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ウェブドゥジャパン、モバイル向け連動型広告枠をオークション販売(H19.5.23CNET JAPAN)
たまたま、18日(金)のEC研究会のセミナーレポートの続きっぽくなっておりますが・・・。



モバイル検索エンジン「CROOZ!(クルーズ!)」の運営を行っておられるウェブドゥジャパンさんが、モバイル向け検索連動型広告のオークション販売を6月から開始されるのだそうだ。



1つ前のエントリに、「広告表示はローテーション方式で固定単価制」と書いたばかりだったんですが、クリック単価は決まっているのではなく、高い単価を入札した企業の広告が上位にくるように変更する、という意味だ。



競合が存在するキーワードに対して何とか広告を上位に持って行きたい、と思われる企業さんにとっては、お金さえ出せばよいのである意味では公平なルールなのだが、PCのアドワーズ広告やオーバーチュア広告の例を見てもわかるように、当然、人気キーワードの入札単価は上がっていく方向に向かうと思います。
 2007/05/24 01:35  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

EC研究会・(株)ウェブドゥジャパンさんのセミナー
個人ブログ「新・両国さくらのファッション・イン・ファッション(Fashion in Fashion)」にも書いたように、5月18日(金)に開かれたEC研究会に久々にお邪魔してきました。



途中からの参加になってしまったのですが、第1講演者の(株)リアルコミュニケーションズ・鈴木社長ともチラリとお話しすることが出来ました(^^) ブログはずっと読ませて頂いているんですが、リアルマーケットドロップシッピングも、着実に浸透していっているようで、これからが非常に楽しみなのです。鈴木社長も、相変わらず非常にお元気そうでした(^^)



さて、さくらが大注目している、モバイル検索エンジンの主要プレイヤーの1社である(株)ウェブドゥジャパンさんのセミナーだが、予告されていた小渕宏二社長ではなく、取締役社長室長・櫻井英哉氏がスピーカーだった。



テーマは、「モバイルP4P広告市場と最新動向」ということで、検索エンジンそのものの話ではなく、最近急激に伸びてきているモバイルP4P広告についてのお話だった。(とはいえ、同社の前期決算を見ると、コンテンツ事業や人材紹介事業に比べまだパイは非常に小さいが)。P4Pというのは、ちなみに、「pay for performance」の略。PCインターネットの世界の、アドワーズ広告やアドセンス広告などと同じような広告が、モバイルでも展開されてきているのである。



ご承知の通り、同社は「CROOZ!」というモバイル専門の検索エンジンを開発・運営している。提携会社は、iモード、EZWeb、AskMobileと、わが業界の方で知らない方はいらっしゃらないであろうgirlswalker.com の4社だ。また、提携サイトは260サイトにも上る。聴衆からの質問に対し、櫻井取締役は「足で歩いて提携先を開拓してきたことが当社の強み」と話しておられたが、PCインターネットの世界と同じで、モバイルでも法人向けの事業は営業力というのが一つの鍵になっているように私も感じますね。



同社の広告表示の仕組みはローテーション方式で固定単価制を取っており、シンプルでわかりやすいシステムだという気がする。私はPCの検索連動型広告で問題になっていることを念頭に置いた上で、「買う気がない方にはクリックさせない工夫など考えておられるのか」という質問を投げかけてみたのだが、「今のところ、そういう人がクリックするのも仕方がないと考えている」という返答が返ってきた。



また、広告出稿の申込みも、現状ではほとんどが広告代理店経由となっているそうだ。この辺は、ケータイの世界の一つの問題点ではあるように思います。中小企業にとっては、かなり敷居が高い仕組みですので。



最近モバイルマーケティングの世界ではちょくちょく引き合いに出されているインプレスR&Dさんの調査結果で、10代の女性の間では非公式サイトを公式サイトよりよく利用する、という比率が60.8%なのに対し、公式サイトの方が多いという率18.4%である、という結果を引き合いに出しておられ、「モバイル検索の可能性は高い」とおっしゃっておられた。



