« 2006年05月 | Main | 2006年07月 »
青山商事の事例に見る、リアル店舗のパワー
昨日6月27日(火)付けの日本繊維新聞のメンズ専門店特集を読んでいて感心させられたことがある。



紳士服ロードサイド専門店業界の売上高NO1企業である青山商事さんの記事文中に、顧客データ数が1,070万人分、と書いてあったからだ。



このうち、どれだけが生きた名簿なのか、という問題はあるだろうが、これはものすごい数字ですよ。日本の人口1億2,000万人の約9%に当たる。



うち、同社が力を入れておられるQCM(キュー・クイック・メール)の会員数はというと、130万人。顧客データ数に占める割合でいうと約12%に下がってしまう。



ヤング女性に大人気のケータイ通販・ゼイヴェルさんのメルマガ、ガールズマガジンの読者数が公称1,000万部だから、それと比べるとまだまだ、という見方もできるだろうが、たぶん、年配や中年の顧客の数が多いからであって、今後はケータイにメールを送ってほしいと希望される方もどんどん増えてくるのではないだろうか。



いやはや、青山商事さんは全国に798店舗も有するだけあって、さすがにお客様の数が多い。アオキさんやはるやま商事さんなどに対しても同様のことを感じるのだが、紳士服ロードサイド専門店さんの販売力って、凄いなぁと本当に感心させられる。個々の店舗の店長さんや販売員の方々がしっかりと顔の見えるお客様を作っておられるから、あれだけの売り上げが作れているのだ。



そういう素地さえあれば、モバイルマーケティング、あるいはケータイ(モバイル)通販やネット通販への誘導も、スムースに進むと思うんですよね。



リアル店舗で基本がしっかり出来ているところは、ケータイやネットでも十二分に戦えますよ。ないのは通販のノウハウだけで、お客様も商材も揃っているので。
 2006/06/28 23:09  この記事のURL  /  コメント(1)  / トラックバック(1)

ネット通販でも電話対応は必要です!
今週(6月26日)号の『日経ビジネス』の巻頭特集、「エレベーターだけじゃない まだまだあった売りっぱなしの罪」中の、アフターサービス調査ランキング結果で、ネット通販大手のアマゾン(amazon.co.jp)さんの評価が思いの他低かったーーという記事、皆さんご覧になられましたか?



詳しくお知りになりたい方は、是非同誌を買ってお読み頂きたいが、その理由の大半は、「アマゾンが電話対応を一切してくれない」ためだとか。



この気持ち、さくらにもすごく良くわかるのだ。というのは、私自身、つい数年前まだネット若葉マークだった頃に、アマゾンに電話しようとしてサイト内の電話番号を必死になって探した経験があるので(^^;;



アマゾンさんのような超大手ならば、コストダウンのためということもまかり通るが、B2Cのネット通販において、通常は必ずトップページのわかりやすいところに、会社の電話番号を記し、「お電話でもお問合せできます」と書いておくのが常識である。どんなネット通販の勉強会に行っても、このことは必ず強調されることだ。



ネットに不慣れなお客様、すごく急いでおられるお客様、込み入った状況をメールには書きにくいお客様に対する思いやり、というのもあるし、昔に比べてかなり和らいだとはいえ、特に中小のネット通販企業に対しては、「本当にちゃんとした会社なのか?」という心配をされるお客様もいらっしゃるので、安心してお買い物をして頂くための「存在証明」にもなる。



『日経ビジネス』のアマゾンさんの事例とは対照的な事例だが、6月26日(月)付けの日経MJには、ベビーカーのコンビさんが、ネット経由で来たお問合せであっても臨機応変に電話で返答し、必ず24時間以内にレスポンスを返している、ということが紹介されている。



もう1点、アマゾンさんの問題点として、メール返信の際、担当者の個人名が記されておらず、「amazon.co.jpです」で統一されている、ということも指摘されていた。



アメリカならばこれでもOKなのかもしれないが、日本ではこれはネチケット違反、NGである。企業のウェブサイトならば尚更、「○○株式会社カスタマーセンターの○○○子です」といったように、部署名と個人名をきちんとお客様にお知らせする必要があると思います。
 2006/06/27 22:12  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(1)

Googleが中国の検索エンジン会社「百度(Baido)」の株売却
Google、中国で益々窮地に追い込まれつつあるようですね・・・。



現地の検索エンジンNo.1会社「百度(Baido)」の株を、とうとう全株売却してしまったらしい。



ご参考までに、ついこの間、6月17日に私が書いたエントリ「経済産業省主導で“日の丸検索エンジン”開発へ」をもう一度ご紹介しておきます。
 2006/06/26 20:43  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

