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先日、首都大学東京で、IFIビジネススクール主催のマーケティング実践セミナーにて 「ブランディングの実践と、日本とイタリアのビジネス比較」の講義をさせていただきました。学生達は、日頃からビジネス論の講義は十分に受けていることと思い、私はこのような講義では、実践のビジネスでのナマの出来事をお話しするようにしています。 ![]() ビジネスの結果は都合の良い様にどのようにでも分析、脚色、報告ができるものですが、実際の内容はきれいごとだけではないことが多いものです。例えば、ビジネスで重要なことは、地道でベタな商売の駆け引きであったり、また、思いがけぬ出会いも含め、良い人間関係の維持などです。 ![]() 学生達は、成功話より、どのような失敗をどのような場面でしてしまったかなど「失敗の極意」(とでも申しましょうか)の話に興味をもって聴いてくれているようです。IFIビジネススクール側も、夢を見がちな学生達に、「期待する商品が全く売れなかった!」「思い入れの強い企画の大失敗!」「返品在庫の山で茫然自失!」などの失敗談を聞かせたかったのでは?と思うほどです。また、90分の講義は私の一方的な話になりがちなので、途中で数人の学生達を指名して、各自のブランド観を述べてもらうようにしています。 ![]() 講義の最後に、学生達からこんな質問を受けました。 「ブランドがブランドとして成熟した時、競合の出現や偽物ブランド出現への対策はどう考えていますか?」 現場のアパレルビジネスマンより鋭いこの指摘にびっくりしました!学生だからといって侮れないな(笑)と思っていたところ、セミナー担当の教授に「実は彼らは企業している学生なんです。」と言われ、納得。 「お見事!!」です。 |









