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ロシアDAY3
 ペテル3日目の今日はモデルフィッティング。
今回ショー用に、前回の春夏40点、今回の秋冬40点を持っていきました。
KINOの今回の秋冬は展示会のみだったので、ショー用に作るのは初めてで、まだモデルに着せたことがなかったため、バランスやお直しはこのロシアでのフィッティングで初めてみる事になり、それなりに時間がかかると想定。
 が、モデル選びがそれなりに良かったのか、大きな問題もなく終了。
私達のモデルローテーションの方式がロシア側は初めてのやり方だったらしく、最初は躊躇されましたが、素晴らしい対応力でてきぱきこなしてくれました。写真もその場でプリントアウトしてくれ、素早くコーディネート表を作成してくれました。モデルの名前がさっぱり読めないですが、通訳が1メゾンに対して1人付いていたのでコミュニケーションもスムーズ。
途中、ピロシキ(実際はピローグだった)をリクエストする余裕がある感じで、作業は進みました。
 フィッティングが終わると、テストメイクを開始。
春夏用と秋冬用と2人のモデルを用意してくれました。担当してくれたアーティストの方にイメージを伝えるも、東京でやったコレクションのメイクやルックブックの撮影のメイクが複雑でとても伝えきれず・・・。微妙なニュアンスは再現不可でした。
でも、彼女なりに解釈してやってくれたので、新しいアイデアとして受け入れました。

テストメイクが終わると、春夏ショー用の生ピアノ演奏のアーティストとの打ち合わせ。ピアニスト2人の候補がありましたが、最後に面接に来てくれた男の子に決定!デザイナーの石川さんの説明を受けるときの彼の目の輝きや、彼のファッションから判断して、きっと即興演奏も素晴らしいに違いない、と予測。DVDを見て貰い、更にイメージを共有する。


そうこうしているうちに、衣装は梱包され明日のショー会場である「大理石宮殿」に運ばれていく。ここで衝撃の光景が!私達は衣装を1コーディネートづつビニールカバーしていくのですが、こちらではなんと巨大サランラップでラックごとグルグル巻き!なんか衣装が透明なサナギみたいに変身。さっき、一生懸命アイロンした衣装の立場は・・・。

が、議論しても仕方がないので、サナギ衣装が運び出されていくのを見守った。
 
 そして、明後日の秋冬のショーの音楽や演出プランの最終確認をセルゲイとするために、彼が帰ってくるのをしばらく待つ(この日セルゲイは1日お留守で、スタッフいわく、ペテルで行われるポルシェのローンチイベントのコンペに行っているとのこと)。
 待つこと30分、セルゲイが戻り、日本から持っていった音源を元に演出打ち合わせ。どうやらコンペに勝ったらしくご機嫌。音楽の順番などを決めて貰い、ようやく3日目が終了

 ホテルに帰って、ボルシチを食べ就寝。
 明日はいよいよ大理石宮殿にて春夏のショーです。

またDAY4をお楽しみに!
 2008/04/02 23:39  この記事のURL  /   / トラックバック(0)

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プロフィール
芹澤 絵美(せりざわ えみ)
スタイリスト。静岡県生まれ。文化服装学院流通専門課程卒業。サンプロデュース入社。2000年に独立。東京コレクションをはじめ、様々なショーを手がける。また現在は、雑誌・広告等、撮影方面にも幅を広げている。

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