプトと連動した展示が見られました。





1Fのエスカ脇には、トムフォードの香水が展開され、





上階にあるレディス、メンズのコンテンポラリーゾーンには、コレクションで注目されているブランドを自己編集し、ディーオールやドルチェ&ガッパーナ、マックィーンなどのブースとのリレーションを図っていました。


しかし、本当に世界の先進店舗で扱っているブランドは同じですね。セルフリッジは、コレクションで目立ったアイテムやテーマをデフォルメしておらず、リアルに着られるシンプルなスタイリングで構築していました。こんなスーパーブランドたちを、さりげなく着こなすことを提案しているところがイギリスらしいところですね。中国だったらマークの目立つもの、日本だったら、gapやモードエモードなどのコレクション紹介雑誌で取り上げられたものを打ち出すところですね。
「取り扱いブランドは同じでも、打ち出しの違いには国民性がでるものだ」と感じたロンドン第一日目でした。
 2008/01/28 02:39  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

行ってまいります
明日から、ロンドンとパリに行ってまいります。

今回の目的は、先進事例収集とジャパンブランドの展開状況確認です。
昨年の4月にも行きましたが、イースターの影響で、時間が少なかったため、今回はロンドンを精力的にまわります。

現地から、新鮮なレポートをしたいと思います。
ご期待ください。

 2008/01/25 11:11  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

頑張れジャパンメンズ
このブログで、おりに触れて申し上げていますが、日本の新興メンズブランドを欧米の先進ショップで見かけることが増えていますよね。ロンドンのリバティ、パリのコレット、ミラノのダントーネ、NYのオディンやアトリエなどです。これらのショップで取り扱われているブランドをカテゴライズすると大きく2つのタイプに分かれます。

1.トウキョウクリエーション
アタッチメントやイズリール、ロエン、キミノリモリシタなどといったブランドです。これらのブランドは、ここ数年のストイックなミリタリーのトレンドに合致して取り上げられているようです。多くの店で、ラフシモンズなどと一緒に展開されていました。
2.リアルトウキョウスタイル
日本の消費者がリアルに購入するセレクトショップのPB商品です。まだ、扱いは少ないですが、リバティでは、エディフィスが、ラルフローレンと肩をならべて、訴求されていました。そういえば、先日のNews Zeroで英国の有名誌モノクルの編集長であるタイラー・ブリュレ氏の活動が特集されていました。日本の丸の内のビジネスマンのようなリアルなトウキョウスタイルに注目しており、世界に向けて提案しているとのことです。近々、ロンドンでトウキョウブランドを集めたショップを開くようです。

欧米のショップなどを見て、メンズのショップで、日本のショップより格好いいと思うのは、各都市に5店舗あるかどうかです。欧米は、ラグジュアリーブランドか大衆ブランドに2分されており、日本のセレクトショップのようなこれらの間にポジショニングする店舗が少ないのが現状です。

日本のサムライたちが、このゾーンに切り込んでいき、ジャパンメンズの格好よさを世界に発信してもらいたいものです。

 2008/01/13 15:51  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

プロフィール
山中 健(やまなか たける)
アパレル業界を中心に、百貨店、大手から個店まで、幅広い業態におけるコンサルティングを手掛ける。調査設計から戦略策定、行動計画への落としこみ、そして教育研修にいたるまで、マーチャンダイジングに関してのコンサルティングを得意としている。特に豊富な実務経験と活性化事例に基づく教育研修は説得力があり高い評価を得ている。

山中健 プロフィール
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