その点に関しては、総論は全く賛成です。ネットリテラシーが向上するにつれ、ポータルサイトが提供する一般的な情報では満足しなくなる(第3講演でも日産自動車(株)の小泉講師が、2004年からカーナビに出していた旅行情報などに「物足りない」という意見が急増した、とおっしゃっておられました)、というのは世の常で、ケータイリテラシーが上がってきたから、皆が自分のお気に入りのサイトを自ら探しにいっている、という面はあると思うんですよね。ケータイの場合は特に、芸能人関係の情報(画像や動画)の検索、着うたを検索して買う、という行為は完全に定着しているという気がしますし。



それと合わせて、特に10代の子達は、その時々の流行りの勝手サイトに学校でクチコミされて夢中になる、ということがあると思うんですよね。これは必ずしも、「自ら探し出した」とは言えない面があると思うんですよ。



昔の「魔法のiらんど」さんとか「girlswalker.com」、ちょっと前の「モバゲータウン」や「CGIBOY」とか、最近の「顔ちぇき!」なんかにしても。マスコミの報道とか、あるいはモバイル企業さん側の積極的なマス広告の仕掛けが最近はそれに拍車をかけている部分もあるので、実際に頻繁に閲覧されているサイトが何なのか、というのは、質問項目を上位5サイトくらい書き出してもらうようにして、3か月に1回くらいの頻度で定期的に調べてみないと動向はつかみにくいような気がします。



話は戻るが、技術面での進化が激しい業界で、しかも主要3キャリアが何かとユーザーを「囲い込み」したがる戦略を取る業界のため、今後どういう方向に進むのかは予断を許さないように思う。



特にこの2,3年の時代に高校生だった子達が、卒業してライフスタイルが変化していく中で、PCへと完全に移行してしまうのか、ある部分のニーズは手馴れたケータイで済まし続けるのか・・・その人が一日のうち多くの時間をPCの前で過ごす環境下に置かれるか否か、という問題は決定的に大きい(自分の場合は、仕事柄移動が多く、必然的にモバイルに向かうようになった)ように私は思うんですが、この辺もしっかりと状況を把握しておく必要があるように思います。




「Crooz!」さんの場合は、現状ではPCサイトの検索には対応しておらず、当面その予定もない、ということだったが、フルブラウザの普及の度合いがどの程度になると見るのか、それにどこまで対応していくのか、ということが、今後のモバイル検索の世界の一つの焦点になってくるように私は思いますね。そして何より、今、自分でも様々な検索エンジンを交互に利用して常に試してみているんですが、検索結果の表示、広告表示の精度の良し悪しが、最終的にはユーザー数を左右してくるように思います。




蛇足ですが、(株)ウェブドゥジャパンさんがOKWaveさんとタイアップしてやっておられる「答えてCrooz!」、こちらも、さくらのようにPCに向かう時間的猶予があまりない人には便利ですよ。



最後に、第4講演は聴講する時間がなかったので、日産自動車(株)プログラム・ダイレクターオフィス主担(カーウイングス担当)・小泉雄一氏による第3講演についても少し。



日産さんと言えば、ティーダや最近のスカイラインのブログキャンペーンなどからも判るように、マーケティング分野におけるネットの活用に非常に熱心な企業さんですが、カーナビに関する今日のプレゼンテーションも素晴らしかったです!



最近車に乗っていないので、カーナビがあんなに進化しているというのは、大きな驚きでした。日産さんはカーナビ業界の主要4プレイヤーの中で唯一、インターネットを活用しておられる企業さんなんだそうですが、あくまでも安全性に強く配慮し、ボタン1つで簡単に操作でき、自分の知りたい情報を得ることが出来る、というのは、凄いことだと思います。



ちなみに、カーウイングスさんは携帯電話を利用した仕組みのようなんですが、「今後、モバイルWiMAXの精度が上がってくれば、当然利用も視野に入れて行きたい」(小泉氏)と話しておられました。
 2007/05/20 01:32  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

モバゲータウンで○○○と「友達」に
昨夜ケータイから投稿したら、タイトルの半角カタカナが途中までしか全角カタカナに自動変換されなかったみたいで、大変に失礼致しました。



昨夜に続いて、今日もモバイル系小ネタ。それも、小声でつぶやいたりなんかしてみたいと思います。



mixiの日記を久々に更新しました。タイトルは、「モバゲータウンで○○○と『友達』に」です。



カンの良い方なら、すぐにピンと来たのではないかと思いますが・・・さくらのお友達関係の皆様や、「読んでみたい」と思われた方は、私は、mixiもモバゲーも「両国さくら」の名前で登録しておりますので、遊びにいらして下さい。
 2007/05/17 23:22  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(1)