無料の大容量ファイル受け渡しサービス「宅ファイル便」
何十枚もの写真データや、CADデータなどをメールに添付して送ろうとして、エラーになってしまったご経験をお持ちの方は多いと思う。



そんな時便利なのが、無料で大容量のファイルを受け渡ししてくれるサービス。今日私は、そういうサービスの1つである、大阪ガスグループの(株)エルネットが運営している「宅ファイル便」を初めて利用してみた。



会員登録さえ済ませれば、合計最大50MBまでのファイルを、一度に10本送ることが出来る。しかも、同時に3人までの送信が可能だ。



最近は、ウイルス感染を恐れて、メールの受送信容量を2MBくらいに抑えている企業さんが多いと思うので、これは、非常に助かりますよね。



但し、実際に使ってみて、幾つか不便だな、と感じることもあった。今日はjpegのファイルを一度に10本ずつまとめて送ったのだが、合計約22MBくらいの画像データでも、アップするのに非常に長い時間がかかる。



5分どころか、10分かそれ以上かかったように思うんですよ。意識して細かく計測はしなかったので、実際はもっと長かったかもしれない。送信が完了するのが待ちきれなくて、お手洗いに行ったり別のサイトを見たりしてイジイジしてましたんで(笑)。



そのことは、ある程度予想がついていたことだが、もう1点、「ファイル名に半角のスペースがあると送信できない」という問題もあった。



私は自分の画像ファイルを整理する時のネーミングは、「半角で撮影年月日+テーマ+撮影順」というルールに基づいて決めている。そして、それらをまとめて新しいファイルを作ってその中に入れているのだ。



例えば、この間桐生に行った時の写真だと、新しいファイル名が「180614kiryu」で、その中に入っている個々の写真の1枚目は「180614kiryu 1」、2枚目は「180614kiryu 2」となるのだが、180614kiryuという部分までが奇数の文字数だと、自分では気付かなかったのだがその後ろの数字との間に自動的に半角が入ってしまっていたのである。



それが、全部エラーになってしまったため、仕方ないので文字数が偶数になるようにして全部ファイル名を作り変えました。沢山写真があったので、非常に面倒だったんですが。



とはいえ、無料なので贅沢は言っていられない。あまり大きな添付ファイルをやり取りすることには危険が伴う昨今、リアルの宅配便同様、ネット上の宅配便も非常に存在感を増しているように思うのだ。



最後に、ご参考までに、有料のギガストレージサービス(ファイルをネット上に保管・他人と共有できるディスクスペースのサービス)や、「宅ファイル便」に似た無料サービスなどをまとめてご紹介しておられる「manabiBlog」さんのエントリをご紹介しておきますね(リンク&トラックバックさせて頂きました)。
 2006/06/23 21:50  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(1)

ケータイ通販に見る、6月後半商戦の乗り切り方
天候不順の影響もあって、史上最悪、とも言われる6月商戦・・・。

今の時期、リアルの店舗を持っておられる皆様も、どうやって売り上げを作るか日々苦心しておられると思うが、お昼休み、移動の合間にケータイでiモードのファッション通販サイトをチェックし、「ケータイ通販も伸びている業界とはいえ、売るための苦労は同じだなぁ」と、実感。

対応の仕方は、各社各様だ。敢えて社名は伏せるので、皆様各自で気になるモバイル通販サイトをチェックしてみてチョ。

A社・・・アクセサリーなど単価の低いものを前面に出し、中に一部マークダウン品も混ぜる形で、衝動買いを誘う作戦。

B社・・・顔の良い商品で高くとも売れそうなものを雑誌連動、プロパーで押している。

C社・・・6月中頃から月末まで、「送料無料キャンペーン」を実施。

D社・・・一部有力ブランドはマークダウンを開始。

何が正しいやり方か、というのは、一概には言えないと私は思う。その通販ショップの客層やこれまでの売り上げ動向、手元に残っている商材の中身、秋物の立ち上がりをいつに設定しているか、等々、様々な要因を考え合わせた上で、セールのタイミングは判断すべきだと思うが・・・。

リアル以上に、ケータイではプッシュ型の販促というのが欠かせない。期末は特にそうだ。いつ、どういうタイミングで、どういう内容のメールを打つか。

すぐに削除されず、読んで頂き、クリックして頂けるメールになっているのかどうか、処分期には特に、直接的に購買欲を刺激するメールを用意する必要があるんですよね。



 2006/06/22 23:24  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(1)

