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長年、ジムではグループエクササイズに参加しているが、私は周りの参加者と会話したことがほとんどない。グループエクササイズというと、結構抵抗を持つ人がいるが、無の境地になって自分と向き合うことができるし、他人のことが気にならないものだ。ちなみに私は、ビリーズブートキャンプに熱中するタイプとは正反対なので、皆で一丸となってハイになるようなクラスには参加しない(あんなキツイ運動は体に悪いから、絶対したくない)。 不思議なことに、ジムは体や体力が露になる場なのに、年齢や身長・体型などの優劣意識をまったく感じさせないのだ(もちろんそれぞれの自己管理を踏まえての話だが)。 ヨガのインストラクターが異口同音でいうのは、「他人と比べないこと」「自分自身と向き合って」ということ。生来の体の硬さが、週2回ほどのヨガで変わるわけもないが、そもそも体が硬くてもやわらかくても、そういう違いを重視しないのがヨガの精神なのだ。 私は元来、競争心が希薄だ。競争社会の中で育たなかっただけでなく、人に勝とうと思うと自分がだめになることが本能的に分かっているから、そういうことを避けて生きてきた。土俵の上に自分だけというのが心地よいので、そういう場を常に見つける。時々、他人からライバル意識が向けられているのを察知すると、そそくさと逃げる。そういう無駄なことにエネルギーを払いたくない。 商売の基本は「競争」であることを考えると、私のように商売に向かない人もいないだろう。 とはいえ、世の中の基準や数値をまったく気にしないかというと、そうともいえないのが私のミーハーなところ。今日、ジムで、3ヶ月ぶりに、インボディという分析装置を使ったボディチェックをしてみた。 体脂肪量10・3(前回対比+1・5)、筋肉量42・8(−1)、BMI18・8(+0・1)、体脂肪率18・6(+2・7!)… いつもはあまり変化のない数値が、今回は気になる動きを見せている。部位別脂肪の厚みもしっかり増えているではないか(昨夜から食べているブルーチーズのせいか)。 午後のお茶菓子も、夕食の媒酌も、毎日欠かさない私。これからの季節は、少し気を引き締めよう。 |



