日本人が欧米のファッションに、アメリカ人がヨーロッパのファッションに憧れるように、ヨーロッパの若者もアメリカに憧れるようです。ナビリオエリアには、カーハートやステュシーなどのアメリカンブランドが軒を連ねています。
イタリアでは、エナジーやディーゼルのようなアメリカンカジュアルをイタリアならではの色づかいや、デザインを施した、イタリアンカジュアルがあります。これはイタリアならではファッションスタイルとして確立され、NYでもディーゼルやエナジーなどの店には若者が多く見られます。
今回、ミラノを歩いて思うのは、「アバクロ」風のカジュアルファッションが非常に増えたと思うことです。商品だけでなく、店内の演出もアバクロ風に、照明を落とし、セクシーなモデルの広告を掲示しています。ただ、ストーリー設定をしっかりと行い主力商品に帰着させ、展開アイテムも絞り込んでいる本家アバクロと比較すると、MDストーリーが拡散しています。まあその分、価格も安く展開していますが…
思えば、ちょっと前に、アバクロがD&Gのカバーではないかと物議を醸し出したことがありましたね。悪くいうとカバーということになりますが、お互い影響を受け、影響を与えているということでしょう。
〈ALCOTT〉

〈PULL&BEAR〉