« 代官山ラヴェリア | Main | ボリュームは下へ »
やっと入れた H&M
昨日、銀座に用事があったので、H&Mを覗いてみました。

店前には行列はなかったものの、店内は歩くのもままならない混雑でした。まあ、海外のH&M旗艦店もこんな感じですよね。

商品のラインナップを見てみると、トレンドカラー、トレンドシルエットを用いた無地ものが多く、思ったよりシンプルで、使いやすそうです。オープン当初指摘された展示商品のオリジワなどは、気にならない程度となり、少しずつ改善されているようです。

海外のH&Mでは、「これってどうよ?」と思うほど悪趣味なものが目についたりしますが(特にメンズカジュアルライン)、そのラインは投入されておらず、全体的に洗練されたスタイリングです。

価格もワンピース7,990円、ウールコート12,990円、メンズのシャツ4990円、スーツ27,990円と日本のバジェットグレード市場を意識した値付けでした。

レジに並んでいる買上客が持っている商品をチェックすると、ダークカラーの無地もののトップスが中心で、せいぜいボーダーものといった感じです。スーツや、海外では買い上げが多いアクサセサリーなどを持っている方はほとんどいなかったようです。現段階では、自身のワードローブの穴を埋める程度の購買動機のようです。原宿で展開するカジュアルラインがどのように戦うのか興味がわきます。

その後、ZARAも見ましたが、1FなどはH&Mに負けず劣らずの熱気です。両店の来店客に共通するのは「何か買わなきゃ」という表情です。不況ではありますが、「何か買いたい」という気持ちを持っている消費者は多いのだと実感です。

しかし、この秋冬オープンの店を見ると、日本においては、バジェットグレード(量販店価格)が消費をリードしていっていることを実感します。10年前のデフレ時代には、ユニクロや無印良品の台頭により「安くても品質のいいものは買えるんだ」と消費者は学習したものですが、今回のH&Mの上陸で、「安くてもファッションは買えるんだ」と気づいたのだと思います。H&Mが日本で3ケタ出店ができるとは、思えませんが、しばらくは、ユニクロ、無印良品、H&M、ZARA、TOP SHOPの価格帯がファッションマーケットの核となることは確実でしょう。
 2008/10/21 14:00  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

その他の記事

トラックバック

この記事へのトラックバックURL  ※トラックバックは承認制となっております。
http://apalog.com/yamanaka/tb_ping/195


コメントする
※コメントは承認制となっております。
名前:
Email:
URL:
クッキーに保存
小文字 太字 斜体 下線 取り消し線 左寄せ 中央揃え 右寄せ テキストカラー リンク


コメント




ブログ内検索
Web 検索
プロフィール
山中 健(やまなか たける)
アパレル業界を中心に、百貨店、大手から個店まで、幅広い業態におけるコンサルティングを手掛ける。調査設計から戦略策定、行動計画への落としこみ、そして教育研修にいたるまで、マーチャンダイジングに関してのコンサルティングを得意としている。特に豊富な実務経験と活性化事例に基づく教育研修は説得力があり高い評価を得ている。

山中健 プロフィール
TEL :03-3523-2402
FAX :03-3523-2401
yellow@apparel-web.com

QRコード
アパレル業界の情報満載の「アパレル携帯版」
右のQRコードで読み取ってアクセスしてください。こちらからも自分の携帯URLを送れます。 QRコード
最新記事
カテゴリアーカイブ
月別アーカイブ
最新コメント
山中
2008年海外店舗ベスト10 (2008年12月11日)
chiwaki
2008年海外店舗ベスト10 (2008年12月11日)
山中
パリとNYC@恵比寿 (2008年12月10日)
mariko matsuzaki
パリとNYC@恵比寿 (2008年12月09日)
山中健
H&MとTOP SHOP (2008年11月15日)
Rina@NYMix
H&MとTOP SHOP (2008年11月15日)
山中
久々の (2008年10月09日)
kbys
久々の (2008年10月09日)
山中
MILANO2008 1.リナシャンテ ミラノ (2008年08月23日)
最新トラックバック

http://apalog.com/yamanaka/index1_0.rdf
更新順ブログ一覧
リンク集