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LAレポート4 お約束のフレッドシーガル
日本のファッション雑誌などでもおなじみの「フレッドシーガル」。今回は、メルローズの店とサンタモニカの店に行ってまいりました。

メルローズの店はビルの運営だけで、セレクトショップ「ロン・ハーマン」がウエアフロアをしめており、フレッドシーガルが仕入れているコーナーは見当たりませんでした。「ロン・ハーマン」が手がけるMDは、アンドゥムスメルテール、マルジェラなどヨーロッパブランド中心です。





サンタモニカの店は道を挟んで2棟あり、どちらも広々とした1フロアです。各コーナーをインショップのようにガラスなどで括り、「FRED SEAGAL TREND」などのコーナー名を掲示している様はファッションビルのようです。




世界のセレクトショップと並び称されるフレッドシーガルですが、セレクトの切り口はそれほど鋭くなく、日本のセレクトショップの方がMD手法としては上と感じます。ただ、売場分類の発想や、異業種の組み入れ方は参考になります。また、サロンやレストランなどは集客に成功しているようで、ライフスタイル訴求という点では優れているようです。そのポイントはレストランなどを自前でやらず、テナント貸しで行っていることでしょう。得意なところのみ自前でやり、苦手なところは得意なパートナーに任せる。
当たり前ですが、これがライフスタイル訴求成功のポイントと感じました。
 2007/07/25 13:36  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

LAレポート3 ヴィクトリアズシークレットの新ライン「ピンク」
LAレポート3 ヴィクトリアズシークレットの新ライン「ピンク」

アメリカのショッピングストリートやモールを歩いていると必ず目にするランジェリーの「ヴィクトリアズシークレット」。その大胆さは日本人男性にとっては眩しくてクラクラしてしまいます。


その「ヴィトリアズシークレット」の新ライン「ピンク」が注目されています。


セクシーでオトナな「ヴィトリアズシークレット」に対し、現在の「ピンク」は可愛いガーリッシュなテイストを表現した商品群です、ピンク、コットン素材を基本に、ランジェリーからTシャツ、パーカー、スエットパンツ、ぬいぐるみまでアイテムを広げ、20坪ほどのMDを組みあげています。

私がLAに滞在している間、4店舗ほどヴィトリアズシークレットを目にしましたが、どの店舗も店頭の一等地で展開されておりその力を入れていることがわかります。

新聞報道などでは、他のシリーズもあり、その後PINK単独業態で出店を積極的にしていくようです。Tシャツなどは19ドルと手頃な価格でしたからお土産にもよいかもしれませんね。

 2007/07/24 13:48  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

LAレポート2 話題のRuehl
日本人からするとなんと読むのか不思議になるつづりですが、日本語風によむと「ルール」だそうです。このブランドは、アバクロンビー&フィッチが手がけるブランドで、アバクロンビー&フィッチよりオトナのブランドです。

アバクロンビー&フィッチには、4つのブランドがあり、主力のアバクロンビー&フィッチがアメリカの大学生、ホリスターがカリフォルニアの高校生、アバクロンビーが中学生という設定でそれぞれのライフスタイルを表現しています。そしてこのルールは、NYのグリニッチヴィレッジに住む社会人という設定です。

なので、NYのグリニッチヴィレッジにルールのコンセプトを表現したショップがあります。



ただこの店は、本当にコンセプトを表現するだけの店で、商品もイメージ牽引商品のバッグとTシャツが数枚あるのみです。標準店舗はアメリカ他州の大型モールにあります。

この「ルール」を探して、ロスの郊外にある新たに拡大した「トッパンガ・プラザ」を訪れました。





秋冬の商品でコーディネートされたボディを見ると、それとなくグリニッジヴィレッジの雰囲気が伝わってきますが、イメージ牽引商品の「バッグ」があること、店のインテリアやBGMがグリニッジ風に仕上げているだけで、主力商品はそれほど変りません。価格について、下限はアバクロンビー&フィッチと同じで、上限はワンマーク上までやっています。ショッピングバッグも上等なものを使っています。



