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仮想「Medivesの成功物語」その14:特別展示会
Medives旗艦店のオープニングパーティーと、その折に開催した子供向けのオークションの事が雑誌や新聞で取り上げられて、いろいろな所から取材依頼がありました。特に地方の専門店のオーナー達がMedivesをもっと知りたい、出来れば仕入れしたいなど問合せがあったので、専門店向きに「特別展示会」を開くことにしました。
 

Medivesオリジナルブランドのビジネス上の問題点として、1店舗だけでは商品開発、発注など量的な問題が解決できないということが生じたのです。

友人がオーナーをしているリゾートホテルに、全国から選び抜かれた専門店のオーナーをご招待し、2日間の展示会を開催しました。
日本各地から、興味とビジネスの可能性を期待して、17件の子供服専門店のオーナー達が集まりました。伊太利さんは「Medives哲学」を理解していただけそうな6店のオーナーと取り決めをして、「Medivesアライアンス(仲間)」をスタートすることにしました。展示会の第一回の受注額は約1500万円ほどでした。

商品を200万円以上オーダーの専門店には、売場のMedivesマニュアル(※売場で販促ポップやイメージビジュアルなどでブランドの表現の仕方を説明するもの)を差し上げることにしました。

後に、このマニュアルが威力を発揮するとは伊太利さん自身もこの時は気がついていませんでした。

※ 早田コメント
ここで大切なことは、伊太利さんは単なる卸ビジネスという形態をとらずに、Medivesを理解してもらう「ユニオン的な取組み」を提案したことです。
その為のMedives哲学とは、
1) 上顧客を抱えていること
2) 地域の一番手の店であること
3) その店のオーナー自身がMedivesの哲学を理解していること
4) 商品の仕入れ以外に、イベントや販促などをMedivesとして共有すること
5) 年1回のMedivesパーティに参加すること
6) Medivestっ子(Medivesブランドが大好きな子供達)を育成すること
などです。

このようなガイドラインを持つことは単なる卸とは一線を引く、オリジナルブランド構築として非常に大切な要素になるのです。

注釈:この物語はフィクションであり、登場する人物、団体は実在のものとは関わりがありません。
 2006/10/13 09:48  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

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プロフィール
早田 敬三(そうだ けいぞう)
株式会社レナウン初代ミラノ駐在員として、ライセンス、現地生産企画のオペレーションを担当。帰国後、婦人企画、新規開発、紳士ブランド開発なども経験。
1998年Michael St John氏Venticinque Italia srl.社(本社ミラノ)をパートナーとして株式会社アドスインターナショナルを設立。
イタリア企業の日本市場進出のマーケティングコンサルタント、国内企業のブランド再構築プロデュースを手掛ける。

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