最終に間に合わない
また、やってしまった。
六本木の国立新美術館で開かれていた「独立展」の最終日。午後6時の閉館に間に合うように、5時前に美術館に到着した。
独立美術協会に属す画家のCさんが送ってくれた招待状を入口で差し出そうとして、ふとチケット売り場の上を見ると、独立展のポスターの上に、ど〜んと「終了しました」の文字。
え!そんなはずが…。 「小さくですが、その招待状に書いてあるはずです」と係員。
こんな小さい字は読めない!

六本木は近くて便利だし、いつでも行けると思ってのんきに構えていたのが良くなかった。2週間の会期はあっという間。行こう行こうと思っているうちに最終日が来てしまったのだ。
月曜日の昨日は、朝からバタバタ、わさわさしていて、家を出るのがすっかり遅くなってしまったというわけ。
後悔しても始まらない、Cさんにはお詫びの手紙を出そう。気を取り直して、ちょうど同館でやっている「巨匠ピカソ展」を観ることにした。独立展の招待状で100円割引にしてくれた。

セルフマネージメント力抜群(?)と言われる私だが、こういうことは多々ある。最終ぎりぎりで飛び込んだつもりで行くと、もう終っていたということが。

教訓。
招待状やチケットの類は、老眼鏡をかけて、隅から隅までチェックすべし。

 2008/10/28 10:12  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)


ブログ1周年記念!?
おかげさまでブログを初めて、今日でまる1年となりました。
50歳を目の前に意を決して(?)始めたブログなので、つまり、また誕生日が近づいいてきたということ。ああ、1年経つのは速い。
物書きの性か、どれだけの人にどんなふうに読んでいただいているかは気になるところ。微増の右肩上がりで安定したアクセス数をいただいている。
まさに、継続は力なり、である。
どれだけの情報価値があるかは分からない(少なくともトレンド情報にはなっていない)が、コアな読者(?)の方々のおかげで、ここまで続けてくることができた。
これからもよろしくお願いいたします。

さて、自分への誕生日プレゼントというわけではないが、最近、気に入って購入したネックレスがある。
グレーや茶色などいろいろな服に映える、淡いグリーンの石のネックレス。「サーペンティン」という名の石で、「ニュージェイド」とも呼ばれているらしい。
ペンダントヘッドの部分は、樹脂の中にハンガリーの古い切手が封印されている。
アンティーク切手と天然石を組み合わせた一点ものジュエリーを作っている、川浪友花子さんの「yukunia」というブランドだ。
http://www.yukunia.com
10月30日から1週間、赤坂にある60年代のマンションの一室で開く「ネックレス展」に参加するそうなので、興味のある人はのぞいてください。

私は大のアクセサリー好き(狭義でなく、雑貨全般)。
細部にこそ、その人の個性があらわれるものだと思うし、いわゆるトレンドに関係なく、ずっと身につけられるところがいい。
今持っているアクセサリーは、きっと、おばあさんになってもずっと身につけていると思う。

ジュエリー類については、以前は圧倒的にシルバー派だったが、近年はゴールド(本物に限らず)が自分になじむようになった。
ある「見える」人に、「あなたはゴールドがいい」と言われたのもきっかけになった。
より肌に密接するもの、たとえばピアスやシンプルな指輪は、やはり本物のゴールドがしっくりくる。これは何だか、シルクのランジェリーと似ている。
デザインの重要性はもちろんだが、ジュエリーはお守りでもあるから、皮膚感覚を大事にしたい。


妹からもらった(早めの)誕生日プレゼントも紹介しよう。
熊本・小代(しょうだい)焼きの井上尚之さん作の湯飲み茶碗。
手に持った時の感触、大きさ、重さなどが、私にしっくりして、いい感じ。
日本各地の窯元から若い作家が続々登場しているが、伝統を受けつぎながらも、今の時代の風を受けているのがおもしろい。日常的に気軽に使えるものを作っている人が多いのも特徴だ。
井上さんの作品も、スリップウエアなどには北欧の雰囲気を感じさせるものがある。

 2008/10/27 12:54  この記事のURL  /  コメント(1)  / トラックバック(0)


今の気分は、シャツ
ここのところ何が着たいかって、布帛のシャツが着たい。ブラウスもいい。
カットソーは着やすくって便利なのだが、ちょっと厭きが来たのだ。
そういうわけで、普段はカットソー派の私も、あちらこちら、意識してシャツやブラウスを物色しているのだが、ぴったり来るものがなかなかない。

もともとシャツの苦手な私にとって、なかなか合うものが見つからない。
メンズのTシャツやポロシャツが、厚い胸板のある男性でないと難しいように、女性のシャツも、ある程度ボリュームのあるバストに似合う。もっといえば、長い首、骨格のはっきりした立体的な顔立ちも欲しい。
まるで正反対の私は、最もシャツの似合わないタイプであることは十分承知している。

それでもシャツの気分なのだ。
しかもストレッチの入ったプレーンなビジネスシャツというタイプでなく、肌ざわりのいいもの、インナーとして肌になじむものが欲しい。
「45rpm」でアンティーク風の白いシャツブラウスに引かれたが、2万円近くする価格にはちょっと尻ごみ。
そこで見つけたのが、「無印良品」のオーガニックコットンの二重ガーゼ製。丈が短めなのが気になったが、3045円だから贅沢は言っていられない。
かなりの妥協ではあるが、試着もせずに購入してしまった。

