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仮想「Medivesの成功物語」その18:表参道ヒルズに旗艦店
伊太利さんにとってMedivesの成功とは、決して売上げスケールだけではありません。
とかく、自分達が「リゾートが大好き」というと「贅沢だ!」「金持ちだけのライフスタイルだ!」など揶揄され、本当の真意を理解していただける方が少ないのですが、Medivesとは「自然と共生する空間であり、大海原でゆったり過ごし、大地、空気、植物の息吹を感じ取ることが本当の贅沢で幸せである」ということをコンセプトとしています。

洋服を通じてこの「自然の豊かさという文化を感じ取ることができるブランド」が本来の意味なのです。
ですから、Mediterrenio(伊語で地中海の意味)とVestito(伊語で洋服の意味)の言葉を合わせた造語として Medivesなのです。

そこでMedivesのブランドプロモーションにはアーティストや自然保護の作家、音楽家など異業種の方々に協力を依頼しています。

そしてこのブランド背景のコンセプトと文化を理解してくれた一人に、「文化商業施設」という位置づけで、従来のファッションデベロッパーからもう一段高い視点で開発していた表参道ヒルズの荒田氏がいらっしゃいました。
荒田氏は、Medivesの単なる売上スケールでブランドを捕らえない、文化を感じ取るというところに共感を持っていただいたようです。

路面の自社旗艦店ではなく、商業施設における初めての旗艦店出店で業界から認知される機会が出来たのでした。

勿論、一流の場所ですからショップの投資にはハード(店舗投資、運営)とソフト(告知のためのパーティや販促)に3000万円を見込みました。

注釈:この物語はフィクションであり、登場する人物・団体等は実在のものとは関わりがありません。


※ 早田のワンポイント
初めての商業施設出店は、自社の路面店とは異なりデベロッパーの考え方や、展開している店舗のバランスからそのブランドが推し量れます。ただ単に売上げの見込みや世間の評価、イメージアップなどだけで判断することは長い目で見ると誤ることがあります。

自分のブランドがその商業施設に何を貢献できるのか?その施設から何を得ることが出来るのか?を具体的に、お互いに話し合ってビジネスを遡上に乗せることが必要です。
 2006/11/14 10:37  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

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プロフィール
早田 敬三(そうだ けいぞう)
株式会社レナウン初代ミラノ駐在員として、ライセンス、現地生産企画のオペレーションを担当。帰国後、婦人企画、新規開発、紳士ブランド開発なども経験。
1998年Michael St John氏Venticinque Italia srl.社(本社ミラノ)をパートナーとして株式会社アドスインターナショナルを設立。
イタリア企業の日本市場進出のマーケティングコンサルタント、国内企業のブランド再構築プロデュースを手掛ける。

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