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■台東デザイナーズビレッジ
〜若手デザイナーのための創業支援オフィス〜


台東デザイナーズビレッジは、2004年にオープンしたファッション関連のデザイナー向け創業支援施設。日本各地に広がっているインキュベーションオフィスの中でも、ファッション関連のデザイナーだけが集まっている施設は数少ないという。

台東デザイナーズビレッジは、民間のインキュベーションオフィスとは違い、区が支援を行っている。そのため、採算面で効率を優先することがないため、安定性が高く、長い目で若手の育成を見守ることができるというメリットがある。




靴やカバンなど、ファッション雑貨に関連する製造業者が多い台東区で、小学校の跡地を利用して作られたこの施設は、自転車でまわれる距離で材料が集まるという好立地にあり、地域と密着したものづくりの拠点として期待されている。



さらに、手厚い支援も魅力のひとつ。ここでは、「ハード」「ソフト」「チャンス」の3面から支援を受けることができる。
   ●ハード・・・空き教室を利用した共用の施設では、制作室や図書室、
           ショールームなどが整備されている。

   ●ソフト・・・区の助成金制度の紹介、起業に関する実務的なアドバイス、
          マーケティング面での個別指導などを受けることができる。

   ●チャンス・・・公立のインキュベーションオフィス、という信頼性や知名度、
            取材などを受けるチャンスが広がる。

これらの支援に加え、入居者向けに定期的に開催されるセミナーは、ブランドのプロデュース方法や、ファッション雑貨の撮影方法など、具体的で実践的な内容のものばかり。このセミナーは、一般の人も無料で参加できるという。





しかし、なんといっても一番の魅力は、人との関わりが持てるということだろう。ものづくりを目指す同志が集まることで、いい刺激が生まれ、モチベーションも高まる。また、デザビレの入居者という信用性と将来性から、地元の工場などと直接取引をすることも可能だ。入居者同士で一緒にイベントに出演したり、仕事を依頼したりと、交流も盛んに行われているという。

充実した支援体制のもと、自分の可能性に挑戦できる環境を与えられる台東デザイナーズビレッジは、若手のクリエイターにとって、とても魅力的な場所といえる。ただし、入居期限は最長3年。限られた時間の中で、自分のビジョンに向かって行動を起こせれば、卒業後の未来が色彩を帯びたものになるかもしれない。



【共用スペース】

 図書室                              制作室

 資材室                              ショールーム

【214号室 SALCO 】

オリジナルブランド「bonboog(ボンブーグ)」の企画デザイン、制作、卸販売などを行う。
このアネモネペンは、NYのMOMA美術館での取扱いが決まっているそう。
http://www.bonboog.com/




【213号室 kadomi 和ジュエリーかろん 】
03年、第1回フィレンツェ市の宝飾職人のための表彰式で、「優秀若手デザイナー・作家」賞を受賞。アクセサリーや和小物などをデザイン・制作・販売している。
6月20日〜26日 松屋銀座7階にて展示会を開催予定。
http://kadomi.com/




■台東デザイナーズビレッジ http://www.designers-village.com/


2007-06-14 at 09:41 午後 in その他 | Permalink |