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私は、入浴中に沢山雑誌や機関誌を読むのですが、 毎月JALから送られてくるAGORAを読んでいたら、 素敵な文章に出会いました。 「・・・緑の繭をふんわりとまとった丘陵が連なる・・・」 作家やエッセイストの場合、 個々の文章表現がその人の作品の魅力を決める第一条件だと思うが、 私は脳の奥底をくすぐられる上記のような表現が大好き。 このくだりを読んだとき、ん?誰が書いているのかな?と思い、 咄嗟に著者をチェック! するとそこには、リシャール・コラス氏の名前が! ご存じの方も当然いらっしゃると思いますが、 コラス氏はシャネル株式会社日本法人代表取締役社長であります。 作家に憧れていたという同氏は「遙かなる航跡」という著書で作家デビューし、 もう一冊「午前4時、東京で会いますか?」も出されておられる。 文章表現。 フランス人であるコラス氏の日本を表現する文章に私は魅力を感じました。 外国人作家の日本語による文章表現で他に好きなのはアーサー・ビナード氏。 ビナード氏は文章のプロであるけれど、コラス氏はラグジュアリー・ブランドの代表だ。 AGORAなど、カード会社の機関誌にはそれなりの作家連がエッセイを載せているが、 それに並んでコラス氏の文章を見つけたことに妙に喜びを感じた。 コラス氏のこの豊かな発想による文章を読むとなんだか励まされる。 村上春樹氏以外にも私の心の琴線を揺さぶる文体に出会ったと思った。 「鎌倉模様」として連載されるということなので、 次号も楽しみにしたい。 |






