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分かりやすい言葉で話す
今年も残すところ、あと1ヶ月となった。
考えてみるといろいろなことがあった。私にとっては確かに節目の年だったと思う。
忘れもしない、夏から秋にかけて、ある新規ビジネスのプロジェクトに参加し、さんざんな目に会ったことが痛い思い出として残っている。
何しろ、スポンサーは最終段階で逃げる、プロデューサーはプロジェクトを構成したという責任感がまったくない、ファッションビジネスというのはこういうレベルのオジサンたちが底辺にいるんだなあと、感心した(私はコンサルタントではないので、免疫がないのだ)。
いや、感心している場合でない。

そういう人たちの共通項としてあげられるのは、何だか妙に調子がいいのだが、はっきりいって何を言っているのか、何度聞いてもよく分からないということ。口先だけで適当にこなしているから、何も伝わってこないのだ。もともと伝えるべきビジョンがない。

切れる人の話というのは、実に明快かつ明確だ。わけの分からない横文字や専門用語は使わず、誰にでも分かりやすい言葉で話をなさる。
今週お会いしたN天堂のI社長が、まさにそういう方だった。

ファッション業界でも、たまにそういう方にお会いする。
昨日お会いしたS社のIさんもそう。これまでアパレルの体質改善に尽力されてきたことがよく分かった。
私も、シンプルな言葉を大切にしたい。
 2007/11/30 18:03  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

京都で今をときめく企業へ
京都出張。いつもはとんぼ返りが多いが、今回は久しぶりに1泊した。
ちょうど紅葉のピークもあって、駅周辺や繁華街はものすごい人。銀座に行く外国人観光客のかなり多くは、京都に来ているような気がする。
久々に目抜き通りを歩いてみると、街全体がぐんと洗練されたのに驚いた。
裏通りのあちらこちらで、古い建物を再生させた、雰囲気のいい料理屋や店に出くわす。かつてのバブルの時のような悪趣味でなく、最近の開発は随分趣味が良くなった。そして商業地がぐんと広がっているという印象を受けた。

さて、今回の出張の目的は、今をときめくN天堂社長の取材。
今や、世界中の多くの人がこの名を知っているという企業だ。
その本社が京都にあることも意外に知られていないが、もともとは日本伝統の花札から出発したことはもっと知られていないだろう。
京都はベンチャー企業を多く輩出していることでも知られ(今ではその多くは世界屈指の企業に)、ほとんどが駅の南側に社屋がある。

外部取引先からのヘッドハンティングとして話題になった同社長も、就任から5年。その業績は右肩上がりの躍進を続け、時価総額は何と日本全企業の3位にランクされている。
学生時代から天才プログラマーといわれていたという社長は、理工系出身らしく非常に謙虚な方。大きな声ではっきりインタビューに応える、いかにも実直そうな方だった。
近年の大躍進の背景にある戦略は、「ゲーム人口の拡大」。つまり、ゲームをしない人にいかにゲームをさせるかということに力を注いだという。
ゲームに無縁の私でも、ヨガができる今度の新製品はちょっと気になっている。

それにしても、飽きがくるのが早いのも娯楽。常に、人々に新鮮な感動を与える商品の開発をし続けることが欠かせないのは、ファッション産業も同じだ。
 2007/11/28 18:24  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

夢を追い求めて行列
すっかり年末の風物詩になった「年末ジャンボ」宝くじ。今日はその発売日だ。
たまたま有楽町を通りがかったのだが、西銀座デパートの売場周辺はものすごいことになっていた。交通整理のお巡りさんが出て、その列は永遠と、有楽町阪急の先の先まで数百メートルも続いている。

次に、地下から有楽町イトシアに向かうと、案の定、「クリスピー・クリーム・ドーナツ」からまた長蛇の列が伸びている(ここは並んで待っている人たちに、ドーナツ1個が無料で配られるらしい)。

縁起もの、また新しい話題性のあるものなら、長い行列に並ぶのも苦にならないのが日本人。一時的であっても、こうやって退屈な日常からの脱出を試みる。
とくに「年末ジャンボ」は、他にいくらでも空いた売場はあるのに、あそこで買うと当たる率が高いというジンクスがあるのだろう。
今日はポカポカ陽気だから良かったものの、先週のような木枯らしの吹く日なら、風邪を引いてしまいそう。

