今日は「大寒」。その名の通り、この冬一番の寒さの中、ふわりとした春の優しさに包まれた。
青山にある邸宅風の結婚式場、「コンヴィヴィオン」を会場に開かれた、「ワコールディア」の2008春夏の新製品展示会。

「空の力」をテーマに、エアリーなクリームやポピーピンクのシルクのナイトドレスをはじめ、雲の合間からはるか遠くをみわたしたような微妙なニュアンスの色がいっぱい。しゃくなげやデイジー、チェックなど、抽象的な思いの込められた具象柄のレースが彩りを添えていた。
同ブランドは、東京ミッドタウン内への出店を機に、まさにランジェリーのラグジュアリーブランドとして軌道に乗せてきている。デビューから4年、感覚も技術も業界トップの実力を持つデザイナー、神尾敦子さんの指揮のもと、着実にファンを固めている。このテンポこそが重要だ。
見えない部分への美意識の高い層が、日本にも確実にいるんだと勇気づけられる。
従来のインナーウエアしか知らない人にとっては、同ブランドのコレクションは奇異に映るかもしれない。
レギンスなどいろいろなボトムとの重ね着が楽しめるペチコート、ブラウスとしてそのまま着られるキャミソール、華奢にしかもきれいにバストを見せるブラジャー…。
ファッションアイテムとして自由にコーディネイトできるものばかりだ。
春はインナーウエアから、心の解放は内側からやってくる。