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夏休み中とはいえ、事務所であれこれ雑務をこなしていたので 気分転換に事務所近くの東京都庭園美術館で開催中の 「舟越桂 夏の邸宅」を見に行ってきました。 舟越桂さんの作品は、書店でたまたま目に入った本の装丁を見て なんとなく頭の片隅に覚えていたのですが、 目黒駅前から庭園美術館へと一直線に続くフラッグ広告を見て この人があの作品を作った人だったのだ、ということがわかり ぜひとも生の作品を見てみたくなったのです。 知人からは、舟越桂さんの作品は大理石で作られた「目」がとても印象的だと 聞いていたので今回はその「目」に注目してみようと思いました。 旧朝香宮邸である庭園美術館は、アールデコ調の洋館で、この場所だけ 時間の流れが止まってしまっているような、そんな雰囲気の美術館です。 そこにあの作品群がどう配置されるのか興味津々でしたが 入口を入ってすぐ左にスフィンクス・シリーズの1点目の作品が置かれていて まずはそこでしばし立ち止まってしまいました。 知人の言っていた通り、大理石で製作された「目」がとても特徴的でした。 ボディの木の質感とは異なる異質な存在感と生命感があり、やや外斜視気味で 遠くを見つめるうつろな視線の先にあるのは何なのか? 未来?希望?嘆き?悲しみ?などいろいろ考えさせられてしまいました。 美術館の奥にあるカフェに隣接している展示コーナーの一角で舟越桂さんの 製作風景がビデオ上映されています。 その中で氏は、このようなコメントを出していました。 「遠くを見つめている視線の先は、自分の内面を見つめている」 さすが芸術家! 奥が深い。 今日は時間が足りなくなってしまったので、つづきは次回にしたいと思います。 (画像:庭園美術館WEBサイトより URL:http://www.teien-art-museum.ne.jp/) |