(株)サイバーエージェント、ドロップシッピングに参入
この間全国Eコマース協議会のセミナーで(有)スタイルビズ代表・村山らむねさんも言っておられたが、今年はドロップシッピング旋風が巻き起こる年になりそうですね。



アメーバーブログを運営している(株)サイバーエージェントさんが、100%子会社の(株)ストアファクトリーを設立し、ドロップシッピング事業に参入することを今日発表した(NIKKEI NETさんはドロップシッピングという語は使っておられませんが、同社のニュースリリースにはちゃんと書いてあります)。



アメブロさんは若いブログユーザーを多く抱えている。本気モードでガンガン売っていくタイプの客層よりは、遊び感覚でちょこっとドロップシッピング、というお客様を多く獲得する戦略で来るかもしれない。



しかし、いつも書いていることだけれども、チリも積もれば山となる、というのが、C2Cビジネスの最大の旨みなんですよね。



アメブロさん、ブログ仲間のブログを巡回している時にサーバがちょっと重いんじゃないかと感じる時があるのだが、その辺りの設備投資、大変だと思うけど、宜しくお願い致します。



追記:藤田社長のブログは、やはり面白いです。最近髪を短くされたようなんですが、短髪もカッコイイ
 2006/06/21 17:54  この記事のURL  /  コメント(2)  / トラックバック(1)

Wikipedia(ウィキペディア)は日米読み比べをお勧めします
Wikipedia(ウィキペディア)というサイトをご覧になったことがあるだろうか?



最近流行りのWeb2.0がらみの本の中でも必ず引き合いに出されているが、wikiというサイトの共同執筆システムを使った、いわばネット上の巨大な百科事典だ。



このWikipedia、時々刻々読者の中で心ある方々が加筆・修正してよりよい内容の事典を作り上げていくという、「現在進行形」の事典であるところが面白い。



ただ、ファッション関連に関しては、根本的に執筆者の数が少ないためだと思うが、Wikipedia日本版に取り上げられている語彙の数は、まだまだ物足りない、といった感じですね。そんなこと言ったら、「お前も書け」と怒られそうなんだけど。



エキサイトismウィキ」の語彙数も、平成18年6月19日(月)午後11時半の時点で、たった355だ。さくらが敬愛する井上和美編集長がやっておられる「週刊ファッション情報」さんや、「ファショコン通信」さんのような、老舗系のホームページの方が、現状では圧倒的に中身が濃いと思います。



ただ、wikiは、皆の叡智を結集して信用のおける情報を練り上げておくところに価値があると思う。我こそはと思わん方は、後世の方々のために、そして何より、自分自身の勉強のために、ネット百科事典作りにご協力なさってはいかがだろうか?



もう1つ、私が日頃から心がけていることを書こう。現時点ではファッションに関しても流通やITに関しても、全般的に日本版のWikipediaよりはアメリカ版のWikipediaの方が中身が充実していることが多いと思うので・・・(例として、例えばこの日本版アメリカ版の「三宅一生」という語の解説を読み比べて頂きたい)。



知識の幅を広げ、正確さを期すためには、英語の読める方は勉強も兼ねて英語版と日本語版を読み比べてみられることをお勧めします。
 2006/06/19 23:37  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(1)

経済産業省主導で“日の丸検索エンジン”開発へ
経産省主導で検索エンジン開発のコンソーシアムが発足、グーグル独占に危機感」(2006年6月16日IT Pro)



・ ・ ・ 。



正直、経済産業省が手を出した事業って、これまであんまりうまく行っていないんじゃないか、というのが、さくらの感想です。某「東○レ」と同じで、衰退産業、競争力がなくなったから介入しやすくなった、というのが実態だと思うんですが(笑)。3セク職員の私が、そんなこと言えた立場じゃないんだけどね。



とは言え、YahooとGoogleにこの分野を独占されっぱなし、というのは、問題があることは事実。日本の場合、アメリカに対して競争力の高いケータイの分野での検索エンジン、という事業ドメインもあると思うしね。



ちなみに、お隣の中国では、Baido(百度)が頑張っている。今月13日付けのIT Proに、野村総合研究所流通アジアプロジェクト室の肖宇生氏が、「中国のグーグル『百度(バイドゥ)』の実力」の前編を寄稿しておられたが、驚いたのは、Baidoは中国全土の代理店を駆使して検索結果を入札にかけ、金額の高い入札者のサイトを上位に表示する仕組みを作り上げているとか。その上、手数料までがっちりもらっているそうである。



こんなところにも、わがファッション業界でおなじみの、代理店(代理商)という言葉が出てくるとは、仰天である。



最先端のテクノロジーと、アナログの泥臭い地域密着型のビジネスモデルが合体し、しかも中国政府という後ろ盾まで得ている。ここに食い込むのは、GoogleやYahooと言えども、相当に困難だろうなぁ、という気がする。