今後、どのようにその世界観を主力商品に込め、主力業態と差別化していくのか見守っていきたいと思います。
 2007/07/23 13:13  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

LAレポート1 店舗デザインの見本市「ロデオドライブ」
久々のLAです。NYから移動すると、その気候の良さが仕事をさせる気を失せさせます。ファッションもカジュアルなものに着替えたくなり、いくつか買物もしてしまいました。気候も人も厳しいNYは、自分自身を強く見せるようなファッションをしたくなりますが、LAはもっと快活で、リラックスしたファッションをしたくなります。

さて、LAのロデオドライブです。世界に名だたるファッションストリートで、すべてのハイエンドブランドが揃っています。ただ、NYから移動すると商品自体に魅力がある店は少なく、MDよりも店舗デザインを見て歩くことに決めました。





NYや東京は店も人も密集しており、看板も多いため、混沌とした街並みですが、ここロデオドライブはオープンモールのように整然と店が立ち並んでいます。そして、1つ1つの店舗面積が大きく、どの店も屋敷風です。


その中でひときわ目をひいたのが、「プラダ」です。一見すると「プラダ」とはわかりません。そしてなんとオープンエアなのです。閉店するときは、床に閉まってある扉がせり上がって入口を閉じるようです。






他にも蔦のからまったエンポリオアルマーニやギリシャ神殿のようなジミーチューなど、テーマパークのようなロデオドライブでした。


 2007/07/20 06:34  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

NYレポート6 SEX&THE CITYのパトリシアフィールド
日本の女性にもいまだに誇る人気TVシリーズ「SEX&THE CITY」のコスチュームを担当しているパトリシアフィールドの店が、ソーホーからノリータに移動しました。

パトリシアフィールドは、ドラマの中で、主人公4人のキャラクターに合わせたファッションをスタイリングし、特にサラジェシカパーカー演じる「キャリーブラッドショー」は、ハイファッションとヴィンテージファッションを組み合わせたり、チープなものとハイエンドのものを組み合わせたり、お洒落上級者のスタイリングを次々と提案し、話題となりましたね。

キャリーのようなファッションスタイルを期待して、パトリシアフィールドの店にいくと、いい意味でも悪い意味でも裏切られます。もっと、ディープでチープなものが中心です。

1Fはウエア(メンズもあります)とランジェリー、地下はパーティーウエア、ヴィンテージとサロンという構成です。壁にはエロチックなイラストが施してあり、よくいえば先進性、悪くいえば悪趣味なイメージを与えます。ただ、商品はお土産やジョークとして買えるような価格です。ちょっと前の109や、バラエティーショップにあってもおかしくない、そんなMDです。

私が行ったときも、アメリカの地方が遊びに来たような女の子たちがキャーキャーいいながら買物をしていました。女の子は基本的に、安くて可愛いものが好きですよね。そんな女の子の気持ちは捉えているのかもしれません。

 2007/07/19 05:44  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

NYレポート5 話題のトムブラウン
トライベッカのハドソン通りにある「トムブラウン」へ行ってまいりました。というかアポイント制のようで、私は中にはいれませんでしたが。。。



現在のNYでは、アポイントメント制が多いように思えます。アーネスト&カットソーンもそうですし、去年行ったときは普通に入れたSOHOのセレクトショップ「アトリエ」も今回行った時はアポイントメント制でした。

写真は外から、中の様子を見たものですが、スケルトンなので、外からでも十分の様子がうかがえます。




トムブラウンは、その上等な仕立てと、独特のスタイル(短いズボン丈)で特にメンズマーケットでは台風の目になっているようです。セレブが着用したことで注目を集め、この秋冬からはブルックスブラザーズの服も手がけます。

