家の近くにある恵比寿ガーデンプレイスに久しぶりに行った。
ここが出来たのを境に、恵比寿の街は大きく変わった、そういう場所だ。
オープン直後は頻繁に寄っていたが、最近は足を運ぶことがめっきり少なくなった。
一番利用していたのが食料品関係だが、使い勝手のいい所、安くて新鮮なものが売っている所が、他に出来たのが一番の原因だろう。
日本の商業施設というのは、余程、魅力的なことをやり続けていなければ、こういうふうに次々に新しいところに客をとられてしまう。
以前に比べると買い物客はめっきり減ったが、その分、静かで落ち着いた雰囲気になっている。
今日のようなしっとりした梅雨の晴れ間、くつろぎに来るのにはぴったり。日差しも強くなく、寒くも暑くもない。
コンビニで買った飲み物を片手に、ベンチに座ってのんびり読書をしていると、そよ風が気持ちいい。植え込みから、土や草の匂いもぷ〜んと匂ってくる。
鳩や雀が足元に寄ってくるのが気になるくらいで、後は邪魔をするものもない。
用事や買物を済ませるためでなく、ゆっくり外の空気の中でくつろぐために来るのもいいなと思った。そういう意味でここは、人工的ではあるが贅沢な空間だ。
商売はあがったりかもしれないが、遠くからの観光客でなく、地元の住民に愛されなければ、こういう場所は意味がない。
週末はイベントで集客することが欠かせないかもしれないが、平日はせめて地元のための憩いの場であってほしい。