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OEMのリスク、自社ブランドの勇気
アパレルのビジネスにはOEM(得意先)ブランドか、オリジナル(自社)ブランドの2通りがあります。
その大きな違いは何でしょうか?

OEMは顧客ブランドの「ビジネスを受注する」ことで、すべて相手企業次第です。かつては、OEMを行なうことにより、安定的受注、独占的ビジネス、効率的取組み、投資が少ない・・・など、メリットが数多くありました。

しかし昨今の状況では、大手の量販店、百貨店、総合卸しアパレル企業などの衰退、ブランドの統廃合や事業の中止などにより、ある日突然にビジネスがなくなる可能性が出てきました。

また、自分より価格、商品で勝っている競合が出現することで、仕入先(ビジネス)がなくなるリスクも十分に考えられます。

しかし、一番のリスクは、商売を「もらっている」という意識が強く、どうにか商売を「継続させる」ことに主眼を置いてビジネスをするあまり、、「本当のリスクがある」ということに気がついていないことです。

では、オリジナル(自社)ブランドを立ち上げれば、ビジネスは安泰なのでしょうか。商品を作っても「どこで誰に売るの」「どうやって知名度を上げるの」「何をどれだけつくるの」「在庫になったらどうするの」・・・など、解決すべき問題が山積です。

ほとんどのケースは「オリジナルの商品企画」をしただけで、「百貨店や量販店に置いてもらう・・」という、他人に売ってもらうプロダクトアウト志向から脱却できないのです。

商品を作ることと、売るシステムを創るということは違うのです。本当のオリジナルブランドを創るには、仕組みと仕掛けが要ります。そして、それを独自で達成させるという強い意識と勇気が要ります。

あなたは顧客企業頼みのOEMブランドを継続させる苦労の方が良いですか?
自社ブランドを開発する為の努力と仕組みを考える苦労の方が良いですか?
 2005/06/21 14:19  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

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プロフィール
早田 敬三(そうだ けいぞう)
株式会社レナウン初代ミラノ駐在員として、ライセンス、現地生産企画のオペレーションを担当。帰国後、婦人企画、新規開発、紳士ブランド開発なども経験。
1998年Michael St John氏Venticinque Italia srl.社(本社ミラノ)をパートナーとして株式会社アドスインターナショナルを設立。
イタリア企業の日本市場進出のマーケティングコンサルタント、国内企業のブランド再構築プロデュースを手掛ける。

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