ヤブヤム(パトリック・ライアン、吉田真美)は、ナチュラルに広がる生成りのスカート、裁ち切ったヘムライン、袈裟を想起させるバッグなど、軽い素材を採用しながらも力強いフォルムを打ち出した。禁欲的なギャザーを使ったドレスやスリーブ部分にドローコードを引くブラウスは、不思議な立体感。
思想や宗教的なバックボーンを持つウエアは、ある種の潔さを感じさせる。今回も過度なカラーリングやハイテク素材を使っていない。色褪せたような生地やアースカラーのブラウスは、アジアの山岳民族をイメージさせる。最近は"アフリカ"をモチーフにするブランドが多い中、あくまでも主軸はアジアに置いているようだ。

(日本繊維新聞)