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ミラノで「和のモダン」
グラフィックデザイナーのAlessandra(アレッサンドラ)さんに、京都の和モダンを取り入れたバッグを差し上げました。光沢のある素材に着物の織り柄が組み込まれていて日本の和のモダンが素晴らしい!とお気に入りとのこと。オレンジのトラム(市電)の前で撮った写真が送られてきました。
 

日本の和をモダンにするとミラノでも映えると改めて認識しました。
彼女が仲間の編集者に自慢していたら、それがきっかけでミラノのショップから取り扱いたいという打診がありました。

きっかけってどこにあるか判りませんね。
 2006/07/31 11:52  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

仮想:「Medives成功物語」その3:ブランド登録をする
伊太利さんは商標名(ブランド)をMedivesと決めたので、特許庁に商標登録に行きました。

まず、申請をする前に類似の登録がなされていないかをチェックします。既に誰かが同じ商標、もしくは類似の商標を登録している可能性があるからです。商標関係は相談室があるので、そこで類似商標の検索と問題点有無の可能性を確認します。

商品カテゴリ―を24類(洋服)、18類(バッグ類)16類(文具)、20類(家具)14類(時計)に決めました。申請には一つのカテゴリーに¥21.000の申請費用が必要です。5種類の申請なので¥105.000を支払い申請が出来ました。後日申請確認の連絡が来ますが、これはあくまでも申請で半年後に登録費用が別途かかります。一つのカテゴリーで5年登録が¥44.000、10年登録が¥66.000です。これらの作業はインターネットで特許庁のページから検索し手続きが出来ますが、伊太利さんは実際に窓口に相談に行き、色々な事を確認しながら進めました。

※早田のワンポイント
商標登録は将来のビジネスの可能性をどの程度見込むか・・・というポイントで考えます。現状で手掛ける洋服やバッグなどの分野以外に、家具や文具など他の分野でもビジネスをする青写真があるのならば、また、将来異業種にライセンスをビジネスとして提案する事を前提としているのならば、その分野も押さえておく必要があります。

さらに、欧米やアジアなど海外へのライセンスビジネスの可能性を視野に入れているのであれば、国別に商標登録が必要です。某有名ブランドは中国で商標登録をしていなかったので、いざ進出をしたいと思ったとき本家の自分のブランドが偽ブランドとして判断され、中国国内の販売を諦めるか、商標を買取るかという選択を迫られたケースもあります。

基本的には主アイテムと主たる市場(国)で商標を押さえる事が、世界戦略をもくろむ第一歩です。
 2006/07/27 09:43  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

出版しました!
アパレルのブランディングという限られた業界での本音話を、3年前からメルマガに掲載しており、それらをまとめた本の出版が今年の目標の一つでした。

そして念願叶い、この度「発想を変えれば、みるみる良くなるあなたのブランド(入門編)」を(株)チャネラー社より出版致しました。

自分がアパレルのブランド責任者であった頃を思い出したり、今の顧客企業の若い担当者の方々が苦悶していることに対して、自分なりに感じたことを書きました。この業界、MDがプロとして中々認知されない現状や、アパレルブランドという絶対値がないビジネスにおいて、やはり一つのスタンダード(標準)が必要であると常々感じています。

お近くの書店か、アパレルウェブブックストアよりご購入下さい。1500円で販売させていただいています。

本の目次をご覧になりたい方はこちらへ。
 2006/07/25 10:19  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

ピザボックスがパッケージ
ミラノで新商品開発に立ち会ってきました。子供向けバスローブがリナシェンテという百貨店で爆発的に売れているそうで、パッケージを新しくすることになりました。イタリアでは子供(だけでなく大人も)は、ピザが大好きです。そのピザボックスをデザインしたパッケージを売場のディスプレイ棚として作ったのです。

楽しい売場、売り方ってイタリア人から学ぶべきことが多いと思いませんか?
 2006/07/24 10:02  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

仮想「Medivesの成功物語」 その2:ブランドネームは「Medives」
ブランドネームをいろいろ考え始めましたが、伊太利さんにとって、地中海のイメージが鮮烈です。同じリゾートでも、バリやプーケット、ハワイやロスでもない、ヨーロッパの独特の香りをブランド名に入れたいと思いました。

6つほど候補名が挙がりましたが、結局「Medives」にしました。由来はイタリア語で地中海という単語のMediterreneoと、同じくイタリア語で洋服という単語のVestitoの二つの単語を組み合わせて「Medives」としてみました。何となくイタリア語風の語感が気に入ったのです。



ブランドイメージは「地中海のリゾート地でリッチなファミリーがゆったりとしたバカンスを楽しんでいる」です。
キーワードは、「リゾートでのカジュアルウェア」。

紺碧の空と海。そしてオリーブの木々に囲まれたガーデンには、白いパラソルとテーブルの上のカラフルなフルーツが目に眩しく映ります。
「Medives」は、伊太利さんの大好きなサルディニア島のリゾート地で似合うファッションであることが前提です。