日の丸検索エンジンの成功も、ひょっとしたら外資をなかなか寄せ付けない日本の流通業ならではの細やかさとか、地域密着の発想を取り入れれば夢ではなくなるかもしれないと、ふと思った。技術開発も大切なんですが、マーケティング、収益モデルをどう組み立てるのかという発想も、重要ですよね。


 2006/06/17 00:11  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(1)

“新聞2.0”、産経新聞社の「iza(イザ!)」
オーマイニュースの日本版の立ち上げが話題になっているが、既存の新聞社もまだまだ捨てたもんじゃないな、と思わせてくれるサイトが立ち上がった。



産経新聞社の「iza(イザ!)」だ。



このサイトの特徴は、ニュースを一方的に紹介するだけでなく、大人数(現時点では62名)の記者によるブログを一挙に掲載していること、そして、読者もそのブログにコメントやトラックバックをつけたり、サイト内に自分のブログを開設できる点にある。



参加している新聞が、産経新聞だけでなく、サンケイスポーツ、フジサンケイリビングアイ、夕刊フジの4紙なので、ニュース自体も硬軟取り混ぜた幅広い層に好まれる内容になっているが、記者ブログは更に凄い。



ジャーナリストとして著名な、産経新聞ソウル支局長兼論説委員の黒田勝弘氏がポールポジションを取っておられるのは予め予想がつくことだったが、整理部の記者さんや、競馬、阪神取材班などのスポーツ担当、カメラマン、果ては、芸能カルチャーから、「自慰マン」氏(この方に関しては例外的に匿名を認められたのも、粋なはからいだと思います)によるフーゾクネタまで百花繚乱。まさに、グループの総力を挙げて取り組んでおられるようだ。



早速、幾つかのブログを読んで見たが、さすがですね。一般紙の記者さんって、やはり、問題意識が高いし、取材すること、書くことに対する情熱が強いなぁ、と思います。そして、いい意味で非常にねちっこい。



こういう「熱」に、引きこまれる読者は、必ず出てきますよ。個々の記者さんにファンがついてくるでしょうね。また、読者ブログの中からも、ブログジャーナリストに相応しいような人材がどんどん出てくるのでは?



正直、これまで出てきていた毎朝読3紙のSNS、まいまいくらぶ、アスパラ、yorimoは、登録する気も起きなかったんですが、izaは面白そうなので時々チェックしてみたいと思います。
 2006/06/15 23:27  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(3)

アマゾン・ジャパンの「e託販売サービス」
アマゾン・ジャパンが、「e託販売サービス」という新サービスを開始した(「NIKKEI NET」のニュースもどうぞ)。



中小出版社やインディーズ(独立系)音楽レーベルの作品を1、2点からでも受託販売するとのこと。利用料は、年間9,000円で、アマゾンは販売代金の40%のマージンを得るそうだ。



ネットならではのロングテールを狙った典型的なビジネスモデルだ。1つ1つの売り上げは極小でも、チリも積もれば山となる。



中小出版社やインディーズレーベルなど、当初は小規模な法人を対象としたビジネスとしてスタートするが、将来的には自主出版やアマチュアバンドなど個人へのサービス拡大を目指しているとのこと。



B2Cではなく、いずれはオークションサイトのようなC2Cビジネスも狙っていく、ということなんですよ。C2Cって、実は非常にオイシイ市場。



特に今度アマゾン・ジャパンさんが参入する自主出版とか、自主音楽制作の分野っていうのは、売り手は採算度外視、コストパフォーマンスを無視した情熱を注ぎ込んでいる分野だし、そういう「インディーズ」に熱中するファン層、買い手というのもまた、世の中からなくなることはない。



第三者から見てどうでもいい(と言っては非常に失礼なのだが)ような作品にも、意外な高値が付く世界だ。



その、小さなとかげのしっぽを寄せ集めれば、結構な売り上げになることは間違いない。



これはしかし、ネット上の強大なシステムと、それときっちり連動した巨大な物流センターなくしては成り立ちえぬビジネス。現状の日本企業で、この分野に参入できる可能性のあるところを挙げるとしたら、やはり、Yahooさんと楽天さんくらいはひょっとしたら、と思えてくるのだが・・・。



在庫を委託で預かり、しかも預かる適性量を予測できる力があるのは、amazon.co.jpしかないんですよね。ショッピングモールやオークションサイトと、アマゾンさんの書籍販売は、仕組みが違うので。

 
 2006/06/12 21:48  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(1)

