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先日、遅ればせながら、阪急メンズに行ってまいりました。 まず、1Fへ、セレクトされている服飾雑貨は伊勢丹や名鉄と通じる伊勢丹的手法でスルー。その後、話題のルイ・ヴィトン、ティファニーのメンズストアへ。個人的にはラグジュアリーブランドには縁がない私ですが、ブランドの奥行きと物語を感じることができます。特にルイ・ヴィトンは、サロン風のインテリアと、専門性ある品ぞろえで、クセのある商材を大人のダンディズムとして見せることができていました。 次は2Fへ。ニールバレット、バレンシアガ、ランバン、ディオールオムとコレクションでイキの良いブランドが軒を連ねています。そして中央にあるガラージュDエディットというブランドセレクトショップがあります。伊勢丹のクリエーターズビレッジとは異なり、ちょっと破れ感のあるインテリアにイヴ・サンローラン、ジョンガリアーノ、トムブラウン、そしてトウキョウデザイナーズがセレクトされています。伊勢丹よりもメジャーどころが目立っており、ロンドンセルフリッジよりブランド密度が濃く、パリのボンマルシェより尖っています。価格幅も広く、1万円前後のTシャツなども展開されており、見せ場としてだけでなく、買い場としても十分機能しています。 そして、3Fの「ジェントルメンズスタイル」へ。このフロアはアルマーニ、アルニス、キートンというショップを集結させています。その中で目玉はやはり日本初上陸の「トムフォード」のショップでしょう。「トムフォード」については昨年の7月にできたばっかりのNYマジソンの店をレポートしましたが、その雰囲気をコンパクトながら伝えることができているようです。トムフォードのインショップは、ロンドンのハロッズでも見ましたが、大阪の方が、小部屋ごとにテーマを設定しており、マジソンの店に近い印象です。 あと、3Fには、パーソナルショッピングサービスのブースやメンバーズラウンジがあります。 外商サロンやお得意様を通す応接室は昔から日本の百貨店はありますが、通路からその存在がわかるようにスペースを設けたのは日本では初めてでしょう。欧米の百貨店では、よくある光景ですが、「パーソナルショッピングサービス」が大阪に定着するのか注目していきたいと思います。 4、5F、B1Fは1〜3FのラグジュアリーなMDとは異なり、百貨店らしいブランドを集結させています。まあ、売上をとるにはこちらの方がかたいのでしょうが、1〜3Fを見た後だと、時代を逆行した印象を持ちます。そして、レストランフロアにおいては昭和(狙ってはいないのでしょうが)にタイムスリップした感じです。 高いものから手頃なものまで、感度の高いものから生活実感のわくものまで、幅広く取り扱われている館であるとはいえますが、「超カッコイイモノ」と「安心する馴染みのブランド」の間に隙間があるともいえそうです。たぶんそこは、大手セレクトショップが存在しているゾーンなんでしょうね。あと、館の地型が三角形なので、導線がいまいちなではありますね。死んでるな〜と思う通路がみられます。 何はともあれ、このようなメンズの館は世界でも見たことがありません。メンズを扱っている方は必見の店舗でしょう。 |






