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友人のMさんが、自宅で完全予約制のサロン・ブティックを開いている。 今日は初めて遊びに行ってみた。 東横線・学芸大学駅から徒歩10分弱。静かな住宅地の中にそれはある。 外には何の表示もない、落ち着いたたたずまいの一軒家だが、一歩中に入ると、そこは居心地のいい夢のようなサロン。 ニューヨークのFIT(ファッション工科大学)を卒業後、帰国し、アパレルメーカーのデザイナーをはじめ、長年、ファッション業界で仕事をしてきた。 独立してからも、ビジネスの才覚のあるMさんのこと、どこからか素敵な商材を見つけてきては、専門店など小売へ紹介するという仕事を続けてきた。 ところが、ある時、卸というビジネスに限界を感じたのだという。 ちょうど、お父さんが亡くなってお一人になったお母さんの住む実家で、一緒に暮らすことになり、その家の一部屋でブティックを開くことにしたのだ。 もともと一家の居間だった部屋を少し改造したというサロンには、家族の思い出がつまっている。 ご一家の写真や調度品、ダラスに住んでいるアーティストの妹さんの作品が飾られ、温かいサロンの雰囲気を盛り上げている。 メインに販売しているのは、Mさん自身がアメリカから買い付けてくるインポートドレスやアクセサリー。 リサイタル、レセプション、ダンス、パーティなどの場面に映えるドレスは、意外に日本の市場に少ないもの。サルサやタンゴなどダンスを長年やってきたMさんならではの実感から、ボディラインをきれいに見せて華やか、しかも3万円弱からという買いやすい価格帯を意識して集めている。音楽家の友人たちに教えてあげたくなった。 その他、手作りのジュエリー、普段着に向くヨーロッパのカジュアルウエアも、バランスよくそろえてある。 ファッションだけでなく、タロットカードや美容など、顧客一人ひとりにパーソナルな対応をしているのが特徴だ。 不特定多数ではなく、顔の見える顧客のライフスタイルに深くかかわるというのは、Mさんのこれまでのあらゆる経験が生かせるビジネスのかたちといえよう。 口コミなどいろいろなきっかけで知ってやってきた顧客は、このサロンに足を踏み入れ、Mさんという一人の女性の人生そのものに触れることになる。 サロン・ブティックという形態は、ファッション業界で長年経験を積んだ女性の、一つの到達点に違いない。 サロン・マリリン http://www.salonmaririn.com |




短い時間でしたが嬉しかった!
今度はゆっくりいらしてね
またお茶べりしましょうね♪