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仮想「Medivesの成功物語」その10:初めての旗艦店
伊太利さんのお父さんでビリヤードが大好きなおじいちゃまは、50年程前から白金の外苑西通りに古い家を持っていました。伊太利さんはそれを改造して、「初めての旗艦店」を立ち上げることにしました。外苑西通りに面した好立地であることと、3台分の駐車スペースがついているという点も絶好の条件でした。

20坪の家ですが、2500万円を改築・内装費および売場への投資としました。テーマは勿論「地中海リゾート」です。

ショップには自分たちが過ごしたバカンスの写真をモノクロでディスプレイしました。勿論伊太利さん家族の「集合写真」等ではなく、バハマで知り合ったイタリア人の画家ファミリーのレオナルド君(7才)や、ギリシャのスミオン岬で知り合ったカテナちゃん(8才)など、すてきな子供達のリゾートライフの写真です。
観光ポスターではなく、本物のリゾートの写真をディスプレイしたいと考えたのです。4万円かけてイメージポスタ―をビルボード向けに作成しました。

※早田のワンポイント
内装だけで坪100万以上という投資は、決して少なくありません。でもブランドのコンセプトからは当然の「イメージ投資」が必要です。旗艦店は新ブランドにとって最初で最大のニュースです。
何を何枚売るか・・・という安易なスペース感覚では無く、新ブランドがどんなメッセージを訴えたいか?ということを伝える大切な舞台と考えて下さい。

伊太利さんのように、新しい旗艦店が特に繁華街ではない場合は、外観で「おやッ」と思わせるようなアイデアや工夫が必要です。エントランスからショップへ入るお客様は、第一印象でこのブランドが自分のお気に入りになるのかどうかを肌で感じます。ブランドロゴが分りやすく、センス良く、そして煩わしくは無いけれど数多く露出されていることがポイントです。

雑誌や新聞などで、もし「ショップの外観」「ショップ内のディスプレイ」などの写真が紹介されたとしたら、それは大ラッキーですよ。
 2006/09/15 14:09  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

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プロフィール
早田 敬三(そうだ けいぞう)
株式会社レナウン初代ミラノ駐在員として、ライセンス、現地生産企画のオペレーションを担当。帰国後、婦人企画、新規開発、紳士ブランド開発なども経験。
1998年Michael St John氏Venticinque Italia srl.社(本社ミラノ)をパートナーとして株式会社アドスインターナショナルを設立。
イタリア企業の日本市場進出のマーケティングコンサルタント、国内企業のブランド再構築プロデュースを手掛ける。

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