〜自分らしさを知っている人のための服〜
どこか懐かしく、それでいて個性的。ヨーロッパのアンティークテイストを取り込んだロマンチックな服を展開しているのは、インポートものを取り扱うセレクトショップなどで密かに人気のブランド「A VISAGE NATURAL」。ターゲットは自分らしさや個性を表現できる女性。ナチュラルでありながらも、ひとひねりある遊び心の詰まったデザインが魅力だ。
秋物のテーマは「Cafe de Paris」。フランス映画の「APRES LA RECONCILIATION(邦題:そして愛に至る)」からインスパイアされ、60年代のパリの町並みやカフェをイメージした。クラシックでありながらスタイリッシュな大人のレイヤードスタイルを提案している。新作である冬物のテーマは「ロンドン“チェック”」。チェック柄をメインに、ロンドンチックな着こなしを提案。伝統的なブリティッシュスタイルの中に、自由な発想を取り入れた。
通常、春夏・秋冬と年に2回のコレクションを展開するのが普通だが、このブランドでは3ヶ月おきに展示会を開催しており、服作りの過程も少しユニーク。まず、テーマのもととなる女性たちのイメージ写真を30枚近く用意し、そこから、デザイン部門、イメージ部門、販売部門に分かれて、それぞれの部門で浮かんだアイデアやデザインを形にする。女性たちの写真から連想されるイメージは、人によってさまざま。部門ごとに広く膨らんだイメージを集約し、濃密なものにすることで次のシーズンのテーマを決めるという。
メインデザイナーはフランス人のステファニー・ミガニー。しかし、縫製工場のスタッフなども積極的にデザインに参加し、良いアイデアは柔軟に取り入れていくのがこのブランドのやり方。その結果、企画や縫製の過程でデザインが変化していくこともめずらしくないとか。このようなシステムを取り入れている理由は、常に最新の情報をつかみ、流動していく市場のニーズにこまめに対応するためだという。
商品は、多品種少量生産で、ワンクール40〜50アイテムを製作。近距離にあるお店同士で商品がかぶらないように管理されているため、実際にお店で商品を目にする際には、ほとんどが一点モノ状態。人気のあるアイテムは、素材を変えたりシルエットをマイナーチェンジしたりして息の長い商品に育て上げる。売場の動向を見ながら、細かなニーズの変化に対応できるため、商品の95%は2週間以内に売り切るそうだ。
綿密なリサーチと柔軟な対応力があってこそ成り立つビジネスシステムと、オリジナリティのあるデザインを両立させている「A VISAGE NATURAL」。これからも独自の方法で地道にファンを獲得していくに違いない。
■ 有限会社 A VISAGE NATURAL
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TEL:042-534-7466 FAX:042-534-2290
A VISAGE NATURAL
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