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友人のMさんが勤める画廊で、「三木富雄展」をやっているので、行ってきた。 「三木富雄」という名前にぴんと来なくても、彼の代表作である耳の彫刻を目にした人は少なくないだろう。 私も、箱根彫刻の森美術館で最初にその「耳」を見たのはかなり昔のことだが、強烈な印象として残っている。 なぜ、耳なのか、は問う必要もないのだろう。 三木富雄が生きていれば、71歳。70年代カルチャーの真っ只中を生きた世代だ。 円熟を感じさせる作品も、想像以上に若い芸術家の苦悩から生まれたものであった。 その作品がどのように後世に引き継がれていくかで、芸術家は生き続けるもの――Mさんとしみじみ話しながら帰路についた。 六本木の「兒島画廊」で。10月7日まで。 http://gallery-kojima.jp/ |