滝井秀典著『1億稼ぐ「検索キーワード」の見つけ方』(PHP研究所刊、定価1,300円+税)
滝井秀典著『1億稼ぐ「検索キーワード」の見つけ方』(PHP研究所刊、定価1,300円+税)は、極端な本だ。



だが、この本は、B2B、B2Cのネット販売の本質をズバリついている。



代表的な例が、「アフィリエイトの問題点は顧客名簿が入手できない」ということをはっきりと書いておられること。顧客名簿は、商売のキモである。これが入手できない仕組みの中で本気になることの怖さ。「アフィリエイトで買っているのは実はアフィリエイター自身」だということまでちゃんと書いておられたが、私も全く同感である。アフィリエイトは趣味でやるのなら非常に楽しいんですが、一般ピープルはそれでご飯を食べようなんて思ってはイケマセン(笑)。



この本に書いてあることは、「ニーズのない商材=検索エンジンで検索されないキーワードは売れない」ということである。そして、世の中に、商材を作ったり用意してしまってから、「これが何とか売れないか」ということを考え出す人があまりにも多いということを嘆いておられる。



本当は逆なのだ。切実なニーズがあるのに、世の中にまだ少ない商材、また、あってもネットで情報発信されていない商材、それを手掛ければきっちりと儲けは出る。どのくらい潜在的な需要があるかをきちっと調べてからネット上に打って出よう、Yahooの「キーワードアドバイスツール」を使えば予測は可能である、というのが、本書の趣意である。



この本には、雑貨やアパレルなどの「ウォンツ商材」はキーワード検索に向かない、検索連動型広告を出しても1点単価が低いので広告費が吸収しにくい、ネット販売するとしても楽天さんなどのようなプッシュ販促を行うショッピングモールに出店した方が良い、とはっきり書かれている。



それは一面正しいのだが、雑貨やアパレルの分野にもニッチキーワードはもちろんある。それから、ノウハウの体得やそれこそ顧客名簿の取得のことを考えると自前サイトを作ることはやはり必要で、一定以上投資できるのならば自前サイト+ショッピングモールの2面作戦を取るのが理想的だろう。また、リアル店舗で獲得した顧客とのコミュニケーションの場としてネットやケータイのサイトを活用することも考えられる。



滝井氏の主張程議論を単純化してしまうことは出来ないと思うのだが、ネット販売の根本的な原理原則をまずは知りたい、という方は、読んでおいて損はない本だろう。
 2006/06/11 22:52  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(1)

ファイルサイズ計測ツール
6月9日付けのこのブログのエントリ「ネットショップにもVMDってあるの?」でご紹介したサイト住太陽氏の「SEO検索エンジン最適化」に出ていたお役立ち情報をもう1つ。



それがコレ。「ファイルサイズ計測ツール」だ。



早速私の3つのブログのファイルサイズを計測してみたら、次のような結果が出た(トップページのドキュメントサイズを比較)。



「両国さくらの☆ネットでファッション☆」・・・94.84KB
「新・両国さくらのファッション・イン・ファッション(Fashion in Fashion)」・・・32.42KB
「両国さくらのファッション・イン・ファッション(Fashion in Fashion)」・・・38.00KB



実は、このような結果はある程度事前に予想していた。というのは、「両国さくらの☆ネットでファッション☆」ではトップページに30回分のエントリが掲載される設定になっているが、「新・両国さくらのファッション・イン・ファッション(Fashion in Fashion)」は3回分、「両国さくらのファッション・イン・ファッション(Fashion in Fashion)」は7回分に私自身が設定していたからである。



つい3、4年前までは、ISDN利用者がまだまだ多かったため、トップページのファイルサイズは100KB以下にした方が良い、ということが言われていた。



現在はそのようなことはあまり言われなくなったが、ネット通販サイトの場合は画像を沢山使用するため、ファイルサイズの問題は常に意識しておく必要があるだろう。特にファッション系通販は、食品系の単品通販などに比べてどうしてもアイテム数や画像の数が多くなるケースが多いですからね。
 2006/06/10 23:21  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(1)

総務省メールのてん末
一昨日このブログでご紹介した、「9日に総務省が最大2,000万人にネットセキュリティを促すメールを送信する」という件だが・・・。



さくらの自宅のパソコンには、9日の未明、午前1時17分に、それらしきものが早くも送られて来た。



但し、発信元はプロバイダのOCNさん。件名も「OCNからのお知らせ【総務省竹中大臣からの情報セキュリティ対策のお願い】」となっており・・・。



本文は、「このメールは、OCNへお申し込みの際にサービス情報メールの配信を承諾いただいたお客様にお送りしています。」という一文から始まっている。



文面も、総務省が書いたものをそのまま転載する体裁ではなく、OCNさんがオリジナルで書き直されたような内容だ。リンクも、直ぐに総務省のホームページには飛ばさず、一旦OCNのこのページに到達する形になっている。