時間帯は同じ平日の昼間だが、2つの行列の客層が全く違っていたのが興味深かった。
ドーナツの方は、圧倒的に女性。各年代の主婦層やOL層が中心だ。
それに対して宝くじは、仕事を定年退職したと思われる中高年層。常連と思われるオジサンの比率が高い。
両方とも、期待に胸ふくらます人々の熱気でむんむんしていた。
そのうち、ほとぼりが冷めた頃に、私も買いに行ってみるとするか。

 2007/11/26 20:47  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

いつも活気ある生鮮売場
近所にいい八百屋があると、野菜をたくさん食べるようになって、食のバランスがとれる。これは本当だ。
私のお気に入りは、目黒の駅ビル、アトレの地下にある市場感覚の売場。
以前は家のすぐそばにある家族経営の店に通っていたが、アトレが出来てから、こちらがメインになった。
野菜だけでなく、魚と肉を合わせた生鮮3品が揃う。

目黒エリアに住む舌の肥えた友人たちは、不思議にここのファンが多い。
また、この付近に縁のある数人にここを勧めたが、皆気に入って頻繁に通っているようだ。
何しろ、価格が良心的。きちんと産地が明記されているので安心。しかも、回転が速いので、新鮮なのだ。
画一的な袋詰めだけではなく、きゅうりや茄子、また果物も1個から買えるようになっているから、独り暮らしや小家族には大助かり。時には、ハーブ3パックで100円なんていう超お買い得もある。季節限定の野菜も並ぶから、今日は何があるかなと楽しみだ。
魚は1尾から、肉は窓口で100グラムから、気軽に買えるところがいい。お刺身も種類が多くて新鮮。
店で働く人たちの威勢のいい掛け声も、通常のスーパーではなかなか聞かれない。
隣接する惣菜売場はいつも閑散としているのに対し、ここは多種多様な人たちでにぎわっている。口コミで広がっているのだろう、オープン以降、客数が右肩上がりのような気がする。

アトレの別棟にある東急「プレッセ」も悪くない。いや東急ストアに比べて、価格はそれほど変わらないのに格段いいと思うが、日本のスーパー特有の無機的な感じがあまり好きになれない。
効率重視の日本では、海外のような量り売りをしているわけにはいかないのかもしれないけれど、きれいでも同じ顔をした工場製品のような野菜は何となく味気ない。欲しいものが欲しいだけ手に入るようなシステムがもっと増えればいいと思う。

12月5日の改装オープンを前に、現在、精肉が閉店中で、その存在の大きさを改めて感じた。新しい売場がどうなるか、楽しみだ。
 2007/11/24 21:07  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

「ありがとう」のひと言
私事だが、昨日、妹にある仕事を頼まれた(もちろん無償で)。ちょっとしたハプニングも重なって、思いのほか時間も体力も消耗してしまった。
どうにか一件落着した後、妹が「ありがとう」もなく電話を切ったことに、私は深く落ち込んでしまった。
やると決めて引き受けたのは私だから、見返りを期待しちゃいけない、こんなことで怒っちゃいけないと、自分に言い聞かせた。
どうにか腹の虫も収まって家にもどると、メールで「ありがとう」のメッセージ。
あの時、口頭で言ってくれたらどんなにうれしかっただろう。

誰にでも日常茶飯事あるような、ほんのつまらないことかもしれないが、これはとても大切なことだと思う。
「愛してる」ほどではないが、日本人くらい「ありがとう」を口にしない民族もないのではないだろうか。
海外で英語やフランス語に接していると、いかに日本人は公共の場で「ありがとう」を言わないかが分かる。
利害関係のある仕事の場面では別だ。
むしろ他人には言いやすいが、一番身近な家族に対してこのひと言がなかなか出ない。家族に対しては、つい「当然」という甘えが出てしまうのだ。

人は「ありがとう」のひと言に救われる。
今日もテレビ番組で、夫の大島渚を介護している女優の小山明子が、介護何ケ条かの一つに、介護される側が「ありがとう」を言うことの大切さを語っていた。
私の両親は昨年、金婚式を迎えたが、母は「今が一番幸せ」とよく言う。その理由はどうも、父が肉体の衰えのせいか、母に対して「ありがとう」を言うようになったからのようなのだ。
人間というのは実にシンプルな生き物だ。

ただ、ひと言でいい。「ありがとう」と口に出すことによって、人の心も人間関係も大きく変わる。私もこれから努めて言うように心がけたい。

追記:今日、11月22日は「いい夫婦の日」でした。
 2007/11/22 14:51  この記事のURL  /  コメント(1)  / トラックバック(0)

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