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客単価アップはよいのか悪いのか
本日の日経MJで値上げしても影響がなかったとして、スターバックスコーヒーの例が掲載されていました。ファーストフードやカフェなどですと、頻度品の値上げ(平均20から40円)ですから、通常では値上げは打撃になるはずですよね。でも、居心地やサービスのよさにロイヤルティを感じているお客様にとっては値上げされても買い続けているようです。

さて、ファッションビジネスではどうでしょうか。さまざまな企業をお邪魔して感じるのは、客単価アップによる売上アップが多いことです。既存店の客数アップが困難である今、客単価アップが成功すれば、売上アップに結びつくことでしょう。

そのためには、客数を維持しながら、客単価アップすることが必要ですよね。そのため、現在支持されている最多販売価格は維持させながら、上限ゾーンの差込みによる1品単価アップ、組み合わせ提案による買い上げ点数アップなどが、安全策です。

問題は、値上げするべきかどうかということです。お客様が、値札とにらめっこしながら買物をする店であれば、価格のアップは客数ダウンにつながります。ただし、お客様がその店のおおよその価格帯を理解していれば、そのおおよその価格内での値上げであれば、値上げできる可能性があります。その際には、お客様の期待価格をアンケートやデータで探る必要があります。

以前、あるブランドで3割値上げしたら、3割お客様が減ったという話を聞きました。

まずは、先に申し上げた安全策を講じることをお勧めします。

 2006/12/20 11:33  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

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山中 健(やまなか たける)
アパレル業界を中心に、百貨店、大手から個店まで、幅広い業態におけるコンサルティングを手掛ける。調査設計から戦略策定、行動計画への落としこみ、そして教育研修にいたるまで、マーチャンダイジングに関してのコンサルティングを得意としている。特に豊富な実務経験と活性化事例に基づく教育研修は説得力があり高い評価を得ている。

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