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NHKハイビジョンシリーズで、パラグアイのメノニータについて特集していた。 メノニータについて知らない私は、 その映像を何の気無しに見ていたのだけれど、 途中で、男性がみな黒のオーバーオールを着ている事に気づき、 それも、1つの家族でだけでなく、 とにかく老若男女みんな揃って着ているのにだんだん驚きを隠せなくなった。 違いがあるとすれば、チェックやストライプなど、 柄が違うシャツを着て、帽子がキャップやカウボーイハットなど、 人によって個性を出しているところだ。 でも、とにかく黒のオーバーオール。 作業中肩から吊りがずれないように、 後ろはかなり太めのストラップとなっている。 女性はみなワンピースにやはりオーバーオールの形らしいエプロンをしている。 そして、髪は綺麗にまとめあげられ、黒い大きなリボンのついた帽子をかぶっている。 だいたい、一家族に3人の衣服を作る女性がいて、 家族1人に対して、1年に3着の服を縫う。 15人家族だったら、45着の服を3人で縫うのだ。 ミシンは、足踏み式のバタフライミシン。 美しい装飾がなされたミッドセンチュリーな一品。 男はみな馬車に乗る。 どこいにいくにも馬車。 黒のオーバーオールの集団が揃って馬車に乗っている。 小さいオーバーオールもいれば大きなオーバーオールもいる。 みなぴったりと体に合ったオーバーオールを着ているのだ。 大豆を作り、牛の乳を搾り、アボカドを収穫している。 敬虔なプロテスタントのメノニータ。 でも、判断力がつくとされる13歳からでないと洗礼も受けられないし教会にも入ることが出来ない。 教会にも黒のオーバーオールにYシャツ。 ある種オシャレだなーと思ってみていたが、 そのうち、彼らがいわゆるアーミッシュのような集団なのではないかと思い始め、 番組終了後メノニータというものについて調べてみた。 ![]() 「南米・パラグアイに、ドイツやスイスから450年の流浪の旅を経て、 約80年前に“安住の地”パラグアイにたどり着いた、 「メノニータ」と呼ばれる宗教一派で、平和主義の自給自足社会。 彼等はメノー派キリスト教徒(プロテスタントの一派)たちで、 信仰の自由を求め、そして自分達の独自の生き方を実践できる地を求めて世界を転々としてきて、そしてパラグアイに安住の地を見つけたのです。 彼らの特徴は農牧業に従事し、 教会と農協を中心としたコミュニティーの回りに広い土地を持つ家族単位の農場を築き、 なんでも手作りと自給自足で無駄のない生活を築き、 徹底した反消費社会、循環型持続社会を作っています。 平和主義者で戦争への参加は拒否し、 家庭を大事にし家族全員で農場を維持するため、どこも子供が多く大家族です。 彼等は世の中の流行やハイテクなどは興味がありません。 自分達の平和で安定した自給自足の生活を維持しようとします。 その中で、自分で家も作り、馬車も作り、衣服も作り、畑で野菜や穀物を作り、 家畜を飼い肉も保存用加工をします。 自分でできることは、何でも自力でやります。 そして自分でできないことにだけ「文明の利器」を使ったり、 コロニーの仲間の力を借りたりするのです。 徹底的に「無駄遣いをしない」暮らしぶりは、 そのまま、与えられた自然環境を大切にする生き方に繋がっているようです。」 (以上、http://www.geocities.com/genitolat/Utopia/011.htmlより抜粋) アーミッシュほど保守的ではないけれど、 やはり独自の社会を作りあげている集団がメノニータらしい。 もしも、日本に彼らのような集団がいたら、 どんな感じになるだろう。 テレビで見たとおり、 彼らのファッションについてオシャレだなーと思うことが出来るかな ![]() 彼らとは正反対の、 徹底的な消費社会に住んでいる私は、 ミニマルなオシャレを追求している彼らをどう感じるだろう。 日本だと逃げ場としてのコミュニティになってしまいそうな気がする。 本当の意味でのユートピアを創り上げられるのが理想だから、 宗教観の薄い日本では、信じる物が統一しづらいので、 メノニータはそんな日本を安住の地として選ばないだろうな〜と漠然と思った。 ま、彼らは彼らだろうから、その国がどうだろうと関係ないかもしれないけれど。 どうであれ、テレビで見た彼らは穏やかで、 安心して暮らしているように見えた。 当然、昨今の経済不況は関係ないだろう。 彼らが畏れるのは自然の力だろうから。 いい番組観たなー。 さすがNHK ![]() (注:持ち上げているわけではありません ) |




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