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仮想「Medivesの成功物語」その21:曽根さんと子供達のジャズ-1
伊太利さんが過ごしてきた青春の1ページにジャズがあります。大学生のときに2ヶ月かけてアメリカ横断の一人旅をし、南部のとある小さな町でジャズに出会いました。
「本物」の感動をその旅で発見したのです。

伊太利さんは「本物のリゾートライフ」をブランドにしたい!と思い立って子供ブランドのMedivesを立ち上げました。ファッションのデザインではなく、ファッションを通じて「本物が何であるか」を子供達に伝えたいと強く感じていたからです。

そこでMedivesのイベントとして「本物のジャズ」を企画することにしました。
伊太利さんは日本でトップ中のトップである、曽根真さんに会いに行きました。バークレー音楽院を主席で卒業した天才ピアニストの曽根さんに「子供達だけに本物のジャズ」を聞かせて欲しいという企画の打診でした。

演奏は公会堂やホールではなく、本物のジャズを聞かせる場所であるブルーノート東京で、日曜日の昼に開催するという「曽根さんと150名の子供達とのジャズ」を企画しました。曽根さんには、この企画趣旨に賛同戴き特別に了解をいただくことがで出来ました。

企画は子供達向けですが、当日は勿論お父さんやお母さんの保護者付き添いのもとで来場です。小学生三人と大人一人の4人一組での申し込みで、全国から50組を募集しました。一組2万円という高額な参加費のイベントにもかかわらず、問合せが殺到しました。
これはターゲットである子供達もさることながら、付き添いの30代から40代の親御さんたちご本人がジャズが大好きで、さらに子供達に本物を知らしめる絶好の機会だと感激した人たちが多かったからです。

このイベントに200万円の投資と来場収入100万円、それに楽器メーカーの協賛もしていただくことで予算を立てました。

※ この物語はフィクションであり、登場する人物、団体等は実在のものと関係がありません。


早田のコメント
イベント企画で大切なことは、如何に有名人を使って集客をするかではなく、そのイベントのイメージや主旨がブランドの本質的なコンセプトといかに連動させることが出来るかということです。

この企画はターゲットよりその付き添いの親御さんたちを感動させる企画であるということが成功への第一歩です。また「大人を知るためのジャズ」という視点は、あえて子供ブランドで企画した価値がありとても新鮮です。
 2006/12/21 15:29  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

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プロフィール
早田 敬三(そうだ けいぞう)
株式会社レナウン初代ミラノ駐在員として、ライセンス、現地生産企画のオペレーションを担当。帰国後、婦人企画、新規開発、紳士ブランド開発なども経験。
1998年Michael St John氏Venticinque Italia srl.社(本社ミラノ)をパートナーとして株式会社アドスインターナショナルを設立。
イタリア企業の日本市場進出のマーケティングコンサルタント、国内企業のブランド再構築プロデュースを手掛ける。

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