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朝5時起床。遠足前日の子供ではないけれど、出張前というのは神経が高ぶってあまり眠れない。フライト時間に乗り遅れる夢をよく見る私のこと、遅刻するのが恐怖なのである(小心者、というか時間がらみのプレッシャーに弱い)。 頭がボーっとしたまま、植物たちに水をやったり、最後までこまごま荷物を準備しているうちに、6時半。迎えにきてもらったタクシーに乗って、品川パシフィックホテルまで。そこで成田空港行きのバスに乗る。いつもは家の外を少し歩いて、タクシーを拾うのだが、早朝のこともあって不安だし、もしや雨だったら困るで、前もって予約しておいた。空港到着まで計2時間、5580円(タクシー代2280円+バス3000円)也。フ〜っ。 運よく、一番前の壁の前の座席が取れて、荷物重量もぎりぎりセーフだったので、ホッとして、外貨の換金へ。今日は久々にユーロが150円台に下がったが、レートは昨日のままで手数料混163円強。ポンドは200円強と、ここ数年ない円高傾向だ。 時間が充分あるので、各社カードゴールド会員専用のラウンジへ行ってみたが、ここはひどかった。飲み物がフリーというだけで、食べ物はないし(持ち込み不可)、PCが使いやすい環境にもなっていない。 気を取り直して、雑炊屋さんで軽く腹ごしらえ。頼んだメニューが売り切れというし、永遠15分待たされて、出てきたものはご飯だけがたくさん盛られたなんともお粗末なもの。ま、いいか。 パリまで12時間弱のフライトは以前に比べると、ずいぶん短く感じられるようになった。新聞各紙を読みまくり(日本の新聞はパリ在住友人へのお土産)、雑誌数冊に目を通し、持っていった文庫本も読み始めた。 映画はちょうど『セックス・エンド・ザ・シティ』をやっていた。飛行機の中で見るのに最適(?)。 CDG空港からはバスでリヨン駅、そこから満員のメトロで2駅。バスの乗り継ぎが悪くて30分近く待たされたあげく、夕方のラッシュアワーに巻き込まれる。小雨の中、スーツケースをひきずってホテルに到着。あんなに早起きしていつもより時間も早い便に乗ったのに、何だいつもとあんまり変わらないじゃないの。 ホテルに到着すると、ここでまた予感的中。 家族経営で行き届いた心遣いが好きで定宿にしているところなのだが、今春からオーナーが変わって、メールのやりとりなどで、ちょっと嫌な感じがしていたのだ。 私にとって、バスタブ付の部屋と、インターネットが無線で自由に使えることが必須で、その2点がいつも確保されていたから、ここを安心していつも予約していたのだが、到着するなり「バスタブの部屋はもういっぱい」などと言う(ぐっとこらえて、ここはフランス、これきしのことは日常茶飯事) ドッと疲れが出て倒れそうになるのをおさえて、そんなはずはない、ちゃんとインターネットで何度も確認したと言って、パソコンを開けて見せると、ここから10分。あっちこっちホテルのPCの画面を見ながら、やっと1室、まだチェックインしていない人のバスタブ付き部屋と取り替えてくれた。 ちなみに今度のオーナーも英語がほとんど話せない。私のフランス語もさぞかし訓練されることだろう。 もう20年にわたって50回近くは来ているフランス。ストレスを回避するために最大限の努力をしているのに、いつもスムースに行くということがない。私のアドレナリンは何度急上昇することか。 そしていつもこう思い直す。いろいろなことが効率よくスムースに進むなんてことは、世界にはあまりないことなのだ。 何より予定通りに飛行機が飛び立ち、無事に目的地に着いたことを感謝したい。 楽あれば苦あり。苦があると必ず、いいことがあるのが旅というものなのである。 追記:今日は本当は9月6日。パリ滞在4日目にして、やっとインターネットの使える場所に出会った。遅ればせながらブログ更新。 |