確かに、私はいつもOCNのメルマガを受け取ることを承認しており、こういう方法ならば個人情報保護、オプトインという問題には抵触しないだろう。さくら的には、こういうやり方ならば納得は出来るな、と思いました。



但し、それでも、「これは一種のスパムメールではないか」という見方も成り立ちうるとも思うけどね。



ちなみに、会社のメールアドレスには、私はプロバイダからのお知らせメールを受け取る設定にはしていないので、想像通り総務省からのメッセージを含んだメールは今日の夕刻午後7時くらいまでの間には届くことはなかったです。
 2006/06/10 00:01  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(2)

ネットショップにもVMDってあるの?
私が個人でやっているブログ「新・両国さくらのファッション・イン・ファッション(Fashion in Fashion)」の今日のエントリ「VMDでショップがみるみる変わる」を書きながら、ふと、「ネット店舗にもVMDってあるんだろうか?」と考えてしまった。



たぶん、リアル店舗で言うところの、VMD(ヴィジュアル・マーチャンダイジング)に近いのは、ネット店舗では、サイト設計とページ構造、ではないかと私は思っている。前にも書いたが、見た目のデザインの良さ、ではないんですよ。



「サイト設計って何?」「ページ構造って何?」と言う方、こちらの「SEO検索エンジン最適化」のサイトの「整理された情報の提供」という解説がわかりやすくて参考になると思います。



 2006/06/09 00:36  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(1)

総務省の2000万人メール送信に異議あり
総務省が9日に、最大2,000万人にネットセキュリティの重要性を呼びかけるメールを送信するらしいが・・・。

SFJソリューションズ株式会社の川上暁生さんがFPNに投稿しておられたご意見に、さくらも賛成なんですよ。

2,000万人の個人情報、国だから自由に入手して良い、という理屈に納得が行かないんですよね。

もち、さくらは3セクの職員なんで、国や地方公共団体さんが個人情報保護法の対象外だってことは知っております。むしろ、行政は情報公開法の対象下にあって、国民や住民が求める情報を必要以上に隠すことはできず、むしろ積極的に公開しなさい、という立場にあるってことも。

しかし、そういう情報公開の場合と、今回のような事例は、一緒にはならないと思うんですよね。

総務省のホームページでの告知、マスメディアやネットニュースでのPR、地方自治体や商工会議所、商工会、業種別組合経由の広報活動、学校での教育等では足りないのだろうか?

それこそ、ネットセキュリティ専門の総務省ブログを作られたって良いと思うし。そこにIT関連の著名人やネットの世界で有名なブロガーなどに参画してもらえば、かなりの話題になる筈だ。

それでは足りない、もっともっと津々浦々にまで知らしめたいというのなら、企業さんは営業活動のため自社の電話番号、FAX番号、代表のメールアドレスを公表しておられるのだから、企業宛にメールやFAXを送る、という風にされれば良いと思うのだが・・・。

皆さんはどのように思われますか?
 2006/06/07 00:00  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(1)

B2CもB2Bも日本とアメリカは大きく違う
今日、平成18年度IT経営百撰に関する募集要項を読み返していたら・・・。



ジャーナリストで、IT経営応援隊IT経営百撰選考委員会委員長・上村孝樹さんが執筆された参考資料(「経営改革、ビジネス戦略、ITの高度活用に関する参考資料」)のファイルの中に、興味深い記述があった。



日本型のBtoCは取引額の拡大よりも継続性と付加価値を重視する

のれんに見られるビジネスのノウハウを全面に出す

日米BtoB(企業間取引)企画

米国:オープンで取引コストの極小化を狙うー典型的モデル:マーケットプライス

日本:ユーザーの満足度を高めるー典型的モデル:購買代理型(ミスミ、アスクル)

日本:継続的なビジネスの成功を狙うー典型的モデル:企業間にまたがる情報共有



ご紹介した分析の内容は、私の周りにおられる中小企業の成功事例と照らしあわすと、すごく納得がいく。

日本人は、その時その時、一番最適な取引先を探す、というのはちょっと苦手。「つながり」を大事にするのだ。

ネットの世界でも同じこと。日本の企業さんと商売するときは、リアルでの「つながり」を作る時と同じ気持ちでやっていくことが大切だと思う。

どうしたらお得意先に喜んで頂けるか、どうしたらお客様に喜んで頂けるか、そのことを考えて考えて考え抜いて、そして行動し、間違ったな、と思ったらすぐ修正する、その繰り返しが大切なんですよね。



