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JR駅構内で、若いお母さんが階段のところでバギーを下ろすのを、駅員さんが手伝っていた。 無事下ろし終わってホッとうれしそうなお母さん。駅員さんに盛んにお礼を言っていた。 これはこれでいい光景なのだが、ちょっとすっきりしない。 今日はたまたま駅員さんがそこにいたから声をかけたのだと思うけど、もしいなかったらどうするんだろう。 いつも思うのだが、日本では見知らぬ人に冷たい。 電車のシルバーシートだって本当はなくたって、皆が気づいたときにゆずればいいのに。 もちろん、物騒な世の中になったこともあるが、見知らぬ人には極力かかわりたくないというふうになっている。 私の子供の頃、通りで雨に濡れて歩いている人がいたりすると、祖母は「途中まで一緒にどうぞ」と傘を差し出していたりした。遠い思い出だ。 力のいることに関しては、やはり男性の出番。 たまに、通りがかりの人のバギーの上げ下ろしを手伝っていたりする男性を見ると、おお、育ちがいいな、親のしつけの賜物だろうなと思う。 ヨーロッパでは列車の中や地下鉄の階段で、重いスーツケースが持ち上がらなくておろおろしていると、かつては誰か(男性)が必ず手伝ってくれたものだが、そういうふうに自然にしてくれる人がだんだん減ってきた。世界的な傾向なのかもしれない。 待っていても始まらないから、本当に困ったときは、周りの優しそうな人を見つけ、自分からお願いするようにしている。 どこにいても、レディファーストの習慣が身についている人、食事の席で女性にワインをつがせない人、つまり基本的なマナーがきちんとしている人は、見ていても気持ちがいい。 あ、話題がそれてきた。総すかんをくらいそうなので、この辺でやめにしとこう。 |



