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上海タイフーン
「上海タイフーン」は土曜日の9時にNHKで放送されているドラマです。中国で仕事をしている私は毎週欠かさずに見ています。

木村多江さんが演じるアパレル企業のOLが、上海出張のトラブルが原因で退職し、リベンジを図って、上海で起業を目指すものの、イロイロとトラブル続き.....という話です。チャイナドリーム物語の日本女性版といったところでしょうか。

その中には、中国で仕事する日本人だったら必ず感じる違和感や考え方の違いが描かれており、「リアルだなー」なんて思っていました。

そして、そのことを、アパレルウェブでKBYSさん、WADAさんに伝えると、なんとアパレルウェブが情報提供をしているとのことで、びっくりでした。

どうりで、リアルだと思いました。「日本ではピンクが売れるけど、中国では赤が売れる」「中国では、酒に飲まれる人は見下される。だから自分のペースで飲むのが大事」などなど。


私が中国で、ショックを受けたのは、「自分がイヤだと思うことは人にやるのはやめましょう」というセリフは説得力がないということです。

中国の人間関係は、「敵か味方」「味方にも、上中下」があるため、「自分と相手の立場が同等」という意識は、(特にビジネスの上では)非常に薄いということです。

だから、自分の立場をはっきりさせ、その立場に応じた行動をすることが必要なのです。

なので、部下にあまり親切にしすぎたり、部下の中の一人だけ食事をさそったりすることはタブーとのことです。他にいろいろと感じたことはありますが、もっとも印象的なのはこのことです。

ドラマでも、日本人オーナーの生花店に見習いで入った主人公が、中国人の先輩を差し置いて「上から目線」で頑張りすぎ、解雇になるという場面がありました。上中下の下になるのを恐れた先輩たちの総スカンをくらったのです。
この場面を見て、中国ならではの人間関係のあり方と日本人の悪い癖も思いだしました。

そして、そのような違いはあっても心は通じることも描かれています。人ということは変わらないけど、考え方の違いがあるということなのでしょう。

中国でビジネスの経験のある方、またビジネスをしようと思われる方、ぜひ、ご覧になってみてください。

「上海タイフーン公式サイト」はこちらです
 2008/10/02 16:16  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

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山中 健(やまなか たける)
アパレル業界を中心に、百貨店、大手から個店まで、幅広い業態におけるコンサルティングを手掛ける。調査設計から戦略策定、行動計画への落としこみ、そして教育研修にいたるまで、マーチャンダイジングに関してのコンサルティングを得意としている。特に豊富な実務経験と活性化事例に基づく教育研修は説得力があり高い評価を得ている。

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