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思い出を刻む贈り物
クリスマスイブ、都心の繁華街はさぞかし賑わっていることだろう。
年末の気ぜわしい中でも、今日から明日にかけてだけは、いつも静かな気持ちになる。今年1年お世話になった方々に感謝をささげ、そして家族の幸せを心から願う。

同時に、有形無形の贈り物について、思いをはせる時季でもある。
その昔、アメリカの上流階級には、自分の子供や孫のファースト・シューズを、本物のブロンズにして記念に残すという風習があったという。
それを現代によみがえらせているのが、アメリカ・コロラド州デンバーで創作を続けるブロンズ彫刻家、齋藤良知(さいとうよしとも)さん。アメリカ在住20年の彼の作品は、サンフランシスコ市立デヤング記念美術館、オークランド美術館、ハワイ州文化芸術財団、カリフォルニア芸術大学などに収蔵されている。

愛らしく小さなベビー・子供靴一対と、しっかりとした質感を持つ青銅という、対照的な組み合わせ。手のひらにのせると、ずっしりとその重さが伝わってくる。
成長のほんの一過程にはかれたものが、ブロンズという素材によって永遠のものになる。銅像などと違って、ただ見るだけではなくて、いろいろな使い方ができるのもいい。
オブジェという形に残して、子供たちの次の、そのまた次の世代にも受け継がれていくなんて、すばらしい。消費財とはまったく違う、未来への贈り物といえる。


作家連絡先・bronzemaestro@yahoo.co.jp (齋藤良知)
ホームページ・http://www.yoshitomosaito.com/
型取りのための靴(大きさは15センチまで、布・革・ゴム・プラスチックなど何でも可能)を作家に送ると、8万5000円(送料込)で、「世界に一足しかない」作品を作ってくれる。
 2007/12/24 15:35  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

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