これからの季節、ウールのセーターやカーディガンにさりげなく合わせたい白のシャツ。
そして、ちょっと女性らしい雰囲気の出せるブラウス。
昨年とは違う着こなしをするために必須アイテムなのに、市場ではなかなかお目にかかれない。
 2008/10/25 22:56  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)


金曜の夜は上野へ
仕事帰り、すでに夕方5時を回っていたが、上野の国立西洋美術館へ行ってきた。
今日は金曜日、週に一度だけ、夜8時まで開いている。
いや〜、快適。昼間より断然客数は少ないから、ゆっくり観ることができる。
それに夜遅くまで開館しているせいで、警備が行き届いているから安全でもある。

しかも、今日は運よく、学芸員による「スライドトーク」(40分)まで、無料でじっくり聞いてしまった。
絵を観る前にいろいろ話を聞いてしまうと、先入観ができて良し悪しだが、今日の場合はほとんど知識のない画家だけに、前もっていろいろ勉強できて良かった。

さて、「ヴィルヘルム・ハンマースホイ」。実に良かった。
静寂な世界。
自分が住む家の中と、奥さんの後姿を書き続けた画家。
無駄なものをあえて描かない、がらんどうの空間に、かすかに差し込む光が美しい。
緑がかったグレー、茶色がかったグレー、変化に富んだ豊かなグレー。それを白という色が効果的に引き立てているのがよくわかる。

この画家、52歳(!)で亡くなったという。
最近、人の亡くなった年齢が気になるようになってきた。


 2008/10/24 22:38  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)


コペンハーゲンの息吹
ブログを続けていてうれしいことの一つに、海外にいる友人たちとの距離が縮まったことがある。
普段は頻繁にやりとりしなくても、時々メール見ているよと言われると、海の向こうで見守っていてくれる安心感がある

先日、コペンハーゲン在住のN美さんから、久し振りにうれしいメールをいただいた。
イタリアの某ブランドの社長の弟さんの奥様という御縁で、初めてパリで会ったのが5年前。
ちょうど私も、ルイジアナ美術館で開かれた「ヤコブセン生誕100周年記念展」を機に、初めてコペンハーゲンに行って感激して帰ってきた直後だったから、「あのコペンハーゲンに住んでいるなんて!」と仲良くなってしまったのだ。
第一子ご出産の時にご家族の仲睦まじい写真を送っていただいた後、お互い連絡が途絶えてしまっていたが、何かの記事に私の名前を見つけて、数年ぶりにメールをくださったのだった。
たった一度、それもたぶん数十分の立ち話しかしていないのに、数年を経過しても、こんなふうにメールでやりとりしたり、お互いのブログを見たりして、ご縁がつながっているのは幸せ。

そのN美さんのブログがあまりにすばらしいので、ここで紹介させていただく。
http://blog.livedoor.jp/jane12
2人のお子さんのママ。子育てに追われる忙しい日々の中でも、日常を独特の感性で切り取った美しい写真、それに添えられた透明感のある言葉が魅力的で、コペンハーゲンでの生活の息吹が伝わってくる。

こんなところに住みたいな、来世(?)で子供を育てるなら絶対にここがいいな。というのが私のコペンハーゲンの街の印象だった。
日本人の味覚に馴染む食べ物、どことなく古き良き東京を思わせる街並み。不思議な郷愁を誘ってくれたチボリ公園。それに、ルイジアナ美術館の芝生の庭の向こうに海が広がっていたあの光景は、まるで天国のようであった。

ああ、またコペンハーゲンに行きたい!
寒がりの私に、冬のスカンジナビアは過酷だし、しばらくはお預けになりそう。
せめて、今週末は、上野の国立西洋美術館でやっているデンマークの作家、「ヴィルヘルム・ハンマースホイ」の展覧会でも観に行こうか。

 2008/10/23 21:46  この記事のURL  /  コメント(1)  / トラックバック(0)

前へ | 次へ
2008年10月
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
月別アーカイブ
カテゴリアーカイブ
最新記事
最新コメント
上野君子
オンラインシアターの夜 (2008年11月24日)
N
オンラインシアターの夜 (2008年11月24日)
Eriko
CHANGE=変革 (2008年11月14日)
上野君子
CHANGE=変革 (2008年11月12日)
shizuko
CHANGE=変革 (2008年11月11日)
アパレルウェブW
ブログ1周年記念!? (2008年10月28日)
N美
コペンハーゲンの息吹 (2008年10月25日)
viola_vino
祝・ノーベル物理学賞 (2008年10月12日)
aster
パリで目にしたECO (2008年09月25日)
最新トラックバック
MOBILE ART (2008年06月30日)
服が捨てられない (2007年11月27日)

http://apalog.com/ueno/index1_0.rdf
更新順ブログ一覧
リンク集
QRコード
アパレル業界の情報満載の「アパレル携帯版」
右のQRコードで読み取ってアクセスしてください。こちらからも自分の携帯URLを送れます。 QRコード