IT経営百撰、今年度は「100」社ではなく、約「300」社を選考する見通しだとか。6月30日が応募の締切なので、我こそはと思われるファッション系の中小企業の皆様、是非チャレンジなさってみてはいかがでしょうか?
 2006/06/05 23:23  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(1)

お勧め本『必携!ネットショップ構築標準ガイド』
平山泰朗著『必携!ネットショップ構築標準ガイド』は、NPO法人全国Eコマース協議会さんが2004年1月から開始した「グッドデザインショップ認定」の認定基準に沿って書かれた本だ。







ネット販売のショップを開設する際、往々にして陥りやすい間違いが、見た目のデザインの美しさには拘っているが、そのサイトがお客様から見て本当に見やすく、動き回りやすく、買い易いサイトになっていない、ということ。



この本には、そういう間違いを犯さないためにチェックすべきポイントが記されている。この本を手元に置いて、自分のサイトを常に客観的な目で見直す、ということは大切なことだと思いますね。



ファッション業界の場合は、ターゲットや価格帯にもよるが、他のジャンルと違って、見た目のセンスの良さというのももちろん無視しがたい世界だ。しかし、ネット通販の基本をまずは押さえた上で、そこから応用していった方が進化は早いと思う。



リアルの店舗販売の世界にショップデザインやVMDの基本的ルールが存在するように、既にネットの世界でも現状のインターネット環境のレベルに応じたショップの基本設計のルールは確立されている。「小学6年生が見てもわかりやすいサイトを」という同書の主張には、頷けるところが大きいですね。



これまで独学でやってこられた方、これからネットショップを開設されたい方、自店に自信のある方にもそうでない方にも、非常に役にたつ本だと思います。
 2006/06/04 22:21  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(1)

マウスも磨耗す?
さっき、ブログを書こうとして突然気付いてしまった・・・。

自宅のパソコン(PC)につないでいるELECOMのマウスの、向かって右脇の部分が、白く削られたようになって光っているのだ。

「マ、マウスが、ちびている」(注:「ちびている」は、岡山弁かも?意味は、「磨耗している」、ということである)。

磨耗している部分は、私の右手のひらの腹の部分が当たるところだ。ちょうどマウスを包み込むようにして固定する部分だから、どうしても一番消耗しやすいのだろう。

よくよく見ると、向かって右上の、ちょうど中指が当たる部分と、同左脇の右手親指の付け根の下が当たる部分も、擦り切れたように白くなってしまっている。

このマウスを購入したのはパソコンと同時期、2年1か月程前で、そんなに時間は経過していないように思うが、毎日毎日ブログを書く前にかなりの数のサイトを検索する度にマウスを握り締めて使っていたので、傷むのが早かったのかもしれない。

という訳で、PC周りのパーツでは他にもいろいろ買いたいものがあるのだが、マウスもそろそろ探し始めねば、と思った次第である。

ということで、今日は少しマウスに関するうんちくを。

「ボールマウス」「光学式マウス」のどちらかを使っておられる方が多いと思う。画面の読み取り方の違いによる分類だが、動かしやすく掃除もいらないのが後者。現在は後者をお使いの方が多いのではなかろうか。

今日初めて知ったのだが、2004年からは、特殊なマテリアルの上で動かすためのレーザー方式のマウスも開発されているようだ。

別の分類方法では、有線のマウスとワイヤレスマウス、というのもある。後者は国内メーカーのものだと電池を入れないといけないのがちょっと面倒だが、動かしやすさでは有線のマウスに勝っているかな、と、人様の持ち物を使わせて頂いた印象では感じています。
 2006/06/03 23:02  この記事のURL  /  コメント(6)  / トラックバック(1)

ソースネクストのデータ消去ソフト&セキュリティ対策ソフト
さっき、ニュースサイトを見ていたら、ソースネクストさんがパソコンのデータ消去ソフトを発売した、というニュースが出ていた。



「驚速データ消去」という商品名で、価格は1,980円!やはり、格安ですね。


同社のソフトを私は会社と自宅で2種類程使っているんですが、とにかく安いのがウレシイ。
その分、製本されたマニュアルがついていなかったり(マニュアルはネット上からダウンロードできます)、機能がかなり絞り込まれている、というのはあるけれど・・・。


