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早いもので、師走も半ばを過ぎましたね。年賀状も刷り上り、年末というムードが私のまわりに漂っています。 というわけで、例年以上にたくさんの店を見てきましたが、その振り返りを何回かに分けてしたいと思います。NY、上海、香港、西海岸(サンフランシスコ、ベガス)、ミラノそして住まいのある東京のさまざまな店を見て感じることをお伝えします。第1回はセレクトショップについてお伝えします。 ハイファッションの最先端はどこも一緒でした。それぞれで最先端と言われているセレクトショップを覗いて、トップに陳列されているブランドは、ガリアーノ、Aマックィーン、バレンシアガというコレクションで高く評価されているものです。 それぞれの国のオリジナリティがでるのは、その次に配置する、実売ブランドです。日本であれば、自社ブランドや東京コレクションデザイナーが多いのに対し、香港はヨーロッパブランドやスポーツブランド、そしてNYではNYコレクションブランドです。 ミラノはというと、東京コレクションデザイナーが多いですね。なので、ミラノの最先端のショップは東京にあってもそのままイケるようなブランド構成です(ただ、東京は大型店との競合が激しいので、このようなブランド構成をするのはとても高度なことでしょう)。 このように、セレクトショップにおける実売商品を見比べるとその国のファッション傾向が見えてきます。 NYは「トラッドとモードの融合」「今日性の感じられるデザイン」、西海岸は「トラッドなデザイン」「知名度の高いブランド」、中国、香港は「デザイン性」「知名度の高いブランド」「価格性」、ミラノは「繊細なデザイン」「着まわしのよさ」、そして東京は「時代性を感じさせるブランド」「繊細なデザイン」「価格性」が各都市セレクトショップ実売商品のキーワードであると感じました。 こう見ると東京が最も難易度が高いですね。これらの都市の中で、商圏人口が多く、コストが高くそして競合が激しいのはNYと東京です。でも、NYは洗練された富裕層が日本よりもはるかに多いのですから、先端のセレクトショップはそれほど「価格性」を求められません。東京では、「洗練された」「大衆」に支持されなければならないのです。東京でこのような高感度な大衆を取り組むためには、世界でビジネスをしているような気構えが必要といえそうです。 ![]() (表参道) (SOHO) (スピガ通り) |







