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東京デザインウィークにひっかけて、今週から来週にかけて、ファッション関連もいろいろなイベントが開催されている。 昨日は、表参道ヒルズへ「靴×クリエーション」(スペインの気鋭クリエーターとシューズブランドのコラボレーション)、今夕は六番町・セルバンテスビルの「12 trajes para Tokio/12着、東京へ」(12人のスペインデザイナーがスペイン語文学をモチーフにしたクリエーション)と、立て続けにスペインファッションのイベントに行ってきた。 きっかけは、アルモドバルの映画を初めて見た辺りからであろうか。スペインに格別の思い入れのある私は、スペインと聞くと、つい足が向いてしまう。あの独特の土着性には心ゆさぶられるものがある。 同じラテン文化の国でも、お隣のフランスやイタリアに比べると、ファッションはどちらかというと今まで地味な存在だったが(一部のブランドをのぞいて)、いよいよ国をあげて新しいデザインやファッションのアピールに力を入れ始めた。オーガナイズやプレゼンテーションの仕方も驚くほど、洗練されてきた。 特に、ファッションと文学の融合に焦点を当てた「12 trajes para Tokio/12着、東京へ」は興味深かった。 記念講演の中で、パネリストの1人、作家であり哲学博士、政治家でもあるマリア・フェルナンダ・サンチアゴは、スペイン独裁政権の時代が、長い間、スペインの文化に深い影を落とし、優秀な人材が多く国外に流れていたこと(ピカソ然り)、そして今はその歴史を回復している過程であると語った。 日本人のスペインに対するイメージはまだまだステレオタイプだが、時代の変化の中で、今のスペインには未知なるクリエーションの力がみなぎっているのを感じた。 ガブリエル・ガルシア・マルケス『百年の孤独』をテーマにしたデボタ・ロンバの作品 |