※早田のワンポイント
すべてはこのイメージから始まります。
ブランドネームは一度決めたら簡単に変更するわけにはいきません。ブランドネームは語感が大事なので、長過ぎたり発音しにくいものは避けましょう。またブランドネームの由来や意味、背景などはのちの「ブランドのニュース」の材料の一つになります。ですからあまり軽々しいネーミングは感心しません。

これでブランドネームが決まりました。次に商標の登録です。
 2006/07/21 11:03  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

その名も「JOSE(ホセ)」
ミラノで見たGASのショーで隣り合わせたスペイン人のホセさん。(本当に典型的な名前!)バレンシアのデザイン学校で教壇に立つ傍ら、ミラノで開催されるいろいろなショーを見ては雑誌に記事を書いているそうです。当日はプラダのショーの後にこのGAS のショーに来たとのことで、スペインと日本のファッションビジネスで話が盛り上がりました。
後でメールを送ることにして、小生より一回りデカイ顔のホセさんと一緒に写真撮影。
 2006/07/18 17:01  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

仮想「Medivesの成功物語」その1:新ブランドへのきっかけ
これから仮想「Medivesの成功物語」と題してブランド立ち上げの経過を
シリーズでお届けします。早田のワンポイントレッスン付きです!

その1:新ブランドへのきっかけ

麻布でご主人が輸入代理店会社を経営し、奥様は料理の先生をしているイタリア大好きな伊太利さん(仮名)ご夫妻の会話。

「子供服って、いろいろなブランドがあるのに、本当に気に入ったものがないのよね。日本の子供服は量販店やショッピングモールにいろいろあるけれど、みんなプリントや刺繍がついていたり、カラフル過ぎたりで、派手な割に安っぽい感じがあるわよね。」「もっとシンプルでスタイリッシュな、大人カジュアルの子供版サイズのブランドがあったら良いのに・・・」と常々感じていました。

そこで「いっそのことブランドを創っちゃおう!!」がこの物語のスタートです。

伊太利さんはイタリア旅行で訪れた、サルディニア島のリゾート地が忘れられずにいたので、新ブランドはそのイタリアリゾートをイメージして作ることに決めました。映画にでてくるような、青い空、テラコッタの壁、白い家。リゾートホテルからプライベートビーチへのアプローチは火山礫の岩山が続いて、急に開けた海にはホテルのネームが入ったクルーザーが停泊しています。

※早田のワンポイント
伊太利さん、やる気満々。イメージができあがったようです。
ブランドを立ち上げる時に大切な事は、そのブランドの成功シーンや将来の理想の姿などが映画のように、ビジュアルで頭の中にしっかりイメージしておく事です。夢はタダです。大きくダイナミックな夢をみましょう。
 2006/07/14 11:14  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

GASのショーを見てきました
6月25日。ミラノ出張の折に、偶然 GASのショーに招待される機会に恵まれました。1000人余り入るミラノで一番広いディスコテッカ(クラブ?)でのショーで、立ち見もあってギュウギュウ詰め状態でした。9時の開始予定がお約束通り(?)のイタリアンタイム、9時40分頃やっと始まり、50人程のモデルが客席の合間の通路を縦横に歩き回るスタイルでした。DJのパフォーマンスに始まり、大画面の映像とスパークリングのライティング。そして商品デザインのパフォーマンスという導入部分はなかなか壮観!

PRESS用のトートバッグのお土産、気に入っています。
 2006/07/11 09:38  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

マイケル・セントジョン氏の特別講義、盛況の内に終了!
ブログでお知らせをしていました、学校法人モード学園におけるマイケル・セントジョン氏の特別講義が東京校・名古屋校・大阪校で行われました。

130ページにもおよぶパワーポイントは、彼が手掛けて来たプロジェクトのテレビコマーシャルの撮影風景、デュポン社の展示会写真、共にデザインを行ったアルマーニによるデザイン画などの他に、かつて手掛けたポール・マッカートニーやミア・ファローの為のコスチュームデザインの写真、彼の出発点であるサビルローでの本格的な服作りのプロセスなど、当時の新聞記事や写真が次々とスクリーンに映し出されました。

その講義内容に、そして彼の聴く者を引き込むようなプレゼンテーションに学生達は魅了され、身を乗り出すように聴き入っていました。

講義を終えた後の学生達の拍手に、マイケル・セントジョン氏と学生との間に一体感が生まれ、皆が感動を覚えた講義でした。
 2006/07/06 09:52  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

プロフィール
早田 敬三(そうだ けいぞう)
株式会社レナウン初代ミラノ駐在員として、ライセンス、現地生産企画のオペレーションを担当。帰国後、婦人企画、新規開発、紳士ブランド開発なども経験。
1998年Michael St John氏Venticinque Italia srl.社(本社ミラノ)をパートナーとして株式会社アドスインターナショナルを設立。
イタリア企業の日本市場進出のマーケティングコンサルタント、国内企業のブランド再構築プロデュースを手掛ける。

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