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(東京ミッドタウンで)
3月30日に六本木防衛庁跡地に東京ミッドタウンがオープンしました。
アパレル業界関係者としては、新しいモノには常に”一ちょがみ”していなければならないという脅迫観念があり一昨日行って参りました。
東京ミッドタウンHALL Aで「イタリア新進デザイナー8人」のファッションショーがあったためです。
主催はおそらくイタリア貿易振興会でしょうが、個人的にはこの組織はかなりお役所的な匂いがプンプンでレーゾンデートルのアピールのため、いわゆる”為にする”仕事が多いのではと思っています。
ですから今回もあまり期待はしていなかったのですが中にはこれからコンタクトしてみたいデザイナーが一人いたので収穫と言えば収穫がありました。
自分の今の仕事がニット専門なだけにニット使いで最初から最後までショーを通したデザイナーが新鮮でした。
「これ、中国で作っても高いだろうなぁ」とか
「どういうアプローチをしたら日本での取り組みができるかなぁ」とか
「いくらお金かかるかなぁ」とかまあいろいろ考えながらショーを見ました。
イタリアの中くらいのブランドは今非常に苦戦しています。まず、未曾有のユーロ高のせいで輸出に対してまるで価格競争力がないこと、世界的にも消費の二極化が進み、HERMES,CHANEL,LUOIS VUITTONといったスーパーブランドかユニクロ、ZARA、H&Mといった価格破壊ブランドが市場を席巻しているからです。
元々イタリアは中小の家族企業が多く、ファクトリーブランドといって工場が自分のブランドを持って自分で製造販売するケースが多いからです。
以前は"MADE IN ITALY"だけで商売が出来た時期もあり、通貨も
メチャメチャ弱い”リラ”でしたから、輸出ドライブにはもってこいでした。
今は厳しいですねぇ。スーパーブランドでも値上げしている時期ですから。
東京ミッドタウンも今はHOTです。ついでに寄った六本木ヒルズは
ちょっと人出が少なくなった気がしました。
新橋からユリカモメに乗って行った”ヴィーナスフォート”って
どうなっちゃたんでしょうね?次から次へ新しさを求めて
どうなっていくのでしょうか?
大阪 荒川幸二
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