アノ超人気ブランドのモバイルサイトがオープン
某人気ラグジュアリーブランドのケータイサイトが、期間限定でオープンするみたいですヨ。
どうやら、通販はやらないようにお見受けしたんですが・・・。
本業と掛け持ちじゃなくて、毎日取材だけに専念出来るジャーナリストの皆さんは、是非取材してみてチョ!
 2007/05/17 01:54  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

ネットショップ運営は、まずは「がむしゃらに」
週末に、(有)いろはの竹内謙礼氏の著書『成功者しか知らないネットショップ運営』(双葉社、定価1,500円+税)を読んでいて、目にとまった章がある。



P175からの、「ネットショップ流『どんぶり勘定』のススメ」の章だ。



竹内氏曰く、ネットショップの成長段階には、3つのステップがあるという。



「第1ステップは、がむしゃらに売上を伸ばす時期。この頃はいろいろな販促方法を試して、売上目標に向かって突っ走る時期です。

第2ステップは、慎重に店舗運営を考える時期。損益計算をしてみたりコスト削減に着手したりして、客観的に自分のネットショップを考察する時期です。

第3ステップは『流れ』を掴んで運営する時期。お客様と商品が売れる『流れ』を掴んで無理のない店舗運営ができる、いわゆる成熟した時期のことです。」(同書P175より引用)。



これって、ネット通販に限らず、リアルの商売にも言えることではないだろうか?



そうやって、自分から運気の流れを作っていかなければいけないんですよね。



この章を読みながら、「そうなんだ、そうなんだ。今の自分は、とにかくがむしゃらにやらなきゃあかんのや」と、思わず、「うん、うん」と頷いておりました。
 2007/05/16 00:14  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

今秋、ヤフーショッピングがAPI公開&ケータイ通販強化へ
ヤフーショッピングさんが今秋、ついに通販商品のデータベース(API)を公開する、というニュースが今日5月11日(金)付けの日経MJさんに掲載されていたので、そのページだけを捨てずに自宅に持ち帰ったつもりが、見当たりません(^^;;



今、検索をかけていろいろ探してみたのだが、日経さん関連のサイトにはどうやらそのニュースは掲載されていないようだし、ネットニュース系のサイトにも出ていない。どうやら独自取材に基づくものなのだろう。



業マネBlog」さんが、ほぼその記事の内容と同様の内容をアップしておられたので、リンクさせて頂きます。



注目すべきは、APIの公開と合わせて、PC用サイトとケータイ用サイトのデータベースの同一化や携帯アフィリエイトの開始など、ケータイ通販(モバイル通販)にも力を入れていく趣旨の発表がなされていることだ。



とにかく、現状のヤフーショッピングのモバイル版は、重くてどうしようもない、という状態ですからね。楽天さんビッダーズさんと相当に差があるように感じていたが、3強が出揃うことで、ケータイ通販市場が益々活性化していくのではないかという気がします。
 2007/05/11 21:57  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

ニワンゴの「ニコニコ動画モバイル」クローズドβテスト
携帯電話向けニコニコ動画、クローズドβテスター募集開始」(H19.5.7付Japan.internet.com他)



・・・以前、ニワンゴさんの「ニコニコ動画」に関する話題はこちらのブログでもご紹介したことがあったかと思うんですが、モバイル版のテストを始められるようなので、早速モニターに応募してみました♪選ばれるといいな(^^) ニワンゴさん、是非さくらを5,000名のモニターの中の1人に選んでください!このブログでも様子はレポート致しますので。



さっきから、しりとり遊びでかなり盛り上がりました(^e^) FOMA 90Xi 系と FOMA 70Xi 系のユーザーさんでしたら、応募してみられると、私が言っていることの意味はおわかり頂けると思います。



同社の、男目線のデコメも、かなりイケてます
 2007/05/07 23:06  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

