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(株)もしもの、ドロップシッピング会議
先日、個人ブログの「新・両国さくらのファッション・イン・ファッション(Fashion in Fashion)」に、(株)もしもの嶋田さんという方からお誘いの書き込みを頂いたので、早速、「ドロップシッピング会議(ドロップシッピングって何?徹底解決DS会議)」に参加してきました。



この会議は、昨日今日と4回に亘って開催されているのだが、私が参加したのは昨日の午後5時からの回。最近本業の方もせっぱつまってバタバタしていたので、約50分遅刻してしまい、ドロップシッピングの専門家である古川健介氏毛塚智彦氏のセミナーは聴講できず残念だった。たぶん他の参加者の方もブログに感想やレポートをアップして下さるだろうからそれを楽しみにしているのだが…。



メインイベントの、(株)もしも代表取締役・実藤裕史さんのプレゼンテーションは聞くことが出来た。同社が8月17日にスタートする新サービス「もしもドロップシッピング」の概要は、次の通りである。



1.ドンキホーテの実店舗で販売しておられる商品は全て取り扱うことが出来る。ネット上には立ち上げの段階で商品掲載する点数は約3,000点だが、それ以外の商品でも、「店頭にあるアレをお勧めしたい」というメールを送れば、取り扱いは可能。

2.参加社数は、ドンキホーテ以外に現時点で10社程度。今後増やしていく。商品掲載点数も、3,000点から、年内には20,000点にまで増やす。

3.顧客からの受注、クレームに関するやりとりは、全て(株)もしもが代行する。「特定商取引に関する法律」上の通販業者としての表示も、(株)もしもの名前を掲載すればよい。参加者は、ネット上に個人情報を明かさなくてもよい。

4.参加形態は、従来のアフィリエイト同様に商品タグを貼るだけでよい方式と、(株)もしもの用意する簡易的にECサイトが作成できるソフトを使ってHPを作成し同社のショッピングモールに参加する形の2方式。

5.顧客の個人情報は一切参加者には公開しないが、顧客の属性情報(性別、年齢、居住地域等々)は参加者に渡すので、それは参考にしてマーケティングできる。

6.メールマガジンを簡単に発行できる仕組みを作る。自分がドロップシッピングで売った方全員に対してでも、あるセグメント化された客層に対してでも、いずれへのメルマガ発行も可能(5を参照のこと)。



質問してみたのだが、バック在庫の量については、参加者には公開されない、とのことだ。その代わり、「在庫は切らさずに品薄になったらすぐに補充するようにします」(実藤社長)とのことだったのだが、もしそれがホントならば、「在庫僅少!」なんて売り方は「もしもドロップシッピング」では理論上はありえないことになっちゃいますねぇ(ちょっと意地悪ですね、ゴメンナサイ)。



実藤社長は、プレゼンの冒頭で、「当社のドロップシッピングは、アフィリエイトとドロップシッピングのハイブリッド型」と発言しておられたが、その言葉通り、もしもドロップシッピングさんの良さは、ネット通販に課せられた法的義務とかお客様とのやりとりとか、面倒な責任を(株)もしもが肩代わりしてくれるので、気軽に参加できる、というところにあると思う。



いろいろなアフィリエイターさん達のブログにはドロップシッピングに関する不安を述べておられるものがかなりあった(特にママさんアフィリエイターなど)が、これならばアフィリエイトと変わらない感覚で始められますよ。



ドンキさんの楽しい商品が売れる、という魅力もありますしね。さくらも思わず、「トンキホーテ両国店」を開店しようかと思いましたから(ブヒーッ)。



但し、リスクが少ない分、荒利益率も少ない。10〜20%ということだが、この程度ならば、アフィエイトでもそれくらいの荒利を取れる商材はある。わざやる意味はあるのか、と思われる向きもあるだろう。



これまでのアフィリエイトに満足できなかったアフィリエイターさん達の中には、実名を明かしても顧客名簿を手に入れたい、本気で商売をやってみたい、という方も少数かもしれないがいらっしゃるように思う。顧客名簿は商売のキモ。この仕組みでは、(株)もしもさん側にはそういう情報がどんどん集まるようになっているのでメリットは大きいんですけどね。



それから、ドンキホーテさんと(株)もしもさんの契約は、モノポリではない筈なんですよね。実は、(株)もしもの親会社、ネットプライスさんがドロップシッピングのアイデアを出す前に、既にドンキホーテさんは先にecosecという会社を設立して自社商品を他社にドロップシッピングさせる、という仕組みを発表しておられたのだ。ネットプライスさんがそれに手を上げた、ということなのだろうが、もし今後他にも参画する企業さんが出てくると、バッティングの問題が発生する。



当初の掲載写真点数の3,000点というのは、リアルのリテイルビジネスに詳しい人間ならば、コンビニさんの店頭在庫点数とほぼ同じ、ということがひらめくと思う。まだまだ少ないですよね。



しかし、「ちびギャザ」などのアイデア溢れるビジネスモデルを確立したネットプライスさんが、既存のアフィリエイトプログラム提供企業さんに混じって、アメリカ発のドロップシッピングという新規市場にいち早く参入されたということは、高く評価できると思う。はじめての方にもわかりやすく、そして、同社の強みである「楽しさ」を皆が共有できる工夫がなされると、ファンがついてくるのではないだろうか。荒利の高さではなく、そういう付加価値の部分で勝負された方が強みが発揮できるのではないかと私は思いました。



後は、無料ブログサービスを提供している会社さんとの提携、でしょう。頑張って下さい!
 2006/08/06 19:31  この記事のURL  /  コメント(2)  / トラックバック(0)

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プロフィール

岡山大学法学部卒、(財)ファッション産業人材育成機構・IFIビジネススクールマスターコース中退。高級婦人服専門店の百貨店インショップの販売員、日本繊維新聞中国支局(岡山)記者を経て、現在は東京・両国にあるファッション関連企業の支援機関の職員として、地元を飛び回る日々を過ごしております。
趣味:読書、ネット&ケータイサーフィン、婦人服のショップを見て回ること、美術館巡り、ヨガetc.,

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