「ようわからんけど、まずはAに関するソフトを試したい」という初心者の方には、この圧倒的な安さがちょうど良いと思います。

使ってみて、もっと高機能なものが欲しい、と思ったら、変えれば良いのだから。


ソースネクストさんは、先月末に、最初に3,780円を出して購入した後は10年間に亘って年間更新料ゼロ!という、驚くべき太っ腹のセキュリティ対策ソフト「ウイルスセキュリティZERO」も出して話題を呼んでいた。やはり、要チェキの企業さんです。
 2006/06/03 00:22  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(1)

ブログの引っ越し作業、かなり大変です
楽天広場さんで個人的にやっていたブログ「両国さくらのファッション・イン・ファッション(Fashion in Fashion)」を、今日からココログさんの「新・両国さくらのファッション・イン・ファッション(Fashion in Fashion)」に移転リニューアル・・・。



する予定なんですけど、まだ、やってまへん。

(この後、書きますんで・・・)m(__)m



リアルで会社や個人の自宅を移転する、というのもかなり大変なのだが、本腰を入れてサイトを作っている場合、こちらのお引っ越しというのも、実は相当に労力がいるんですよね。



今日、To Do Listを作成したのだが、やらなければならないことは結構ある。



私は今回は過去ログそのものは移転せずそのまま楽天さんの方に置いておくつもりなので、その作業はないのだが・・・。


・旧ブログ上への移転告知の掲載
・eメールの電子署名の変更
・ネット上でしか交流のない友人、知人への告知
・リンク集の新ブログへの移動
・ファッション系の有力サイトに、新ブログを掲載してもらうための依頼メール送信
・ブログランキングサイトの登録変更
・リアルでの取引先、友人、知人等への告知
・新しいURLの入った名刺の印刷、等々



・・・なかなか進みませんが、今日は電子署名の変更だけは残業中に何とか行いました。



ちなみに、仕事でいろいろな方からメールを頂くことが多いのだが、今尚電子署名をつけておられない方が結構いらっしゃいますね。

良い機会なので、ここで電子署名のつけ方をご紹介しておこう。このサイトにちゃんと出ています(Outlook Expressをお使いの方向けです。ベッキーやユードラなんかを使っておられる方はネット中級者以上だろうから自分でやってチョ・・・笑)。



それから、電子署名をつけておられる場合でも、氏名と会社名、部署名、肩書き、会社住所、ケータイ番号、電話番号、FAX番号、ホームページURL、メールアドレス等々最低限の情報しか書いておられない方、そういう方がまだまだ大多数だと思うのだが・・・。

せっかく自社と自分をPRできる良い機会なのに、もったいないですよね。
自社ブログや、個人ブログのURLを貼って、お取引先の方にご覧頂くと良いのでは?



さくらは最近は、ネット販売をやっておられるようなネットに強い方をお会いする時は、必ずその方のブログを事前に読むようにしております。「ブログ見たよ」が、会話のとっかかりになるんですよね。



もう一丁、会社名の1行上に、ひとことだけキャッチコピーを載せるのも、効きますネ
私は良く、わが社でやっているセミナーや語学講座のPR、例えば「中国語会話 謝謝 あと1席です。お申込みはお早めにどうぞ!!」といったコピーを入れております。



広報宣伝活動というと、予算を大きく取って雑誌や新聞に掲載して、なんて大げさなものを想像される方も多いと思うが、こういう地道な、クチコミを喚起するような努力も大切なんですよね。









 2006/06/01 23:00  この記事のURL  /  コメント(0)  / トラックバック(0)

QRコード
アパレル業界の情報満載の「アパレル携帯版」
右のQRコードで読み取ってアクセスしてください。こちらからも自分の携帯URLを送れます。 QRコード
2006年06月
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30
プロフィール

岡山大学法学部卒、(財)ファッション産業人材育成機構・IFIビジネススクールマスターコース中退。高級婦人服専門店の百貨店インショップの販売員、日本繊維新聞中国支局(岡山)記者を経て、現在は東京・両国にあるファッション関連企業の支援機関の職員として、地元を飛び回る日々を過ごしております。
趣味:読書、ネット&ケータイサーフィン、婦人服のショップを見て回ること、美術館巡り、ヨガetc.,

カテゴリアーカイブ
最新記事
月別アーカイブ
最新コメント
uenana
旅×デジタル×ルイ・ヴィトン (2008年06月14日)
×無
ヤフージャパン様にお願いです (2008年06月13日)
最新トラックバック
dmファンクラブ (2008年03月31日)
ユニクロ情報館 (2008年02月28日)
企業 間 取引サイト (2008年02月25日)
ディズニーの... (2008年01月23日)

powered by Buzzurl

リンク集

http://apalog.com/sakura/index1_0.rdf
更新順ブログ一覧