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昨夜、東京12チャンネルでおもしろい番組をやっていた。 「久米宏経済スペシャル“新ニッポン人現る”」 久々に久米宏が登場するのに加え、テーマに引かれた。「消費をしなくなった若者(20代)」というのは、最近、取材先でも方々で話題になるからだ。 さすが、経済やマーケティングに強いテレビ局、切り口が違う。 まず、分かりやすい例としてあげられていたのが、今の20代は車に興味がないということ。 なあんだ、それなら私も同じ。車に魅力を感じたことがないし、運転免許さえ持ってない。 ここまでは良かったが、次々に出てくる事例に、世代の特徴が浮かび上がってきた。 お酒を飲まない。 海外旅行に行かない。 お金を使わない(例外として出ていたのが、「東京ガールズコレクション」に熱狂する女の子たち)。 ものすごい資産を持っている個人トレーダーが、東京が見渡せる4億円のマンション(殺風景なインテリア)に住みながら、食事は立ち食いうどんやカップ麺で済ませている姿は象徴的だった。 いったい何が楽しくて生きているの? しかし、今の若者は自己投資をしない、生活を楽しむということをしない、とは言い切れないことが、番組の最後で明らかにされてくる。 身の丈の生活の中でそれなりに楽しんでいるし、社会貢献の意識は強いのだという。 幼い時のバブル崩壊や就職氷河期の記憶から、とにかく不安感が強く、貯蓄に励んでいるというのだ。貯蓄の目的を聞かれて「老後のため」と応える20代の彼らに、老後間近でも貯蓄のない自分は、ただただ唖然。 「楽観的」というと聞こえはいいが、「自己投資」「お金は天下の回り物」という言い訳で、あまり先のことは考えずに、お金はあるだけ使ってきた。というより、無くても使っている。 そういう自分の生活を変えなければいけない時期に来ている(もう遅いか)ことを、まさに子供の世代から教えられた。そういう番組であった。 |