ファッション系B2Bサイトの「返品」対応は?
昨夜、このブログでB2Cビジネスに関する返品の問題について書きながら、ふと思った。



ファッション系B2Bサイトでの、「返品」への対応は、一体どうなっているのだろうかと。



既にガンガンサイトを利用しておられるアパレルさんや工場さん、仕入先のリアル店舗やネットショップの皆さんはもちろんご存知だろうが、気になったので早速調べてみました。



(こういう時、ネット関連のビジネスについては答えを出すのは簡単なんですよね。電話して取材する必要なんて全くないのだ。検索すれば答えは一発で出てくる)。



ますは、B2Bのマッチング・サイト系から・・・。



業界最老舗のラクーンさんの2つのサイトなんですが、

・「スーパーデリバリー」=出展企業に直接問い合わせる仕組み

・オンライン激安問屋「ラクーン」=良品返品可のマークのあるもののみは商品到着後3日以内ならば返品可(詳しくはこちらのリンク先をお読み下さい)。



続いて、DeNAさんの

・「ネッシー」=各出展企業のページの「取引・返品条件」の項目に表示(企業によって認めるところとそうでないところあり)。


最後に、アパレルウェブさんの

・「アパレルネット」=現状では、決済・回収を出展企業とバイヤーの間で直接行う仕組みになっていることから、返品等についても各出展企業の判断で行われているのではないかと推察される。



ということで、上記3社の場合、いずれもマッチングプレイス提供社ではなく、アパレル業界の取引慣習を鑑み、あくまでも出展社(アパレルや工場)の意向を重視する方針であるようです。



ということは、出展される企業さんは、自社の体力や在庫処理能力、物流能力等を総合的に判断して、無理のないような対応をする必要があるように思います。



(なお、書き遅れましたが、後発でスタートされたアパレルウェブさんの「アパレルネット」の着眼点は、なかなか面白いと思います。どうやら出展ブランドをブランド力のあるところに絞っていくようにお見受けしたのですが・・・。



一般的には、B2Bは無数のBとBをネットという特性を活用して自発的に結びつける仕組み、と解釈されることが多いんですが、「選別」「差別化」という論理は、ことアパレルに関しては武器になる可能性が大きい。



先行しているB2Cの世界でもそうですからね。その方が価格競争の世界に巻き込まれずにすみ、消費者も実は喜んでいたりする。



但し、アパレルさんに対しても小売店さんに対しても、既存の有力企業、有力店舗さんにばかり目を向けていると、うまく行かなくなるように私は思います。新しく登場し「ブランド化」する可能性の高いところをいかにして取り込むか。ゼイヴェルさんではありませんが、衰退の著しいわが業界においては、場合によっては「育成」ということもアリだと思います。それと、ウリはやはりフルフィルメントでしょう。



アパレルウェブさんのブログに執筆しているからといって別に同社をヨイショしている訳でも何でもなく、純粋に公平な目で見て面白いと思っております。頑張って下さい!)



話は戻りますが、イチオクさんの「Web現金問屋」さんの場合はその辺ははっきりしていて、一切の良品返品は受け付けていないようなんですよね。



ある意味で、現金問屋さんの世界は、真っ当な小売業のあり方にのっとっているように思います。いわゆる旧来型のミセス専門店さんが月末返品をバンバンやって衰退していった轍を踏まぬよう、小売店の皆様には、自分でリスクを持って仕入れたものを自分で売り切る、という姿勢に徹していってもらいたいものですね。
 2007/05/04 23:26  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

5月2日(水)付け日経MJ「岐路、返品保証ー悪意の手口横行ー」に思う
5月2日付けの日経MJ(日経流通新聞)さんの1面特集「岐路、返品保証ー悪意の手口横行ー」を読んで、いろいろと考えさせられてしまった。



さくらが地方百貨店インショップの高級婦人服専門店でショップスタッフをしていた二昔前、バブル期終盤の時代にも、既に返品にまつわる対策をどのように講じるか、というような話はたまにあった。非常によくお買い物をして下さるお客様なのだが、時折気が変わられることがあって、翌日商品を持ち込まれるケース、これまた上顧客なのだが、非常に拘りの多いお客様で、お直しの仕上がり具合が気に入らない、と言われるケース、等々…。



前者の場合は、値札もちゃんと付けた状態で翌日の持ち込みなので、上顧客でもあるから快く受け取る、後者の場合は、お直しを受ける段階でそのお客様のニーズが十二分に汲み取れるだけの技量を持つスタッフのみが接客し、他のスタッフはお直しは受けない、というような形で対応していたことを記憶している。



