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モバイル関連のニュースに気を取られ、うっかりしていたが、この「アパログ」の運営者でもあるアパレルウェブさんが7月31日に、アパレルのB2Bサイト「アパレルネット」と、テキスタイルのB2Bサイト「テキスタイルネット」を同時にグランドオープンさせた。 千金楽社長、スタッフの皆様、おめでとうございます!! 「アパレルネット」に関しては、先行する他社B2Bサイトで有力な企業さんが何社も存在する中、感度の高いブランドにターゲットを定めるという思い切った戦略を取られたところを評価したい。 新聞紙上で千金楽社長が語っておられた通り、この辺がわが業界内ではネットに対する抵抗感が一番強いゾーンなので、説得が結構大変だったのではないかと推察できる。 それに対し、一部招待状制を取り入れ、臨機応変に対応する仕組みを確立されたことが、メーカー側の参加を得られたポイントになっているのではないだろうか。 一方、テキスタイルネットの方は、既に業界の有力どころが揃っており、需要減に苦労しておられるコンバーターさん達の間で「少しでもコストダウンと受注増につながれば」という期待感が強いのではないかという空気があるのが伺える。 元々自前のB2Bサイトを手掛けておられたサンウェルさんとテクスタイルデポさんの名前が見られるのにも、びっくりしました。 これだけの社数が揃えば、定番の在庫生地を日本でネット上から発注→中国の倉庫から中国の縫製工場に配送し即生産→1週間で納品、という形で、店頭の売れ筋の追加フォローが可能になるだろう。 それは、成長途上にある小規模なアパレルにとっては非常に魅力だし・・・。 逆に、近い将来は、日本の高い生地を欧米や中国を中心とするアジアのアパレルに輸出、というビジネスモデルに進化する可能性も高い。 さっき、調べ物をしていて、日本のある通販企業さんが中国のB2Bサイト・アリババドットコムに書き込みをしていることに気づいて、「そういう時代なんだよな」と思ったばかりだったのだが・・・。 「テキスタイルネット」に関していうと、品質やデリバリに一定水準以上のレベルを求めるという、日本流のルールに基づいたB2Bサイトが、質で量に対抗する仕組みを今の時期にきちんと確立したことによって、何もかも海外の大規模サイトと大企業にイニシアティブを握られ、日本のアパレル業界が根底から崩れていく(中国など海外企業中心に回る仕組みに転換する)のを、一定程度は防ぐことにつながっていくのではないかという、一抹の安堵感すら覚えたのであった・・・。 (といいつつ、全体的には、最早明るい展望は極めて少ないと私は思っているんですけどね)。 |




