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イタリアバスローブ繁盛記 その2:ファッションアパレルか? デザイン雑貨か?
Splendyバスローブ(イタリアG.I.L社)のビジネスの‘ウリ'は3つ。「特許に裏づけされた高機能商品」「シンプルなデザイン」「目をひく17色のイタリアンカラー」です。

G.I.L社では、2000年の発売以来、大人では1型、子供では2型、継続的に商品を企画・販売しています。最初は4色展開でしたが、徐々に増えて現在は17色。

「ファッション商品ではない。デザイン雑貨だ!」と戦略展開しています。

ファッション商品は毎年デザインを変えることが必要になってきます。そのため、期末には在庫処分をしなくてはいけません。価格も最後はバーゲン価格になってしまいます。
しかし、このスプレンディバスローブは、ヘンケルのはさみやアレッシのヤカンのようにデザイン雑貨なので、イタリアでは年中定番で在庫処分がありません。
まさに、17色のカラフルな‘デザイン雑貨’なのです。

バスローブが「アパレル」という観念から「大きな羽織るバスタオル」と考えられるようになれば、年間定番の雑貨アイテムに成り得るのです。
そして、売場も無理にファッション売場にせず、タオルやバス用品など実用雑貨の高級版としての販売を提案しています。

‘大きな羽織るバスタオル’

実は、これがこのブランドの大きなビジネスの強みなのです。

実際、イタリアのリナシェンテという百貨店(ミラノなど4店舗)では年間15.000枚を販売している実績があります。実績は強みです。

アパレル企業にいたころ、百貨店の2階や3階のファッション売場のほうが6階の雑貨・タオル売り場より効率的と思い込んでしましたが、シーズン毎の移り変わりの激しいファッション商品よりデザイン雑貨の定番のほうがビジネスとしての実は多いのではないでしょうか。

‘定番‘というものの、戦略の強みを改めて感じました。
 2007/06/11 15:47  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

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プロフィール
早田 敬三(そうだ けいぞう)
株式会社レナウン初代ミラノ駐在員として、ライセンス、現地生産企画のオペレーションを担当。帰国後、婦人企画、新規開発、紳士ブランド開発なども経験。
1998年Michael St John氏Venticinque Italia srl.社(本社ミラノ)をパートナーとして株式会社アドスインターナショナルを設立。
イタリア企業の日本市場進出のマーケティングコンサルタント、国内企業のブランド再構築プロデュースを手掛ける。

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