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専門店のモデルとして、業界紙でもとりあげられている独立型専門店「ルイス」に行ってまいりました。ボストンの中でも、高級店や人気店が連なるニューベリー通りにあります。元々はニューイングランド自然史博物館だった歴史ある建築物が店舗として使われています。 1Fが雑貨(テーブルウェア、ファブリック、メガネなど)とレストラン、2、3Fはメンズ、そして4Fがレディスというフロア構成で、メンズの比率がやや高い展開です。 取り扱いブランドはドルチェ&ガッバーナや、ニールバレットなどのコレクション常連ブランド、ラグ&ボーンや3,1 フィリップリムといったイキのいいブランドまで、鮮度の高いものを幅広く取り扱っています。ただし、ブランドはこのようにバーニーズやサックスと同じように人気のブランドを揃えていながら、自店の顧客に向けてセレクトされたことがわかる、差別化されものでした。 それは、パリのコレットのような、シャープで先進的なものではなく、顧客のライフスタイルにリアルに溶け込めそうな、ワードローブといった感じです。ラックも、ブランドごとでなくワードローブごとに展開されており、ブランドの枠を超えて構成されています。 ![]() 顧客志向の店作りをしているのは、商品だけではなく、サービスでもうかがえました。メンズフロアには、スコッチがのったワゴンがあり、顧客に振舞っていることもうかがわれました。 商売には、1つのものを多くのお客様に売る商売と、1人のお客様に多くのものを売る商売があります。このルイスボストンは、顧客に合わせて、さまざまな業種やサービスを複合させた結果、このような商品構成になったのでしょう。 居住人口50万人というボストンの町で、すぐ近くには、サックスフィスやニーマンマーカス、バーニーズという競合店がありながら、顧客完全密着により、名だたるブランドを、見事に自店流に編集している点は、やはり専門店のモデルというのにふさわしいといえそうです。 |







