遅ればせながら、初めて副都心線に乗った。

渋谷から新宿3丁目に向かおうとした時、ああそうだ、副都心線に乗ってみようと思ったのだ。
どこに乗り場があるのかよく知らなかったのだが、百貨店に行くには便利と聞いていたので大きな間違いはないだろうと思った。渋谷は半蔵門線そばにホームがあり、新宿は伊勢丹のすぐ近くに到着した。
構内は殺風景で、平日の午後のせいか、乗客もまばら。
結果的にJRで行った方が早く到着したかもしれないが、最新の東京路線状況を把握しておくためには必要な実体験であった。
それにしても東京の路線状況は複雑になった。きちんと把握するどころか、なかなか効率よく使いこなすことができない。
特に大江戸線などを使うと、予想以上に時間がかかってしまったりする。
もっと効率のいい行き方があるのだろうと思っても、ついつい使い慣れた路線に乗ってしまうことも少なくない。
こうなってくると、改めてSUICAは便利だなあと思う。これを持っていれば、大抵の交通手段は何も考えずに乗り降りできる(1万円分がすぐ無くなってしまうが…)。
久しぶりに海外から里帰りしてきた友人が、日本のインフラはすばらしいと絶賛するのも納得だ。
実を言うと、私がSUICAを使い始めたのはかなり遅く、ちょうど2年前(パソコンもケイタイも、周囲にすっかり浸透してから渋々着手した)。
それまでどこかへ行く度にいちいち自動販売機で切符を買っていたなんて、今となっては信じられない。
30年前に亡くなった祖母が、もし生きていたら、今の状況にびっくりすることだろう。
自動販売機で切符を買うこともなかなか慣れずに、悲しそうだった祖母を思い出す。
私も、あと30年経って、東京の交通システムについていくことができるだろうか。
願わくば、老人にとって優しいシステムであって欲しい。