このブランドはなんと言っても高い、スーツで50万円ぐらいはします。バーグドルフグッドマンで、セールになったジャケットを買おうかと思いましたが、それでも18万円ぐらいしました。
トラッドを基本としながら、奇抜な着こなしで差別化をはかっているトムブラン。ブルックスブラザーズを通してどのような提案をするか注目をしたいところです。

写真はお店から出てきたスタッフを失礼ながらパチリ。格好いいけど、街中ではちょっと違和感がありましたね。


 2007/07/18 11:03  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

NYレポート4 SOHOのユニクロ
遅ればせながら、ニューヨークのSOHOにあるユニクロに行ってまいりました。場所はSOHOの目抜き通り、ブロードウェイにあり、ZARA、H&M、オールドネイビーといった競合業態も同じ通りにあります。

入店すると、まずUTのゾーンが広がり、その次にレディスゾーンになり、地下と、2階を続く空間が広がります。そして中2階はメンズの打ち出し商品であるポロシャツ、2階はメンズトータル、半地下はレディススキニー、地下はレディストータルです。

商品については日本にあるものとそう変わりません。ただ、日本よりトータル性がある展開がなされ、価格も主力商品は再下限を周辺と同じ価格になっています。


空間デザインはやはり見るべきものがあります。圧倒的に高い天井高に続くディスプレー、レジカウンターの裏の壁面はスケルトンになっており、隣のビルの古い壁面が見え、ユニクロの近未来的な店内イメージからとSOHOが本来持つ古いイメージが上手くミックスされています。上海のユニクロは、日本にあるものとまるっきり同じものなので、あまり新鮮味がありませんでしたが、NYのSOHOは日本にあるものと異なり、楽しめる店舗でした。


 2007/07/15 00:28  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

NYレポート3 ラルフローレンの「ラグビー」
ユニオンスクエアの駅近く、ユニバーシティプレイスにラルフローレンの「ラグビー」があります。
ラルフローレンが打ち出した主力ブランドより価格を抑えた、キャンパスファションです。


イメージの核となるのは「ラガーシャツ」ですが、その他の商品も勿論充実しており、レディス、メンズのトータルブランドです。今の商品展開は、東海岸のマリンスタイルで、ディスプレーも浮き輪やチューブといったものを使用し、海辺で快活に遊ぶ若者をイメージさせます。





このブランドの主力商品は、ラガーシャツのイメージから派生するポロシャツ類(58ドル、68ドル)ですが、どのコーナーもポロシャツをキーアイテムとしながら、関連商材やディスプレーでさまざまな表情を見せて打ち出しています。

もちろんイメージの核となる「ラガー」をイメージさせる商品も多く、



ショッピングバッグもこのような感じです。



また、私がソックスを2足買ったのですが、メール会員のおすすめがありました。少額かつ外国人客にもこのような働きかけをするのは素晴らしいと思いました。
パリのリックオウエンスなどもこのような働きかけがあり、時々、担当者名でメールをくれます。
WEBマーティングは世界を超えるのですね。
 2007/07/13 22:36  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

NYレポート2 トムフォードの「男の世界」
トムフォードの直営店がマディソン街、70丁目付近にあります。このあたりはいわずと知れた高級住宅街で、マディソン街のショッピングゾーンの上限に近いところです。



グッチなどで世界をリードしたトムフォードの「男の世界」が、クラシカルかつ上質に表現されています。トムフォードの名前も控え目なので、知らないお客様が見たら「高級テーラー」かと思うようなつくりです。

店内は、2フロアで、を1Fはクロージング、カジュアル、バッグ、シューズ、フレグランス、2Fはビスポークサロンという売場展開です。

入口を入ると、レセプションにモデルのような女性スタッフが出迎えてくれます。店内は小部屋が連なるようになっており、左がクロージングの部屋、右がクラッシックなカジュアルの部屋です。カジュアルの部屋をすすむと左手には、ドレスシャツをテーラーのように積み上げた部屋、そして奥は、バッグ、シューズの小部屋、さらに奥にはフレグランスの小部屋が連なります。

