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昨日はいいお天気だったので、たまにはと思って、荷物をあまりもたずに散歩に出かけた。 途中まで目黒通り沿いのバスを使いながら、柿の木坂辺りをぶらぶら。 私は目黒区在住26年。長年住み慣れた地元を改めて歩いてみると、意外に知らなかったエリアなど、いろいろな発見がある。 偶然通りかかった住宅地内にある園芸店が、苗も鉢も全品2割引をやっていたので、あれこれ物色。肥料のコーナーで、我が家のベランダや室内で元気のない植物を思い出し、店の人に相談してみた。 「それは、もしかしたら根詰まりをしているんじゃないですかね。そのままで肥料をやっても、病気の人にステーキを与えるようなものですよ」 根詰まり! そうだ、その通り。 1年でだめになったり、枯れたりして、比較的頻繁に鉢を植え替えてきたものはいいが、10年、15年と我が家にいる植物は、長命だけに、普段はほったらかし。植えっぱなしなのだ。 アスパラガスもアガパンサスも、土の表面が見えないほど、こんもりと根が覆っている。 生命力の強いアガパンサスの方は巨大な鉢なので、とても手に負えないから、とりあえずアスパラガスに着手。やってみると根がしっかり絡み付いていて、なかなか抜けない。 悪戦苦闘の結果、やっとの思いで中身を取ると、土よりも根の占める分量が多かった。 10年以上も前に、アスパラガスが見事に生育している友人宅のベランダから分けてもらってきたもの。こんな状態でよく今まで生きていてくれたと、申し訳なくなった。 やせ細って色もよくない葉の部分はとりあえず、ガラスの花瓶に挿しておいた。もし根が出たら、また土に植えてあげたい。 人間の集まるあらゆる組織というものも、これと同じようなことがあるのではないか。 時々は、鉢の植え替えをして、新しい土、新しい空気に触れさせないと、根詰まりをおこしてしまう。 長年、フタをしているところも、改めて見直してみる必要がある。 |



