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先週、衛星放送で観た『恋人たちの距離』(原題は「ビフォア・サンライズ」)にえらく感動した私。ネットでいろいろ調べていたら、続編があることが分かり、ついでにオンラインで映画を観るというシステムを初めて利用してみた。 画質はやや劣るが、それさえ気にしなければ、とにかく観たい時に観たい映画がすぐ観られるので、本当に便利。 1作品単位で、24時間367円。レンタル屋さんに借りに行く手間を考えると、これは安い。 私は映画を見るのは絶対映画館派だが、同じ家のパソコンで観るなら、オンラインシアターという選択肢は使えると思った。 ところで、映画の題名は『ビフォア・サンセット』。「夜明けまで」の前編に対し、続編は「日暮れまで」と、実にしゃれている。 偶然に出会い、限られた時間を過ごす男女の物語(イーサン・ホーク&ジュリー・デルピー)。前編はウィーンを舞台に、9年後の続編はパリを舞台に、2人でほとんど歩きながら英語でしゃべり続けているのだが、その会話やお互いのやりとりが実にいいのだ。 この映画の監督や脚本を手掛けているのは、アメリカのインディペンデント系映画出身のリチャード・リンクレイターという人。ものすごいセンスの持ち主だと思う。 前編の最後の場面、2人が再会を約束して別れた後、少し前まで2人がいたウィーンのいろいろな場所が不思議な余韻で映し出されたように、続編の方では最初のタイトルバックの場面で、これから2人が行くパリのいくつかの場所が逆回しで映し出される。この演出はものすごく強烈な印象を残す。いずれも観光名所というより、何気ない街角とか、2人が存在していた空気感を伝えてくれる場所。 とくに何がおきるわけでもないし、いわゆるラブシーンはほとんどない(特に続編は「触れもみで」といった風情)のだが、久々にものすごくロマンチックな映画だった。両方とも。 ああ、この映画好きだなあ。 |
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この映画は、海外に暮したことがある人、頻繁に旅をする人、さらにそこで異国の人との出会いがあった人にとっては、よくわかる映画ですね。