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私は身の回りのものをよく物を失くす。 特に、サングラスはいくつ失くしたことか。お気に入りのものほど、どこかに行ってしまう。 何であっても大切な物を失くすのは悲しいが、海外で旅行中ならまだ諦められる。 ああ、私を守ってくれたのだ、私の身代わりだ、と。 この間の出張では、コートに付けていたブローチを失くした。 昨日は、JFW取材のために行っていた東京ミッドタウン内で傘を失くした。 ただでさえ春先のこのシーズンが苦手なのに加え、昨日のような雨降りの気圧の低い日、ホルモンのバランスの崩れ、さらに取材のストレスも重なって、昨日は朝からボーっとしていた。 昼からほんの2時間に満たない間の出来事だ。途中までは確かにあったのだが、ある時からの記憶が全くない。 とにかく、JFWのプレスルーム、ショー会場、昼食をとったレストラン、洗面所、これしか回ってないのだから、どこかにあるはずなのにどこにも見当たらない。 500円の傘ならすぐ諦めるが、1万5000円以上も出して買ったものだから、諦めるわけにはいかない。 プレスルームと東京ミッドタウンのインフォメーションの両方に、紛失届けをして、会場を後にした。 ボーっとしている時はおかしなもので、本当はストライプの柄なのに、水玉柄などと特徴を話してしまって、後から訂正したりしている。人の記憶というものはいい加減なものだと改めて感じた。 別の場所へ移動中に、アッと気がついた。もう一か所、同施設の中で合同展をやっていたアトリウムにも行ったことを。あそこに窓に立てかけたに違いない。 早速、ミッドタウンのインフォメーションに電話したところ、電話をとった女性スタッフが現場を確認しに行ってくれ、10分も経たないうちに、「ありました」と折り返しの電話があった。 「今日の21時までならインフォメーションで、その後は防災センターで預かる、いつ取りに来てもいい」とのこと。何という気持ちのいい対応! 東京ミッドタウンがさらに好きになってしまった。 |