小さな店舗、それもリアル店舗だと顔の見えるお客様とのお付き合いなのだから、臨機応変な対応、といったことが可能になるが、大型店やネット通販、TV通販の場合はそういう訳にいかない。日経MJさんに書いてあるような「悪意の消費者の数が感覚的に増えてきたような気がする」とことだと、大変なことである。



記事にあるように、確かにネットの存在、というのが、昔と違って良い意味でのクチコミも、悪い意味でのクチコミも増幅させる、ということはあるように思う。



それと、昔の日本には、ルールや契約をきちんと定めなくても、周りの目を気にしたり、相手の立場を思いやる、というような文化があったように思う。ところが、それがだんだんと崩れてきて、ちょっとアメリカ型の社会に近づいてきたのかもしれない。



ただ、矛盾しているなぁ、と思うのは、返品保証制度を明示している以上、消費者に利用してほしいから、という風に思うのが本来は自然なことなのではないだろうか?制度の存在が知られてくれば利用率が上がるのはある面で当たり前で、そうなると困るのであれば、特にリアル店舗さんの場合は始めからやらなければよいのに、と思うのは、私だけであろうか?



さて、このブログはネットの話題を中心に取り上げておりますので、ここからが本論。



日経MJさんの記事の中に、ニッセンさんの話題が出てきて、同社が商品到着後14日間は無料で返品を受け付ける旨紹介してあり、そのくだりの最後の方に「…返品対応に伴う負担は小さくない。それでも商品を手にとって吟味できない通信販売では必須のサービスだ」(同紙より引用)とあるんですが・・・。



いわゆる、「特定商取引に関する法律」で訪問販売に関して定めてある「クーリング・オフ」の制度は、通信販売に関しては義務付けはありません。皆様ご存知でしょうが、念のため。



同業他社さんはどうなっているかというと、ベルメゾンネット(千趣会)さんは14日以内、ムトウさんは10日以内は返品可能になっております。これは、もともとカタログ通販出身で、商品の販売サイクルが長いことと、物流体制がしっかりしておられる、という強みがあるから実施できるサービスだろうという気がしますね。



楽天さんなどのショッピングモールは、出店各社の姿勢に委ねる形、いわゆる感度の高い商品や知名度の高いブランドを集めている大半のブランド集積型ネットショップの場合は、大半が、商品が不良品だったり配送間違いの場合以外の返品は一切受け付けていない。



TV通販の場合が面白くて、ジュピターショップチャンネルさんもQVCジャパンさんも、30日間は返品可能、なのだ。これについては、3年くらい前から既に、「消費者がTV通販自体に慣れてきたのか、返品率が上がってきた」というような声をぽつぽつ聞くようになっている。



TV通販の場合は、在庫リスクをメーカーさん側が持つから、これだけ長期間に亘って返品が受けられる、ということもあると思うんですよね。消費者にとって一見良いように見える仕組みの裏側には、そういう問題もあるのだ。



私見だが、小さな企業さんの場合は、ネット通販において安易に返品を受け入れるのは非常に危険なのではないかという気がする。



日経MJさんに掲載されていた、日本ランズエンドさんの「楽替」サービスとか、今、マルイヴォイさんがやっておられる、スーツ・セットアップやパンツのご試着セールのように、ネット通販におけるサイズへの不安、という弱みを逆手にとって、自社の強みに変えていくという明確な戦略性がないと、成功はおぼつかないのでは?



これらのサービスは、はっきり言ってフルフィルメントがしっかりしている企業さんでないと不可能、容易に真似出来ないことだからこそ、価値があるんですよね。
 2007/05/04 00:36  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(1)

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プロフィール

岡山大学法学部卒、(財)ファッション産業人材育成機構・IFIビジネススクールマスターコース中退。高級婦人服専門店の百貨店インショップの販売員、日本繊維新聞中国支局(岡山)記者を経て、現在は東京・両国にあるファッション関連企業の支援機関の職員として、地元を飛び回る日々を過ごしております。
趣味:読書、ネット&ケータイサーフィン、婦人服のショップを見て回ること、美術館巡り、ヨガetc.,

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