商品は、トムフォードらしいエレガンスさが感じられるクラッシックな「紳士服(この言葉がぴったり)」で、思ったより正統な服が多かったようです。








ただ、スタッフはとてもフレンドリーであり、入ってしまえば、上品かつ気さくに話しかけてくれます。
私はこの中でも、バッグ(本当にバッグ好きだと自分自身で呆れます)が気に入り、買う気モードで接客を受けたのですが、30万円という価格で思いとどまりました。私が正統でかつエレガント、上質なオトナの紳士になれるには、まだ時間がかかるようです。
 2007/07/13 22:05  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

ニューヨークレポート1
すでにロスに移動しておりますが、ネット環境がイマイチだったNYのホテルではアップできなかったニューヨークについてご報告します。

今回のニューヨークの滞在は正味3日で,視察以外にもミーティングや、大型店調査が入っていたため、前年3月のようなくまなく見てまわるということはできませんでしたので、新規開店店舗を中心にまわりました。今回見た店舗で感じた傾向をお伝えすると、ファッションは確実にきれいな方向にすすんでいるということです。

この後、その中でも気になった店舗をピックアップしてご報告していきます。



<名だたるアパレル企業が集中するガーメントディストリクトの写真>
 2007/07/13 20:56  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

ニューヨークにつきました
とりあえず携帯で速報をお伝えします。今日、ニューヨークにつきました。今はMPDエリアにいます。ニューヨークを代表するセレクトショップ、ジェフリーを見終わったところです。ジェフリーは、秋物がシッカリと立ち上がり、ボッテガベネタ、ジルサンダーなどコレクションで話題になったブランドのよいとこどりです。もちろんセールもやっていて50%オフです。つい目がいってしまいます。このような携帯によるリアルな報告を交えながら、ニューヨーク、ロスをリポートしていきます。よろしくお願いします。
 2007/07/09 05:06  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

2007年上半期レビュー
7月に入り、今年も半分が終わりました。今年は、大型SCの駆け込みオープンが相次ぎ、新たな業態が多かったですね。私自身も東京近郊の大型SCはほとんど確認し、2月に上海、4月にロンドン・パリに行き、たくさんの「MD WATCHING」をしました。数多く見た新業態から、特に印象に残ったショップを選んでみました。

1.COS
H&Mの新業態です。これまでのトレンドをわかりやすく取り入れた主業態とは異なり、ゆるやかなトレンドをリアルかつ上質に表現。日本の大手セレクトショップに通じるMD手法に注目。

2.ナイキパリス
シャンゼリゼ通りにあるナイキの新型ショップです。シャンゼリゼという立地に相応した商品企画やインテリア、オリジナル対応のNiKE IDのブースなどが特徴的でした。



3.UT
原宿にできたユニクロ実験店。コンビニ的な売り方とエンターテイメント性あふれる提案に注目です。



4.リステア六本木
今、最も贅沢なセレクトショップ。隠し扉のようなエントランス、煌びやかな陳列、錚々たるブランド構成で、パワフルなユーザーに対応した業態です。バブル再来を象徴したという点で印象に残りました。



5.トップショップ原宿
ラフォーレ原宿が直営で手がけるロンドンの人気SPA。ロンドンテイストを付加した商品構成と、デベロッパーが運営しているという2つの点が新鮮さを与えてくれました。

 2007/07/01 15:31  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

プロフィール
山中 健(やまなか たける)
アパレル業界を中心に、百貨店、大手から個店まで、幅広い業態におけるコンサルティングを手掛ける。調査設計から戦略策定、行動計画への落としこみ、そして教育研修にいたるまで、マーチャンダイジングに関してのコンサルティングを得意としている。特に豊富な実務経験と活性化事例に基づく教育研修は説得力があり高い評価を得ている。

山中健 プロフィール
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