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「これからの中国制服(ユニフォーム)ビジネス その7」
 今回は中国に進出したユニフォームメーカーと、今の現状について
お話してみたいと思います。

「販売の不振と工場の不振」

1、販売の不振
私が話を聞いた中で印象に残っている事を箇条書きにしてみました。

 ☆中国に事務所を設置したが一部の日本企業に販売できただけで、売上が
   伸ばせず採算が合わなかった。
 ☆中国にショールームを開設したが展示品のデザインを盗用されただけで、
   収益は上がらず撤退した。
 ☆中国での売上金を日本に持ち帰れないため、中国での積極的なビジネスには
   今のところ着手していない。

前回、前々回とお話したように、1990年代は中国で合弁工場を作る動きが
活発化しました。
 日本での販売が頭打ちの現状で、販売チャネルを生産地である中国国内に
見出そうとするのはごく自然な発想だと思います。
しかしながら、商習慣の違いや、代理店制度、物流網などの整備されていない
なかで様々な局面に遭遇し、潤っていないのが現状のようです。


2、工場の不振
ユニフォームは計画生産がしにくい業種と言われています。

 入学式や入社式は業界の一大繁忙期です。
制服をクライアントの要望に間に合わせるのはもちろんのこと、大型案件を受注したら
自社の工場だけでは賄いきれずに、新たに縫製スペースを確保しなければなり
ません。備蓄商品であっても、どの色が・どのサイズが・どのデザインが・どの時期に
在庫が切れるかは誰にも分かりません。予測もなかなか難しいのが現状です。

工場はいったん立ち上げたら、稼動させ続けなければならないので
工場を維持する為には他所に出せば安く済むのに、わざわざ高い工賃を払って
自社工場をまわしていくこともしばしばあります。しばしばならまだましで
慢性的になって自社では判断がつきにくくなっている会社もあるかもしれません。
設備費や維持費の他に、技術者派遣の付帯経費等も考えたら工賃が少し割高でも
商社さんに委託する方がはるかに懸命なやり方なのかもしれません。

 国内は頭打ち、中国では売上を伸ばせない。
それではこの先どの様な展開をすれば良いのでしょうか。
 2008/02/29 09:37  この記事のURL  /   / トラックバック(0)

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